実家の庭に野良猫が頻繁に出入りしているようです。日当たりのよい駐車場あたりがたまり場になっているのかフンが多数転がっています。猫屋敷になっても困るので対策することに。
AliExpressで猫よけ用のセンサー式スプリンクラーを入手しました。PIRセンサー搭載で、スプリンクラーの前を通ると自動で水が噴射されて野良猫びっくりという仕組みです。果たして効果はあるのか、検証していきましょう。
【生態調査】
まずは野良猫の生態調査から。野良猫と断定しましたが、タヌキなど他の動物による可能性も考えられます。以前レビューした2000円の格安赤外線カメラを設置して、庭のうんちの犯人が誰なのかを調査しておきましょう。
カメラは24時間録画で、動体を検知するとスマホに通知が届く仕組みです。ただ、屋外だと葉っぱの動き程度でも反応するためあまり実用的ではありません。
ということで、動物の侵入時間を検知できるよう、モーションセンサーを使ってTuyaアプリと連携します(※Tuya/Smart Lifeアプリについては過去記事を参照ください)。Radar(能動型マイクロ波レーダー)タイプのセンサーを新たに入手です。
1300円と安価ですが温度や湿度も記録してくれる優れものです。
従来タイプのPIR(Passive InfraRed)センサーは動物の体温を赤外線で感知する仕組みのため、太陽光の影響で誤作動することが多いのが弱点です。
一方、Raderはセンサー自体が電波(ミリ波)を発射して、反射波の変化で動きや存在を検知します。屋外でも感度が高く、ガラス越しでも設置できるなど特長があります。ただ、反応速度はPIRより劣るので屋内の照明センサーにはPIRが有利なようです。
センサーの通知があった時刻の動画を確認したところ、野良猫の姿を捉えることができました。何匹かの野良猫が昼夜を問わず庭に出入りしているようです。
【猫よけグッズ】
状況が把握できたので、猫よけ対策に取り掛かることに。メジャーどころはガーデンバリアのような超音波タイプの猫よけ装置です。過去に使った経験では、取り付けてすぐは効果がありますが、数ヶ月で猫が慣れてしまうのが困りものです。
フマキラーの猫まわれ右びっくりスプレーも評判はよいですが、守備範囲が狭いのが難点です。スプレー缶は50回噴射で交換が必要で継続的にコストがかかるのも微妙かも。車の周りなどピンポイントの糞尿対策には使えるでしょうか。
【センサー式スプリンクラー】
ということで、AliExpressでセンサー式スプリンクラーを購入です。ソーラー充電できるものなど何種類かあるみたいですが、今回は安価でシンプルな単四電池タイプのものを選択です。
通常は7000円程度するみたいですが、新春セールで3854円で購入できました。
Amazonだと4400円程度(※中国からの発送)で入手できるみたいです。レビューを見た感じではPIRセンサー周りの初期不良がそれなりにあるようなので、返品しやすいAmazonで買ったほうが安心でしょうか。
水が出る箇所はこんな感じ。プラスチック製で全体的にチープな印象です。紫外線に当たる屋外での耐久性はどうでしょうか。
ダイヤルを回すと吐出角度を調整できます。田舎で水圧が高いため最小に設定しても5mほど水が出ます。
設置してみました。本体中央のPIRセンサーに反応して通水、上部から水を噴き出す仕組み。カチャカチャと音も鳴ります。
設置してみたところ問題点が。作りが雑なので継ぎ手のスキマから水漏れしています。Amazonのレビューを見ると同様の指摘が多いので個体差ではなさそう。
ホームセンターに売ってるシーリングテープを巻いて再チャレンジ。自宅に転がってたやつを使っているので余りぎみです。買うなら幅◯ミリくらいがよさそう。これで水漏れが止まりました。
通水してテストです。水の勢いがあるのでこれなら猫もびっくりするでしょう。
地面に刺すだけではかなり揺れるので、園芸用の支柱で固定してみました。
Amazonレビューを見るとプラスチックのパイプが水圧で破損するという情報もあったので念のため補強しておきます。
【実証実験】
人間の手にはしっかり反応しましたが、野良猫に効果はあるでしょうか。ここからは実証実験です。
屋外では、直射日光、風による葉の揺れ、動物、温度変化、虫、車などの影響で誤作動が起きやすいです。
昼間は部屋や屋外の温度が高くなりやすく、猫(体温約38〜39℃)と背景の温度差が小さくなります。PIRは「温度差の変化」を検知するので、差が小さいと反応しにくくなります。特に夏の昼間や日光が当たる場所で顕著です。
【まとめ】
ということで、まとめです。野良猫侵入防止用にPIRセンサー式スプリンクラーを取り付けてみました。ざっくり使ってみた感じでは効果あり。効果が持続するかは現時点では不明ですが、設置すれば野良猫の侵入をかなりの確率で防げます。
メリットとしては、水と音で威圧するので野良猫の侵入防止効果はかなり高いです。カラスなど鳥類にも効果ありです。超音波タイプよりは効果ありそう。あとは超音波型のように野良猫たちが慣れるかどうかですが、設置場所を定期的に変えると効果が持続するようです。
デメリットとしては、水道のある場所でないと使えないし、水を噴射するので人が通る場所や車周りでの使用には向かないあたりでしょうか。24時間稼働するので深夜に水が出たり、音が鳴るのも困りものです。
作動時間を指定できるモデルもあるので、こちらのほうが使い勝手はよいかも。ただ、Amazonのレビューを見ると評価がかなり低いのは気になります。



















