【新製品】Feiyutech の2万円台電動ジンバル

ミラーレス用にジンバル物色していたところ、FeiyuTechから廉価版の新型ジンバルがリリースされてたので紹介です。

商品概要

商品は、FeiyutechAK2000C。最大積載重量(マックスペイロード)2.2KGと、同社のG6 MAX(最大積載重量1.2KG)よりも大型のカメラが搭載できるワンランク上の中級グレード機といった感じです。これでお値段22,242円(Aliexpress 11.11 SALE価格)というから驚きです。

同価格帯の競合品としては、ZhiyunCrane M2がありますが、こちらは最大積載が700グラム台でミラーレス+レンズではちょっと厳しい。ZhiyunWEEBILL Sや、DJIRonin S2Moza AirCross 2あたりと比べるとお値段半額以下というところはうれしい。



【レビュー】ナイトショット 赤外線カメラ搭載タフネススマホ「DOOGEE S96 PRO」を買ってみた(購入〜外観)

先日、新製品紹介した赤外線ナイトビジョンカメラ搭載のタフネススマホDOOGEE S96 PROを購入したので早速レビューしていきたいと思います。

商品概要

商品は中華製スマホDOOGEE S96 PROです。DOOGEEは中国の中堅スマホメーカーで、ラグドフォン(Rugged Phone)と呼ばれるアウトドアや工事現場などで使われる、いわゆるタフネススマホを中心に販売しているメーカーです。

S96 PROは同社のフラッグシップモデルで、SoCにHelio G90を搭載。メモリ8GB、ストレージ128GBで、ディスプレイは6.22インチ(1,520 x 720)、バッテリー容量6,350mAh、防塵防滴の規格IP68 & IP69Kに対応、さらにアメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠しています。水深5メートルでもカメラが使えるらしい。Androidのバージョンは10.0。

カメラは、背面が、メインにサムソン48MP(GM1)を、さらにサブカメラとしてSONY製の20MPナイトビジョンカメラ(IMX350)サムソン8MPウルトラワイド2MPマクロカメラの4眼構成に。フロントカメラは、サムソン16MPセルフィーが搭載されているのが特徴的です。これでお値段299ドル(約3.2万円)いうから驚き。

購入〜配送

商品はAliexpress11.11セールで注文。セール価格25,655円からさらに5,131円ディスカウントの20,524円なり。安っ。安っ、安っ。

が、セラーから連絡あって部品不足のため製造に遅れが生じているとのこと。結局、12月3日に出荷され8日に到着です。

開封してみた

今どきのスマホの割に箱がデカイですね。隣のはiPad mini5

同梱品は、充電器、USB Type Cケーブル、イヤホン、ストラップ、マニュアル、液晶フィルム(予備)など。マニュアル隣の丸い棒はSIMスロット開ける工具みたい。

出荷時、本体にも液晶フィルムが貼られています。

外観

まずは、ざっくり外観見ていきましょう。重量は310グラム。サイズ的には現在メイン機として使用しているRedmi  K30と同じですが、厚みが2.5倍ぐらいあります。それなりにずっしり感。

同じタフネススマホのCAT S60と比較してもかなりの存在感です。K30S60ともに重量220グラム。S96 Proは1.5倍ですね。

本体底面はUSB Type Cとオーディオ端子があります。キャップで塞がってます。

本体左側面はSIMスロットと物理キー。

SIMスロットは2 SIM(nano + nano) + Micro SDです。

右側面には、ボリュームキー、電源キー、指紋認証センサーが配置しています。

ストラップホールはこんな感じ。金属製です。

カメラは背面に4個。LEDは右側が通常光、左側が赤外線LEDです。詳細はカメラ編で詳しく。

インカメはティアドロップタイプです。とりあえず、このあたりでいったん終了。スペック編に続きます。

【新製品】ナイトショット 赤外線カメラ搭載タフネススマホ「DOOGEE S96 PRO」


11.11セールに向けてスマホを物色していたらおもしろいものを見つけたので紹介です。中国のDOOGEEというメーカーから発売されたS96 PROです。いわゆるタフネススマホですが、リアにナイトショット撮影可能なSONY製2,000万画素センサー(IMX350)の赤外線カメラを搭載しているのが特長です。レビューはこちら。

商品概要

商品はタフネススマホで、海外ではラグドフォン(Rugged Phone)などとも呼ばれます。防塵防滴で屋外でのヘビーユースに耐えるのが特長。以前紹介したFLIR搭載のCAT 60Sなど各社が個性的な商品を展開しているおもしろい分野です。この1-2年で性能面でもノーマルスマホに劣らないものになっているのはうれしい。

S96 PROは、DOOGEEのフラッグシップモデルで、SoCがHelio P90で、メモリ8GB、ストレージ128GB。バッテリーは6,350mAhで、ディスプレイは6.22インチ1,520 x 720でゴリラガラスを搭載。Androidのバージョンは10.0で、IP68 &69Kの防塵防滴にも対応しています。

カメラは、背面に4つ。①メインはサムソン製48MP AIクアッドカメラ②サブにSONY製IMX350の20MP赤外線ナイトビジョンカメラ③8MP 130度ワイドアングルカメラ④2MPマクロカメラーという構成に。フロントにはサムソン製12MPカメラも搭載しています。

このほか、ミリタリーグレード、NFC搭載、10Wワイヤレス充電対応など。タフネススマホはUSB充電時に防水キャップの着脱があるので、ワイヤレス充電に対応しているのはポイント高いです。これで、お値段32,021円(Aliexpress)というからお得すぎです。※12/7現在25,439円です。

ナイトショット撮影

赤外線撮影といえば、先日発売されたOnePlus 8 Proにも5MPの赤外線カメラが搭載されており、ひと昔前にSONYハンディーカムでフィーチャーされた俗に言うナイトショット撮影で、水着が透けるスケスケ画像が撮影できるのではと話題になりました(※現在はこの機能は使用できなくなっています)が、S96 PROの赤外線カメラでも同様の効果が得られるかもしれません。

OUKITEL WP7

S96 PROと同じような赤外線カメラ搭載スマホはないかと探してみたところ、OUKITELWP7というタフネススマホにも搭載されていることがわかりました。基本的な構成はS96 PROと似ていますが、WP7は、背面カメラが3眼構成で、メインがSONYの48MPカメラ、サブに8MPの赤外線カメラが搭載されています。

画素数的にはS96に劣りますが、受光面積のことを考えると8MPのほうが感度的に有利なのかなという気もします。どっちがいいんだろ。そのほか、ディスプレイは2,340 x 1080で、720PS96 PROよりWP7のほうがいいかな。価格は、34,932円と気持ち高めです。どちらを選ぶか悩みますね。

ちなみに、11月には5G対応のWP10が発表されるようです。

Blackview BV9900 Pro

もひとつ紹介。同じくタフネススマホでBlackviewというメーカーのBV9900 Pro。こちらは基本的なスペックはS96 PROと同等ですが、FLIRのサーマルカメラが搭載されているのが特徴的。そのぶんお値段は4.6万円とちょい高めです。

カメラはSONYの48MPメインカメラに加えて、FLIRサーマルカメラとサーマル用の5MPカメラが搭載されています。2MPはマクロかな。サーマルカメラは、赤外線カメラではなく、温度分布が表示されるので、PCの発熱量確認したりできます。

さらに、オプションでUSB Type-C端子に外付けのカメラが装着できるのですが、こいつがSONY製のSTARVIS(R)で、最低被写体照度0.0X LUXの超高感度撮影が可能という代物です。魅力的ですが、セットで揃えると5万円オーバーってのが…。

まとめ

今回は赤外線撮影機能付きのスマホをということで、候補はS96 ProWP7かというところ。それぞれのメリット・デメリットを比較してみると、、、

S96 Proの利点としては、①価格が安い②ワイヤレス充電対応ーなど。マイナスポイントとしては、①ディスプレイが720Pな点ですね。

WP7のメリットとしては、①1080Pディスプレイ②背面に赤外線LED搭載ーといったあたり。外付けでLEDやUVライトも取り付けできますが、まあ単品で買えば済む話なのでさほど魅力は感じないかな。デメリットとしては、無線充電非対応なのがかなりのマイナスポイント。タフネススマホは防水USB端子のキャップ着脱が面倒なので、無線充電対応してないのはかなり面倒ですね。

ということで、今回はDOOGEE S96 PROを買うことに決定。Aliexpressの11.11セールで20,524円で購入できました。11/11日に注文したので来月はじめにはレビューの予定です。

【新製品】1 / 1.7 inchセンサー搭載 DJI Osmo Pocket 2が発表

10月20日(火)、DJIOsmo Pocket 2が発表されました。新モデルは、SONY6,400万画素 1/1.7インチセンサーIMX686を搭載。前モデルや他社製品と比較して暗所での性能向上が期待できます。新製品をサラッと紹介しつつ、他社の小型ジンバルカメラ、スマホ&デジカメ用ジンバルと比較してみましょう。


商品概要

製品名はOSMOが外され、DJI Pocket 2になりました。前モデルからの大きな変更点は、①センサーサイズの大型化②超広角対応ーの2点でしょうか。

センサーはSONYIMX686を採用。1/1.7インチ(64MP)で、前モデルの1/2.3インチ(12MP)から大型化が図られています。ピクセルビニングで動画撮影時は12MPで撮影し、弱点とされていた暗所性能についても、ISO6400まで対応で画質向上が期待できます。

レンズについては、35mm換算20mm相当の超広角レンズを採用。旧モデルの弱点(26mm)とされていた画角についても改善されています。さらに、オプションの純正ワイコンを使えば画角110度(35mm換算15mm相当)にまで拡張できます。これで、不満点はほぼ改善されたといってもよいのでは。

新旧モデルの比較はこちら。

そのほか、HDR動画(30fps)や8倍スローモーション撮影に対応。パンチルトの可動範囲も拡がっているようです。スペック的にはサイズ変更(サイズ=124.7×38.1×30 mm ※旧モデル=121.9×36.9×28.6 mm)になっており、旧モデルのアクセサリーは一部使えない可能性があります。

不満点としては、撮影可能時間が旧モデルと同じ140分と少な目な点。あと、コントロールホイールやWiFi&Bluetoothモジュールが別売りで、これら含めるとお値段がかなり高めといったあたりですかね。

ちなみに、本体価格は49,500円(税込)で、無線モジュール、ワイコン、ワイヤレスマイク、小型三脚などがセットになったクリエイターコンボモデルは64,900円(税込)とかなり強気な設定です…。コンボモデルにもホイールは付属しない模様。

日本だけ高い問題

ちなみに、価格ですが日本はコンボの場合、64,900円(税込)。US Amazonだと$499で日本国内への発送が$18.48で計$517.48 なり。これに後払いの輸入消費税$51.75を加えると$570=約62,600円ですね。価格差は2,300円。ポイントとか考えると個人輸入するメリットはあまりないか。

なお、Aliexpressだと、きょう現在68,735円+輸入消費税6,873円かかるので完全に赤字。まあ、発売直後なのでもう少し経てば安くなるかもですが。(→10/23時点で、コンボモデルを52,783円+送料2,645円で販売しているとこがありました。消費税抜きで1万円差か悩ましい…)

対抗機種比較

せっかくなので現行他機種と比較しておきます。比較候補は、FIMI PALMFeiyu PocketSNOPPA Vmateあたり。といっても、これら3機種は価格帯2万円台でOSMO Pocket 2と比較するのも微妙ですが。

OSMOの優位点は、①大型の1/1.7インチセンサー搭載②アクセサリーが豊富ーの2点ですね。

まず、①センサーサイズについてですが、大きくなれば暗所に強くなるメリットがあります。初代OSMOも含めて1 / 2.4〜2.7インチセンサーは感度耐性が低く、室内ではノイズが多く使いものにならないものが多いです。

次に、②アクセサリーですが、これもOSMOの圧勝。水中撮影用の防水ハウジングやZ軸補正用のアブソーバーなど専用品が用意されているのは心強いですね。他社製品はほぼないか、汎用品を使い回すかになります。

弱点はやはり価格ですね。コンボモデルで6.5万円は、他社製品の3倍。これは辛い。このあたりは、iPhone vs 中華製格安スマホの構図と同じですかね。

スマホ用ジンバルと比較

となると対抗として浮かぶのが、スマホ用の電動ジンバルです。これについては、Zhiyun Smooth 4を所有していますが、デカいので競合には成り得ないです。OSMO Mobile 3など、最近のジンバルは折り畳めるものもあるので、サイズ感が許容できるなら画質の良いスマホ用ジンバルという選択肢もありかも。ただ、いかにも撮影してます的な感じがするのでねえ。

そのほか、コンデジやミラーレスが搭載できる小型ジンバルもあります。RX100あたりと組み合わせれば画質的には文句なしでしょう。ただ、こちらもかさばる&設定がやや面倒。値段は3万円ちょいと安いので、スマホやコンデジでも使いたいなら選択肢に入れてもよいと思います。

総合評価☆☆☆☆★

ということで、現時点ではお値段高めですが、DJI Pocket 2がベストかなという結論。競合他社が1 / 1.7インチセンサーを採用したものをリリースする可能性はありますが、今のとこは選択肢がないという結論です。FIMI PALMSmooth 4を売り払って11.11セールあたりで買おうか迷い中です。


【レビュー】RAID用にPCI-E用2スロットSSD拡張カードを買ってみた


動画編集用のMOUSE製メインデスクトップPCが突如起動しなくなりました。原因不明でBIOS画面すら映らない…。いろいろ調べてみたところどうやらデータ用のHDDがオシャカになったようです。。。

ということで、この際ちょこっとパーツを拡張してみることに。CドライブのSSDが256GBと少なめなのでこれを機に起動ディスクの容量を増やしておきたい。ついでにデータ用のストレージも作業用(SSD)と保存用(HDD)に分けることに。

現在SATAのインテル製SSDですが、せっかくなのでM.2のSSDに変えることに。といっても、マザボにM.2スロットはないので、PCI-EにM.2拡張カードを使うことにしてみました。

ORICO M.2 SSD CARD


チョイスしたのはORICOという中華メーカーのM.2 SSD 拡張カード。PCI-E 4X以上に対応でM.2 SSD2枚が挿せて、RAID 0もしくは1での運用も可能ということ。ノーブランド品だと4枚挿し可能なものとかもありますが、今回は冒険はやめてメーカー製を採用です。Aliexpressで4119円也。


ちなみに、RAID 0は2枚のSSDを1つのドライブとして認識させ、書き込み速度を向上させる機能。RAID 1はSSDをクローン化し、バックアップ機能をもたせるものです。今回は書き込み速度向上が目的なのでRAID 0での運用を視野にパーツを揃えることに。


ストレージの構成変更

現在のメインPC構成は、起動ディスクが256GBのSSD、データ用のハードディスクが壊れたのでこれだけ。ということで、①起動ディスク用に512GB M.2 SSD x 2枚②作業用にSATA SSD 1TB 1枚③データ用に6TB HDDーを揃えることに。約3.5万円。

①キオクシア(旧東芝) M.2 SSD 500GB - 6,980円 x 2

②Crucial 2.5 inch M.2 SSD 1TB - 9,573円

③Western Digital 6TB HDD - 10,889円