AliExpressで3000円のPowerShot D7を買ってみたら…


Aliexpressのセールで商品を物色していたところ、この手の中華製品にしてはデザイン抜群なデジカメを見つけました。お値段3000円。話の種に購入です。

商品概要

商品は、Aliexpressで見つけたノーブランドのデジタルカメラでPowershot D7という型番です。Cameraの文字が某社のロゴにそっくりで中華感満載です。

スペックを見ると、センサーは不明ですが、6400万画素静止画と4K動画を撮影可能で、F2.8レンズ、2.83インチIPSディスプレイ、3600mAhバッテリー、WiFiサポートなど機能を搭載となっています。


詳しいスペックは不明ですが、商品写真を見た感じでは、チルト液晶を搭載しているようです。外装はアルミ合金製ですかね。

ということで、ポチってみました。本体価格2,684円で送料が627円、クーポン値引きなど使って、2,773円です。安いな…。

開封してみた

さっそく開封です。同梱品は本体のほか、USB Cケーブルとストラップ、英文説明書です。

外装はアルミ合金製…ではなく、チープなプラスチック製。

重量は108グラム。プラスチック製でかなり軽量です。おもちゃみたい。

大きな見た目のダミーレンズの奥に小さな本物のカメラレンズが。フィルターネジは無し。

本体上部には電源ボタン、シャッターボタンと、マイクホールが。右端のダイヤル風の出っ張りは飾りです。

左側面には3.5mmジャックとUSB Cポート、スピーカーです。

右側面にはマイクロSDではなく、ノーマルのSDカードスロットです。珍しいですね。底面には三脚ネジ穴とストラップホールがあります。ストラップホールは穴が貫通していないようで使えません…。

上部にはコールドシューが。外付けLEDなど装着できます。

電源ボタン2秒押しで電源オンです。液晶はチルトぽいですがフェイクです。操作ボタンは上から、戻る、テンキー、表示切替、再生となっています。

起動時表示されるメニューは左上から、写真撮影、動画撮影、サウンドレコーダー、音楽再生、WiFi接続、ファームウェア情報です。

静止画撮影機能から見ていきましょう。選択できる解像度は64MPから8MPまで。連写タイマー美肌アイコン表示操作音AF ON/OFF画質シャープネスホワイトバランスISO(AUTO/100〜400)露出補正(±2.0)手ぶれ補正ON/OFF撮影表示日付表示と細く設定できます。

動画撮影については、4K2KFHDHDの4段階で解像度が選べます。ループ撮影露出補正アイコン表示日付表示の設定ができ、録画モードはノーマルスローモーションタイムラプスの3種類が選べます。

テスト撮影

屋外でテスト撮影してみました。設定を済ませたらオートでシャッターボタンを押すだけ。露出補正はできますが、シャッタースピードなどは調整できません。

驚くことに、この価格でオートフォーカス対応です。フォーカス自体は遅いですが。シャッターボタン半押しで合焦します。AF設定オンの状態では被写体が動くとフォーカスが追従しますが、オフでは追従しなくなり、シャッター半押しでの操作のみとなります。

テンキー上を押すとLEDライトのオン・オフ・オートが選択できます。

テンキー左右でデジタルズームで、倍率は最大で28倍です。

等倍。

最大28倍ズームです。それなりに粗くなりますが、デジタルズームとしては想像していたよりきれいです。

テンキー下を押すと、撮影モードが変更できて、B/WをはじめREALWARMCOOLなど16種類から選択できます。INFRARED(赤外線)モードなんてのもありますね。

その他設定

そのほか設定画面では、画面輝度調整日付オートパワーオフスクリーンセーバーボリューム操作音言語50/60Hzフォーマットデフォルトが設定できます。

ナイトモード

暗所での性能も試してみました。夕暮れ時の植物園です。それなりにノイズは乗りますが、写らなくはない。


ただ、夜景撮影では街灯などゴーストが目立ちます。

ゴースト対策

夜景撮影でゴーストが出るので簡単な改造です。フェイクレンズの透明プラスチックが原因のようなのでこちらを外すことにしました。

両面テープで固定しているようなので、精密マイナスドライバーを差し込んで剥がしました。

ところが、さらにもう一枚、レンズの前にもプラスチックが貼ってあります。こちらはマイナスドライバーが差し込めないので内側から外すことに。

隙間にオープナーを差し込んで本体を分解していきます。はじめに上部のパーツを外して、その後に前後のカバーを外します。

レンズ側に基盤が固定してあるので、プラスネジ6か所を緩めて基盤を外します。

前面にレンズユニットとバッテリーが固定しています。内側からレンズカバーを押せば外れます。分解が面倒な場合は、外側から強粘着テープを貼り付けて引っ張れば剥がれそうな感じではあります。

これで2つのレンズカバーが外れました。レンズユニットが剥き出しになりますが、ゴーストは無くなります。

ゴーストの原因となっていたプラスチック板2枚です。なぜ2枚貼るのかナゾです…。

赤外線撮影

赤外線感度があるかも調べてみました。TVリモコンの発光部を撮影してみるとかなり明るく光っているのがわかります。取り外したプラスチック板がIRカットフィルターの役割を果たしていたのでしょうか。赤外線カットは効いていないようで、これならそのままで赤外線撮影できそうです。

そのまま撮影するとこんな感じですが。。

IRフィルターを挟んで撮影するとこんな感じで赤外線撮影ができます。センサーの感度が低いのか、アスファルトなど暗めの場所はノイズが目立ちます。

カラーモードをモノクロに切り替えると赤外線撮影ぽい写真になります。

動画で赤外線撮影するとこんな感じ。やはりIRカットフィルターは効いているようで、ノイズの多い画像になります。

【まとめ】

ということで、まとめです。この見た目なら単焦点機として使えるかなと購入してしまいましたが、かなり盛ったトイカメラでした。とはいえ、3000円で遅いとはいえオートフォーカスまで効くので子供のオモチャにはなるかな。

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