プラハの街をうろうろしていると、国民劇場の前でオーケストラのお兄さんたちがコンサートの案内をしていました。せっかくだしなんか見ていこうかとネットを見ていたところ、プラハ国立歌劇場で「蝶々婦人」が上演しているようです。しかも、前日にも関わらず空きがある。
はじめて知ったのですが、蝶々婦人ことマダム・バタフライは日本を舞台にした作品だそうで、これも縁かとチケット購入。64ユーロということで約7,300円。ネットで簡単に購入できました。利用したのはヨーロッパチケットというサイト。公演、席種を選択してカードで決済できます。メールで届いたPDFチケットに記された席は「Place Groud floor / Row 2 left / Seat 1」と記載されていますが、正直どの辺の席なんかよくわからない。。。
で、当日。どんな服装でいけばいいのやら、ネットで調べるとカジュアルな格好の人もいますよとかいう感じなんで、服装は迷ったあげく、いちおう下はジーパンだがジャケット着用で向かう。
プラハ国立歌劇場
【歌劇場に入る】
開始時間に間に合わなかったので入れるか不安になりつつも、受付のおばちゃんにチケットを見せると、上演が始まってるから休憩時間まで上の階で見てくださいと言われる。ひたすら階段を上へ上へと昇っていくとまたおばちゃん。チケットを見せるとどうぞ中へと促される。入ったところは最上階。これはこれでいいじゃない。ということで休憩までここで立ち見。
1時間ほどの上演で一旦休憩に入ったので本来の席へ向かう。チケットに席番号が記されているもののイマイチ場所がわからない。係りの人にたずねると案内されたのが前から2番目の席。おー、「Row 2」は前列から2番目で「Row left」が左から「Seat 1」が1番目ということで前列2番目の左から1番目の席って意味だったのです。いや、前日予約でこんないい席当たるとはラッキー。
さきほどは上から見下ろした劇場を今度は下から見上げてみる。左右には個室というかボックス席が。ロイヤルシート的な感じの席もあり素敵。
1階の座席の前には地下に潜るような感じでオーケストラのスペースになってて、音楽家の人たちが談笑中。ちなみにこのスペースは席に座ると見えない。
半地下に並ぶオーケストラは上演中は見えない
さすがに1階席とかサイドのボックス席はみんなおしゃれに着飾ってるので、ジャケット着用で正解でした。とはいえ、3階席とかはけっこうカジュアルな恰好の人も大勢いたので、座る席によって選ぶ服装は変わってくるかも。1階席は休憩時間にロビーでシャンパン片手にってな感じなんで、カジュアルな格好は少し恥ずかしいかも。
【見る価値はあるか】
この手のオペラは海外公演という形で日本でも上演されていますが、会場の雰囲気とかはやはり現地でないと味わえない。チケットの値段も現地で見たほうがお手頃ですし。プラハ国立歌劇場は建物自体が素晴らしい。お客さんも含めて豪華な雰囲気は中世にタイムスリップしたような感覚を味わえます。このあたりは東京の公演では体験できない。オススメです。
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