【番外編】フォトキナとチェコ、スイスの旅(深夜特急編)

フランクフルトはホテルが高い
当初の予定では初日(14日)はフランクフルトに一泊、翌日プラハへとなるはずでしたが、どうにもフランクフルトのホテルが高い。Booking.comで調べると、シーズンなのかなんなのか安くても1泊3万円、シティホテルだと5万円とかする。安いとこはあるにはあるけど、一部屋に6人のゲストハウスとか、アパートメントといっていわゆる民間アパート貸しみたいな感じでさすがにリスキー。

ということで、2日目以降のチェコケルンでの宿だけ予約。1日目はシティナイトラインという深夜特急で車中泊、プラハへ向かうことにしたのです。

フランクフルト空港についた

フランクフルト中央駅へ
まずは、フランクフルト空港駅から地下鉄で一旦フランクフルト中央駅へ。フランクフルト中央駅はドイツ語で「Frankfurt am Main Hauptbahnhof」と表記されるんだがこれがややこしい。フランクフルトと名の付く駅が他にもあってこんな感じ。

フランクフルト中央駅 Frankfurt am Main Hauptbahnhof
フランクフルト空港近距離駅 Frankfurt (Main) Flughafen Regionalbahnhof
フランクフルト空港遠距離駅 Frankfurt am Main Flughafen Fernbahnhof
フランクフルトスート駅 Frankfurt Süd

などなど。ドイツ語表記なもんでまったくもってわけわからん。mainが付けば拠点駅かというわけでもない。あとでわかったことだが、Hbfが付く駅が中央駅で特急などがとまる目印になる駅。HbfHauptbahnhofの略。フランクフルトの場合Frankfurt Hbfと表記されているところがフランクフルト中央駅となる。街中での案内表記はほとんどFrankfurt Hbf表記になってます。

要するに、この日わたしはフランクフルト近距離駅(地下鉄)からフランクフルト中央駅に向かったわけですが、フランクフルト遠距離駅(地上)からでも行けたのです。このことはあとからわかったのですが、この辺りを事前にわかっておかないとドイツ鉄道移動の混乱のもとになります。

フランクフルト中央駅の正面玄関

チケット売り場へ
さて、なんとかフランクフルト中央駅に到着したわけですが、ここでナイトシティラインのチケットを購入です。まずはチケット売り場へ。が、第一の関門、チケット売り場がよくわからん。

フランクフルト中央駅はいわゆるターミナル駅で、広大なコンコースの端にいろいろな店舗が入ってる。この中からチケット売り場を探すわけですが、鉄道を運営しているのがドイツ国有鉄道、略してDB。赤いDBの文字を探せばチケット売り場は見つかるはず。正面入り口から入って左手に発見。リンク先にあるPDFのDB Loungeの個所になるわけですが、ホーム側の入り口は塞がっているのでご注意を。

フランクフルト中央駅のチケット売場

チケット売り場に入ってたずねると、整理券を取るように促される。銀行とかにおいてるやつ。でしばらくすると掲示板に番号が表示されるので、指定の窓口カウンターへ。そこで、ナイトラインのチケットを買いたい旨伝える。メモに行き先、席の種類等を書いて渡すとわかりやすい。英語でオッケー。

残念ながら1等客車がなく1部屋に3段ベッドx2の2等客車しか空いていないとのこと。ということで、やむを得ず2等席チケット購入。チケット代は約17,000円。支払はカードでOK。

チケットカウンター、掲示板に呼出番号が表示される

フランクフルト中央駅でシャワー
フランクフルト中央駅構内でもよおしたのでトイレへ行くことに。トイレはコンコース地下にある。有料。1ユーロのコインを入れるとトイレに入れる。今回の旅ではトイレ有料のパターンが多かった。

と、トイレ入り口の手前にシャワーを発見。夜行列車での移動で明日のホテルチェックインまで風呂に入れないのでシャワーしていくことに。値段は7ユーロか8ユーロだった。トイレ受付のおじさんにシャワー使いたい旨を伝えるとシャワールームのカギを貸してくれる。バスタオルはいるか?と聞かれるがタオルあったのでノー。バスタオル貸してもらう場合は別途料金が必要になるみたい。

シャワールームは2~3畳ほどの広さの個室。スーツケースも持って入れる。鍵がかけれるので安心です。石鹸、シャンプー等の備品はなにもありません。ちなみに、プラハ駅にも同様の施設がありました。

トイレは地下に。シャワーもあります。

乗り継ぎ電車が遅延
チケットを購入すると、合わせて乗車する電車やホーム、駅の乗り換えがプリントされた用紙を渡される。こりゃ便利だね、と思ったらとんでもないトラブルが。。。

シティナイトラインは、フランクフルト中央駅から普通電車でフランクフルトスート駅(Frankfurt Süd)へ向かい、そこで乗り換えるわけだが、時間になってもスート駅行きの電車がこない。。。焦る。。。

ふとホームの電光表示を見ると別のホームへ行けみたいな指示が出てる。どうやらスート行きの電車到着が遅れたようで、遅れた上にホームが変更になったみたい。危うく見過ごすとこだった。急いで別のホームへ向かい、車掌さんにチケット見せると、乗れと言われる。しかし、どう考えてもナイトラインの発車時刻に間に合いそうにない。普通は、乗り継ぎ待ちするよなあとか思いながらも若干不安に。

スート駅に到着すると、ナイトラインは待機中。無事乗車できた。時間は深夜1時。指定の客室へ。座席は三段ベッドの一番上。ほかの乗客は皆寝てる。そっとハシゴを上ってベッドへ。乗客は韓国人男性1人とアジア系の男性1人、途中の駅で中東系の女性が1人乗ってきて4人になった。プラハへ。
シティナイトライン2等客車の3段ベッド。狭い。

お昼前にプラハ到着
2等客車の3段ベッドは超狭いし揺れるし。乗り心地は決して良くはないけど、移動で疲れてたのですぐに就寝。しかし、朝6時ごろには目が覚める。電車がチェコに入ると乗車チケットとパスポートの確認があった。

目が覚めたところで、3段ベッドの一番上は窓もなければ、座ることすら困難。ということで、ベッドを降りて車内をブラブラ。チェコに入ると電車はラベ川という川沿いを走るので景色が美しい。15日午前11時半ごろに無事プラハに到着した。

プラハへは、飛行機で行くか迷ったが、シティナイトラインを選んで正解。1泊分のホテル代が浮くし、車窓は美しいし。時間があるならオススメ。ま、飛行機で飛んだほうが便利は便利ですが。。。

無事、プラハに到着

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