【レビュー】Xiaomi のカーボン製新型ドローン YI Erida



YI Technology から新型ドローン「YI Erida」が近々発売されるようです。フルカーボンファイバー製ボディの軽量トライコプターで、従来のドローンより、高速、長時間の飛行ができるのが特徴です。購入を視野に入れて詳細を検討してみます。

YI社は中国 Xiaomiの関連会社で、最近では、Goproライクなアクションカム YI 4K や、マイクロフォーサーズミラーレスカメラ M1 を発売したことでも知られています。

4K60fps撮影可能なYK+

このErida、もともとはラトビアのAtlas Dynamics社が開発し、indygogoというクラウドファンディングで出資を募っていたもので、一時は資金が集まらず頓挫していたものの、YI社が食指を伸ばし製品化されたようです。

indygogoのサイトでは、クラウドファンディング時の発売予定価格が1,100ドルとなっていたので、発売されれば価格は12万円あたりになるのでしょうか。あくまでドローン単体の値段なので、カメラにYI社のYK+を装着するなら別途4〜5万円必要になります。

製品は、フルカーボンファイバー製で軽量かつプロペラが3個のトリコプターでモーターが3個で済むため、40分の長時間飛行が可能です。最高速度も120キロとなかなかのスペックです。

フライモードは、自律飛行およびランダムからマニュアル操作も可能で、センサーによる障害物認識を搭載。磁力計、地磁気センサーおよびGPSはEMI(電磁妨害)対策を考慮して独立モジュールに収めている。Atlas Dynamics社によると、操作範囲は通常のWi-Fiでは300mだが、操作デバイス(モバイル携帯やラップトップ)に独自の拡張モジュールを接続することで約1500m(テレメトリ値)まで距離を伸ばせるとしている。このモジュールはYiテクノロジーから販売されるEridaのオプション機能になるかは不明。

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