【レビュー】Jコインペイを使ってみた


世間はキャッシュレスバブルが到来しているようですが、全く関心の無かった私。ところが先日、ある勉強会でみずほ銀行の方がJコインペイなるものを紹介していました。「はあ、なんだそれ、聞いたことねーぞ」と思ったものの、説明聞くとけっこう使えそうなのでご紹介します。


Jコインペイの特徴
①手数料ゼロで口座戻し入れができる
最大の特徴は、みずほ銀行主導で全国の地銀がバックについているので、銀行口座への戻し入れの手数料がかからない点でしょう。ペイペイ、楽天ペイはそもそも口座への戻し入れに非対応。LINEペイ、メルペイも戻し入れには手数料(約200円)がかかります。現金化が無料でできるのはうれしいですね。

例えば、大学進学などで遠方に居住する子供に、手数料無しで簡単に送金できます。

銀行→私のJコイン→子供のJコイン→子供の口座→現金



②補償制度がある
電子マネーの心配どころとして、セブンペイのときも問題になりましたが、ハッキングなどの被害にあったときアプリ内の電子マネーが補償されるのかですが、Jコインペイは補償制度があるようです。他のアプリでは補償制度が無いものもあるので注意が必要です。


③AliPayと連携
これは商売をしている人にとってのメリットですが、AliPayでの決済にも対応しているとのことです。インバウンドで来日する中国人が決済によく利用するのが銀聯カードもしくはスマホQR決済のAliPayですが、Jコインペイで決済を導入している事業者は、AliPayでの支払いにも対応できるので、中国人観光客の利用が期待できます。ただし、中国に行ったときなどJコインペイでの決済はできません。


登録してみた
ということで、早速登録してみました。Playストアからアプリをダウンロード。はじめに住所や名前などの個人情報を登録します。続けて、銀行口座を登録するわけですが、新生銀行がない…。パンフレットには新生銀行も載ってるのにな。近いうちに対応するのかな。仕方がないので中国銀行(岡山)で登録です。登録に必要なのは店舗番号、口座番号とキャッシュカードの暗証番号。あと生年月日の入力も求められます。手続きは5分もあれば完了します。簡単ですね。



使い勝手は
使い勝手ですが、個人間送金についてはまったく問題ないです。便利。家族間でのお金のやり取りはこれで済ますことができます。子供が財布忘れてでかけてしまったときなども、すぐに送金できたり、いろいろなケースが想定できます。

難点はいろいろありますが、やはり普及率が低いところに尽きます。後発組のため認知度低く、Jコインペイアプリを使っている人自体が少ない。店舗もまだ利用できるところは少ないようです。スタートして間もないということで、今後どれだけ大規模なキャンペーン、CMを展開できるかが成功のカギを握っているのではないでしょうか。

あと、希望としては、このアプリから登録銀行の残高とかも確認できるようになるとうれしいですね。


総合評価☆☆☆☆★
ということで、総合評価は期待も込めて星4つ。現時点では利用できる店舗数も少なく、お世辞にも便利なアプリとは言えませんが、やはり無料で銀行口座に戻し入れできるのが最大のメリットです。ただし、新生銀行が使えなかったので星1つ減点。

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