CHUWIの10インチ小型ノートパソコンMinibook Xに、インテルの最新CPU N100を搭載した2023モデルが新発売されました。価格は4万9,900円です。
昨年レビューした2022モデルではCPUがCeleron N5100という点が唯一と言ってもよい弱点ですが、Intel N100になってどの程度性能が向上しているのでしょうか。その辺りに焦点を当てて紹介していきましょう。
【商品概要】
商品は中国のCHUWI社が新発売したMinibook X 2023です。基本的な構成は、昨年発売されたMinibook X(Celeron N5100)のマイナーチェンジモデルと同じで、CPUを第12世代Alder Lake-N Intel N100に変更したマイナーチェンジ第3世代モデル相当と言ってよいでしょう。
【N100性能は?】
気になるのは、第12世代Alder Lake-N Intel N100が、第10世代のCeleron N5100比でどの程度性能が上がっているのか。どちらも4コア4スレッドですが、クロック周波数が1.10GHzから1.80 GHzに、内蔵GPUクロックも0.35GHzから0.75GHzに向上しています。
ググってみたところ、N100の評判はよさそうです。ただ、あくまで頭文字Nのエントリー向けCPUですから過剰な期待は禁物です。ハイエンドなゲームや凝った動画編集は厳しいけど、事務作業やWeb閲覧程度の一般的な事務作業なら満足というレベルでしょう。
【初代モデルとの違い】
以前、購入・レビューした初代モデルとの違いにも触れておきましょう。大きく違うのは液晶パネル。サイズと画面解像度は、初代の10.8型2,560×1,600ドットから、10.5型1,920×1,200ドットへとグレードダウンしています。初代モデルで不評だったパンチホールカメラは、フチの中央上になっています。
また、初代ではファンレスだった排熱機構が、2代目からファン付きになっています。キーボード配列は、国内版は日本語配列が採用されています。あとは、Wi-Fi 5から6へ、Bluetoothが5.1から5.2へとアップグレードしているぐらい。初代、2代目ともに、わざわざ買い替えるほどの進化は無いかな。新規で購入するなら基本性能の高いN100モデルを選択しておけば間違いないでしょう。
【レビュー】10.8インチWindows PC「CHUWI MiniBook X」を買ってみた(外観編)
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