【レビュー】Mi Box 3でTVerを見る


Android TV用の民放公式テレビポータル「TVer」をMi Box 3にインストールしてみたのでレビューしときます。TVerのAndroid TV用アプリ自体は1月中旬に公開されていたのですが、SONY BRAVIAのみの対応で、Mi Boxのような他のAndroid TV機器、他社製Androidテレビにはインストールできませんでした。最近になってApkpureというサイトにapkファイルがアップされてたのでMi Boxに入れてみた次第です。

※このアプリは試用期限(2018年3月31日)が過ぎたので使えなくなっています。Android TVで視聴する際は、Android用のアプリをapkファイルからインストールすれば視聴できます。

インストールの方法
Android TV用TVerは、3月1日時点ではGoogle PlayストアからMi Boxへのインストールはできません。ということで、Apkpureにアップされているapkファイルをダウンロードして手動でインストールします。


ダウンロードできたら、ESファイルエクスプローラーなどのファイル閲覧ソフトでダウンロードフォルダを開いて、APKファイルをクリックするとインストールされます。事前に「設定」→「セキュリティと制限」の「提供元不明のアプリ」をオンにしておきます。


インストールが完了したらホーム画面にTVerのバナーが表示されます。起動すればユーザー登録等の手続き不要で、すぐに視聴できるようになります。簡単ですね。


使い勝手は
アプリは、ベータ版ということで3月末までは無料で利用できます。4月以降どうなるかは現時点では不明です。視聴できる番組数はスマホ版と比べると少ないようです。


とはいえ、東京や関西ローカルの番組など、地方では視聴できない、もしくは数週間から数カ月遅れて放送される番組が、遅くても翌日にはテレビでお手軽に視聴できるのはうれしいです。

放送終了後にすぐアップされます

たとえば、私の住んでいる地域(岡山)では、テレビ東京の「ゴッドタン」や朝日放送(大阪)の「ビーバップハイヒール」などは数週間遅れて放送されていますが、TVerなら放送後すぐに視聴できます。また、岡山では放送されていないTBSの「有田ジェネレーション」のような番組も視聴できます。


番組視聴時は、冒頭と放送時CMが入るタイミングでテレビ局のPR動画が15秒✕2〜4本流れます。スキップできないので、レコーダーで録画した番組を見るほうが視聴はしやすいですね。


アプリでは、10秒スキップ(タップ)と早送り・早戻し(長押し)、一時停止ができます。再生位置は記憶されないため、タイトルページに戻るとレジュームは効きません。


なお、Mi Boxの出力をHDMIキャプチャー機器につなげれば、テレビ番組のキャプチャ(取り込み)ができますが、再生途中にPR動画が入る上、PR動画から本編に戻るタイミングで再生バーが数秒表示されるので見栄えが悪くなります。


スマホ版との比較
スマホ(Android)版のTVerも同じようにApkpureからapkファイルをダウンロードしてインストールできます。ただし、スマホ版はマウスがないと正常に操作できないなどの制限があります。リモコンだけでは操作できません。


スマホ版は操作画面もAndroid TV版とは異なります。一端再生画面を離れてもレジュームが効きますし、「間もなく配信終了」などAndroid TV版に比べてメニュー画面が充実しています。



CMからの復帰時に再生バーが表示される仕様は同じですね。それぞれ一長一短あります。AndroidTV版は別アプリとして認識されるので、両方をインストールすることもできます。


総合評価☆☆☆☆★
AmazonのプライムビデオやHuluと同じような感覚で、大画面のテレビで番組をネット配信で視聴できるのはかなり便利です。地方では見れない、もしくはかなり遅れて放送される番組が手軽に視聴できるのもうれしいです。

難点としては、レジュームが効かないなど再生アプリが若干使い勝手悪いのと、スマホ版に比べると番組数が少ない、番組表からの検索ができないあたりでしょうか。このあたりを考慮すると星1つマイナスして評価は星4つ。Mi BoxのようなAndroid TVボックスを持っているなら入れて損はないでしょう。

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