【レビュー】iPad mini5用にHDMI変換アダプターを買ってみた


iPad mini5の画面をテレビにHDMI出力するためにApple Lightning - Digital AVアダプタを購入したのでレビューします。以前、中華製のLightningアダプターを購入したのですがまったく使い物にならずで(詳しくはこちら)、やはり純正品しか選択肢なし。6,112円とかなりお高めですがやむを得ず購入した次第です。


商品概要
メジャーな商品なので詳細は省きます。要はiPadの画面がHDMI出力できるアダプターです。Lightning端子も付いてますが、こちらは充電専用らしい。



使ってみた
使い方は簡単です。iPadとテレビを繋げるだけ。勝手に認識してくれてiPadの画面が大画面テレビに投影されます。荒野行動してみましたが音声の遅延もほとんど気にならないですね。ここまでは問題なし。快適。さすが純正品です。遅延の酷い中華アダプターなど比べ物になりません。


大きな壁①
ということで、ゲームキャプチャにもチャレンジしてみました。荒野行動の場合、アプリ自体に録画機能が付いてますが、録画できないことが度々あるので、HDMI出力でキャプチャーしといたほうがいいでしょうということで試してみたところ大きな壁にぶち当たる。

iOSの仕様なのか何なのかわかりませんが、HDMI出力するとiPad本体の音声がオフになるんです。よって、キャプチャカードに繋げるとPCからは音がするけど、iPadから音がしなくなる。キャプチャカード側の画像・音声は遅延するので、ゲームがまともにプレイできない状態です。

イヤホンつなげれば大丈夫か?とつなげてみると、イヤホンからは音声が出てゲームプレイできるようになったけど、今度はキャプチャーカードのほうに音声が出力されない…。仕組みはよくわからないけど出力が1系統に制限されるらしい。ダメだ。

Windowsなんかだと、サウンドプロパティで本体とHDMIの両方のサウンドをオンにすれば解決するのですが、iOSにはそのような設定が見当たらない…。

iPad側の音声が出ない…


大きな壁②
ということで、キャプチャカードのHDMIループアウトをテレビにつなげれば音声抜けるんじゃね?ということで、キャプチャーカードのループアウトをテレビに繋げると音声出力できるようになったけど、こちらもキャプチャカードの音声がオフになる。

ネットを漁ってみると、プロジェクターを使っている人も同じようなトラブルに見舞われているようで、どうやらiOSの仕様でオーディオはどこか1箇所にしか出力できないみたい。

キャプチャーは問題なくできるよ


大きな壁③
となると、あと思いつくのはHDMIスプリッターを間に噛ませて出力①をキャプチャカードに、出力②をテレビにつなげればいいのか?

と考えつなげてみるも、今度はスプリッターが対応しないのか映像が表示されない状態。どうやらHDCP解除できるスプリッターなので、弾かれるようです。やれやれ、現時点で打つ手なし。

あと考えられるのはブルートゥースのイヤホンか?近いうちに試してみます。


解決策みつかる
Aliexpressでオーディオエクストラクターなる機器を見つけたので試しに購入してみました。HDMI入力した動画の音声を抜き出す機器らしい。Neotechというメーカーの製品で1,934円なり。

こいつをiPadアダプターのHDMIケーブルに繋げ、HDMI出力をキャプチャーカードに、3.5mmオーディオ出力にヘッドホンを繋げると、無事キャプチャーカード&ヘッドホンの両方に音声が出力されました。ヘッドホン側は遅延無いので普通にゲームできました。やれやれ。



総合評価☆☆☆☆★
HDMI変換アダプターとしては映像・音声の遅延もほとんどなく、ゲームを大画面に出力して楽しめますが、いかんせん値段が高い。機能的には5つ星ですが、コスパ考えて星1つマイナスですね。HDMIの音声縛りも意味不明だなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿