前回はTokina SD400mm F5.6にPanasonic LTZ10とリアテレコンを装着し、画質を比較しました。しかし、画質低下の原因がレンズ本体なのか、それともテレコンなのかまでは明確に切り分けられていませんでした。そこで今回は、SD400単体の絞り別比較、レンズフードの効果、LTZ10装着時の絞り変化、光量低下の有無などを追加検証しました。
その結果、開放F5.6で見えていた甘さの多くはSD400本体側に由来していること、LTZ10は解像力を大きく損なうというよりコントラストや色収差に影響を与えていることが見えてきました。果たして1980年代の望遠レンズと古いフロントテレコンの組み合わせは、現代でも実用になるのでしょうか。
▶古い格安テレコンは使える?Panasonic LTZ10をTokina SD400mm F5.6に装着して超望遠・赤外線撮影を検車(その1)
使用機材一覧
- Panasonic LTZ10(1.5倍テレコン)
- オリンパスTCON-17X
- Tokina SD400mm F5.6
- ソニーα7S
- Canon EF 100mm f/2.8 Macro USM対応 三脚座 Tripod Mount Ring A(W)
- パナソニック LTZ10専用レンズアダプター
SD400mmF5.6単体の画像チェック
前回の検証では確認できなかった事項をいくつか追加検証します。まずはSD400mmF5.6(以下SD400)単体の画像をチェックです。カメラは前回と同じα7Sでフルサイズ画像になります。絞り値の変化を比較してみましょう。
LTZ10の装着方法や前回の検証結果については下記リンクを参照ください。
▶古い格安テレコンは使える?Panasonic LTZ10をTokina SD400mm F5.6に装着して超望遠・赤外線撮影を検証
開放端F5.6では最も甘いです。看板上部の白文字を見ると、輪郭がやや太り、白文字周辺ににじみが出て、青と赤の色ズレが目立ちます。特に看板上端の赤線・青線を見ると色収差が残っています。また、白地部分にベールフレアのような眠さも見えます。球面収差、軸上色収差、わずかなフレアが開放では残っているのでしょう。
F8.0で一気に改善しています。文字の輪郭が引き締まり、色収差減少、コントラストと解像感の向上が確認できます。看板上部の白文字がかなり見やすくなっています。SD400の性能が立ち上がるポイントはこの辺りだと思います。
F11は最もバランスが良いです。F8との差は大きくありませんが、看板外枠、ピクトグラム、小文字がさらに整理されています。前回のLTZ10比較でもF11が最良でしたが、単体でも同じ傾向です。
F16になると少し後退しています。一見するとコントラストは高そうに見えますが、細かい文字を見るとエッジが太くなっており、微細情報が減り、小文字が潰れる傾向がでています。典型的な回折です。α7Sは1200万画素なので回折には比較的強いですが、それでも400mmクラスになるとF16では解像感低下が見えてきます。
F22としては予想以上に良いです。ただしF11~F16よりは確実に解像力が落ちているという評価になります。レンズの解像限界ではなく、回折によるマイクロコントラスト低下が発生しています。
この比較から見えるSD400の実力
F5.6からF16まで、看板の部分を750%に拡大したものを比較してみます。SD400そのものの素性がよく分かります。前回のSD400単体やSD400+LTZ10の比較と合わせると、F5.6で見えていた甘さのかなりの部分がテレコンではなくSD400本体由来であることがわかります。
前回の検証では「LTZ10で甘くなった」ようにも見えましたが、この比較を見るとSD400単体のF5.6も甘い、LTZ10装着F5.6も甘い、両方ともF11で改善という共通パターンがあります。画質低下の主因はSD400本体側にあるように見えます。感覚的にはSD400の影響が大きく、LTZ10はそれを拡大している印象です。
実運用でおすすめの絞り
実運用ではF11がベストで、シャッター速度を重視するならF8も選択肢に入るといった感じでしょうか。α7Sは高感度耐性が非常に高いので、ISO100にこだわってF16まで絞るより、ISO200~400に上げてF11を維持するほうが総合画質は高くなると思います。今回の比較を見る限り、SD400は開放からシャープなレンズではなく、1~2段絞って本領発揮するクラシックな望遠レンズという評価が妥当です。
- F5.6:90点 緊急用
- F8.0:96点 シャッター速度重視
- F11 :100点 解像力重視
- F16 :95点 ピント誤差吸収
- F22 :88点 被写界深度重視
レンズフードの効果
レンズフードの有無で画質がどのように変化するかも確認しましょう。SD400は繰り出し式のフードが付いているのでそれを使います。フードなしでは、芝生や木陰にやや白っぽいベールがかかり、黒が浮いて見えます。看板周辺の空気感が少しモヤっとしています。
一方でフードありでは、木陰が深く見え、葉の立体感が増しています。看板の白文字が見やすく、背景の暗部が締まるため、コントラストが改善しています。これは典型的なベールフレア抑制効果です。
看板付近を見比べると、フードありの方が細部が見やすく、文字の境界がわずかに明瞭で、木の葉の分離も良いように感じます。ただし、純粋な解像力が向上したわけではありません。実際には、フードなし=フレアで低コントラスト化、フードあり=フレア減少で局所コントラスト回復という現象です。MTFで言えば、低~中周波数側のコントラストが回復した状態に近いです。
SD400は1980年代の望遠レンズなので、最新ナノコートがなく、鏡筒内部の反射対策も現代レンズほど強力ではないため、フードの有無による差が比較的大きく出やすいレンズです。特に今回のような晴天下、緑の多い公園、フレーム外に強い反射光がある条件ではフードの効果が出やすいです。
LTZ10の実力は
絞り変化による画質比較
LTZ10を装着した状態で、絞りによる画質の変化を見ていきましょう。開放F5.6は予想以上に健闘しています。ただし、白文字の周囲にマゼンタ・シアンのフリンジ、看板上端の色にじみ、黒枠の輪郭の甘さが見えます。特に上部の白文字は少し太って見えます。これは、SD400オリジナルの画質の悪い部分をテレコンが拡大させている影響と思われます。
F8.0は最もバランスが良いです。改善点は、色収差減少、白文字の輪郭改善、看板上端の線がシャープです。白文字の箇所はF5.6より輪郭が明らかに整っています。
F11ではさらに色収差が減ります。ただしF8との差はかなり小さいです。看板の細文字を見ると、F8と同等か、ごくわずかに良い程度。この辺りで光学性能のピークに達している印象です。
F16になると少し変化が出ています。文字の輪郭がやや太くなる、微細なエッジが鈍る傾向があります。特に下部の白文字を見ると分かりやすいです。色収差は減っているのに解像感は少し下がっています。
F22は、驚くほど健闘しています。α7Sは画素ピッチ約8.4μmと非常に大きいため、F22で発生した回折によるボケが画素ピッチに対して致命的ではない状態です。
F5.6からF16の4枚を並べて比較してみます。この画像だけで判断すると、F8 ≒ F11 > F16 > F5.6です。差を数値化すると、
くらいの印象です。
なぜF5.6の画質が悪いのか
今回の比較を見る限り、F5.6で見えている画質低下の主犯はSD400本体で、LTZ-10はそれを増幅している側と考えるのが自然です。理由は、絞りによる改善の仕方です。もしLTZ-10自体の解像力不足が主因なら、F5.6、F8、F11で大きく改善しません。テレコン内部の解像力限界は、レンズを絞っても劇的には変わらないからです。
ところが今回は、F5.6 → F8でかなり改善しています。これは典型的な球面収差、軸上色収差、コマ収差などのレンズ側の収差が絞りで改善したパターンです。
LTZ-10が無関係というわけでもありません。フロントテレコンはレンズと一体の光学系として働くため、SD400が持つ収差傾向も引き継がれます。またテレコン自身の収差や反射も加わるため、色収差やフレアが増える可能性があります。
今回見えているF5.6の甘さの7~8割はSD400本体、2~3割がLTZ-10による増幅効果くらいだと思います。特に看板上部の白文字周辺に見えるマゼンタ・シアンのフリンジは、テレコン単独の問題というより、レンズが持っている軸上色収差をテレコンが拡大した結果に見えます。F8で急に整うのも、その解釈とよく一致しています。
なぜF16で悪化するのか
F16まで絞ると画質が悪化するのは回折の影響です。α7Sは1200万画素なので高画素機ほど回折に敏感ではありません。加えて600mm(LTZ-10装着時)になると大気揺らぎの影響が目立ちやすくなります。F16では、色収差改善のメリットと回折による解像低下とがほぼ相殺されている状態です。
この結果から分かるLTZ-10の特徴
今回の結果を見る限り、LTZ10による画質低下は単純な解像力不足というより、収差やコントラスト低下の影響が大きいように見えます。もしテレコン自体の解像力が不足していたら、F5.6→F8→F11で劇的には改善しません。しかし今回は、F5.6で甘い、F8でかなり改善、F11で完成、F16で回折という典型的な収差支配型の変化をしています。
つまりLTZ-10は性能が低いテレコンというより、開放では収差が残るが、絞ると十分使えるテレコンに近い印象です。
今回の500%拡大比較を見る限り、α7Sとの組み合わせなら実用絞りはF8〜F11です。特にF8は回折の影響がほぼなく、色収差もかなり抑えられているので、この組み合わせの最もおいしいポイントに見えます。F11は被写界深度や収差補正を優先したいとき、F16はどうしても深度が欲しい場合以外は積極的に選ぶ必要はなさそうです。
F値はどれくらい低下する?
この日は快晴で雲もかからず安定した環境だったので、テレコンの有無によるF値の変化もみていきます。400m先のスタジアム照明を撮影してみました。
SD400単体の画像です。絞りF11 ISO 100固定にして絞り優先モードで撮影しています。シャッタースピードは1/250秒です。
LTZ10を装着しました。倍率は1.5倍になりますが、シャッタースピードは1/250秒で変わりません。一般的な1.4倍リアテレコンなら、400mm → 560mmで理論上は1段分光量が落ち、シャッタースピードが1/125に低下します。フロントテレコンは有効口径も同時に拡大するため、理論上はF値がほとんど変化しません。画角が異なるため厳密な比較とはいえませんが、この比較を見る限りでは、フロントテレコンのLTZ10はリアテレコンほど光量ロスが大きくないといえます。
画質についても、意外なことにLTZ-10装着画像は予想よりかなり健闘しているように見えます。古いテレコンでは、コントラスト低下をはじめ像の甘さ、色収差やフレア増加が顕著になることが多いのですが、この組み合わせでは致命的な崩れは見られません。
解像感について
照明灯の金属フレームを見ると、テレコンありは横梁、ボルト類、ランプ支持部材が比較的しっかり分離しています。もしLTZ-10が極端に悪いテレコンなら、金属部がにじむ、エッジが太る、細線が溶けるという状態になります。しかし実際にはそこまで崩れていません。LTZ-10の光学性能は少なくともSD400の中心性能を完全には潰していないと言えます。
コントラスト
こちらは少し差があります。2枚目は金属フレームの黒がやや浅い、ランプ内部の陰影が少し弱い、全体がわずかに柔らかい印象があります。これは典型的なテレコンによるマイクロコントラスト低下です。解像力そのものより、微細なコントラストが少し落ちているように見えます。
色収差
木の葉と空の境界を見ると、2枚目ではごくわずかにマゼンタ、緑の色ずれが増えているように見えます。もっとも、かなり拡大しないと分からないレベルです。
α7Sとの相性
α7Sは約1200万画素で、画素ピッチは約8.4μmです。そのため、レンズやテレコンの欠点が高画素機ほど露骨に出ません。例えば、α7R V(6100万画素)やα7CR(6100万画素)だったら、LTZ-10の粗がもっと見えた可能性があります。しかしα7Sではセンサー側の要求解像度が低いため、テレコンの弱点が目立ちにくいです。
この比較から言えること
SD400mm単体を100点とすると、LTZ-10装着でも85~90点くらいの性能は出ています。少なくとも、「テレコンを付けたら画質が崩壊した」というレベルではありません。むしろこの結果を見る限り、昼間の可視光撮影であればLTZ-10は実用品として十分使える印象です。
今回の可視光・F11・遠景被写体では、LTZ-10の性能低下は思ったより小さく、特に中心部の解像はかなり保たれているように見えます。むしろこの比較で目立つのは「解像力低下」より「コントラスト低下」のほうです。
コントラスト低下は修正可能か
今回の作例を見る限り、LTZ-10で目立っているのは解像力低下よりもマイクロコントラスト低下なので、RAW現像との相性は比較的良い部類です。例えばLightroomやCamera Rawなら、黒レベル、コントラスト、霞み除去を調整するとかなり改善します。照明塔の写真を見ると、ランプの縁や鉄骨はちゃんと分離しています。つまり、情報そのものは残っているがコントラストが低い状態に見えます。こういう画像はRAW現像でかなり救済できます。LTZ-10は「RAW現像でかなり追い込めるレベルの劣化」であって、「どうにもならないレベルの劣化」ではないと思います。むしろα7Sとの組み合わせなら、現像後の最終画像では差がかなり縮まるはずです。
写真は、JPG撮って出しの画像をフリーのRAW現像ソフトRAW Therapeeで修整したものです。①RLデコンボリューション②局所コントラスト③霞み除去の3処理だけですが、マイクロコントラストの低下がかなり改善しました。照明塔の鉄骨の一本一本が明確になっています。
元の画像と並べて比較してみましょう。特に効果が出ているのは、最上段の照明ユニット、中央部の格子構造、照明灯の反射面です。オリジナル(左)では空気のベールに包まれて少し灰色っぽく見えていましたが、黒が締まり、金属構造の立体感が出ています。
興味深いのは、解像感向上の大部分がシャープネスではなくコントラスト回復で得られていることです。つまり元画像はレンズ性能不足というより、遠距離撮影、大気の揺らぎ、ベールフレア、空気中の散乱光によって局所コントラストが落ちていた可能性が高いです。
モノクロモード
画質低下の主な要因が色収差であるとわかったので、色収差の影響を受けにくいモノクロモードで撮影してみました。絞りはF11です。
解像感
看板の文字を見ると、左の白黒の方がわずかにシャープに見えます。特に上部の白文字や、下部の細かい文字あたりは白黒の方が輪郭が明瞭です。これはモノクロ画像が、色収差や色フリンジの影響を受けにくいため、結果としてシャープに見えるからです。カラー撮影ではベイヤー配列のRGBの補間処理が入ります。一方モノクロ化された画像は色の情報を扱わないため、エッジがすっきり見えやすくなります。
色収差
カラー画像を見ると、看板上部の白文字周辺にシアン、マゼンタのフリンジが確認できます。特に看板上部の白文字の周辺が分かりやすいです。一方、白黒では当然ながら色収差は見えません。実際には色収差そのものは存在していますが、モノクロ化によって隠れている状態です。
コントラスト
興味深いのはここです。左の白黒は黒がかなり締まっています。背景の木々も深い黒、明瞭な葉の階調になっています。右のカラーは緑のチャンネルと赤のチャンネルが混ざるため、少し眠く見えます。つまり、同じレンズ性能でも白黒の方がコントラストが高く感じるという現象が起きています。
LTZ-10との相性
カラー画像を見る限り、LTZ-10で発生している画質低下は解像力低下、色収差増加、コントラスト低下の複合です。ところがモノクロ化すると、色収差の欠点がほぼ消えます。結果として、LTZ-10の弱点がかなり目立たなくなります。
α7Sとの組み合わせで考えると
α7Sは1200万画素しかありません。そのため、SD400mm + LTZ10の解像力でも十分センサーを満たせています。この状況では、画質を悪く見せる最大要因は解像力不足ではなく色収差と低コントラストです。
この比較だけを見ると、SD400mm F5.6 + LTZ10 の組み合わせは
カラー用途では「少し甘い」
モノクロ用途では「かなり優秀」
という印象です。特に看板の文字や背景の葉を見る限り、モノクロ画像の方が解像しているように見える度合いが大きく、LTZ-10の欠点をかなりうまく隠しているように見えます。むしろこの組み合わせは、赤外線モノクロや通常モノクロ撮影の方が相性が良いかもしれません。
RAW現像の効果は?
今回はカメラのモノクロモードで撮影したものを比較しましたが、RAWで撮影して後からモノクロ化した方が画質は良くなります。特にα7Sのようなダイナミックレンジが広いセンサーでは、その差が出やすいです。
カラーRAWの状態からモノクロ化する場合は、LightroomやCamera Rawで色収差除去、フリンジ除去を実施してからモノクロ化します。こうすると、LTZ-10由来の色フリンジを消した状態でモノクロ化できます。カメラ内モノクロだと、この工程を細かく制御できません。
今回のSD400mm+LTZ-10のような組み合わせでは特に、RAWカラー → 色収差補正 → モノクロ化が最も画質を引き出しやすい方法です。
比較画像で見えていたシアンやマゼンタのフリンジを先に除去してからモノクロ化すると、看板の白文字や細線はさらにクリーンになります。古い望遠レンズやテレコンを使う場合ほど、カメラ内モノクロJPGよりRAW現像モノクロの優位性は大きくなる傾向があります。
まとめ
今回の検証では、SD400mm F5.6単体とLTZ10装着時を比較することで、それぞれの特徴がかなり明確になりました。
まずSD400単体は、開放F5.6では収差やコントラスト低下の影響が残るものの、F8〜F11まで絞ることで大きく改善します。特にF11は解像感、色収差、コントラストのバランスが良く、本レンズの実力が最も発揮されるポイントと感じました。
一方LTZ10は、一般的な古いテレコンにありがちな「解像力が大きく崩れる」という印象は受けませんでした。装着によってコントラスト低下や色収差の増加は見られるものの、中心部の解像感は比較的よく維持されています。
また、フロントテレコンであるLTZ10は有効口径も同時に拡大するため、リアテレコンのような大きな光量低下は確認できませんでした。600mm相当の画角をほぼ同じ露出で得られる点は大きなメリットです。
特にモノクロ撮影や赤外線撮影では色収差の影響が目立ちにくくなるため、LTZ10の欠点もかなり隠れます。SD400との組み合わせは、可視光カラー撮影以上に赤外線モノクロ撮影との相性が良い可能性を感じました。
結論として、LTZ10は最新テレコンのような完璧な性能ではありません。しかし中古市場で安価に入手できることを考えると、SD400mm F5.6との組み合わせでは十分実用的で、特に赤外線撮影用途では予想以上に面白い選択肢だと思います。
よくある質問(FAQ)
Panasonic LTZ10は光量が低下しますか?
LTZ10はフロントテレコンのため、一般的なリアテレコンのような大きな光量低下は発生しません。 今回の検証では、SD400mm F5.6との組み合わせでシャッタースピードの大きな変化は確認できませんでした。ただし透過率(T値)の影響によるわずかな減光は発生する可能性があります。
LTZ10を装着すると解像力は低下しますか?
今回の比較では、中心部の解像感は比較的よく維持されていました。画質変化として目立つのは解像力そのものより、コントラスト低下や色収差の増加です。
Tokina SD400mm F5.6のおすすめ絞りは?
今回の検証ではF8〜F11が最も良好な結果でした。開放F5.6では収差の影響が残り、F16以降は回折による解像感低下が見られました。
LTZ10は赤外線撮影でも使えますか?
使用可能です。特にモノクロ赤外線撮影では色収差の影響が目立ちにくくなるため、可視光カラー撮影より良好な結果が得られる場合があります。
古いフロントテレコンは実用になりますか?
最新の高性能テレコンには及びませんが、用途によっては十分実用的です。特に低画素機や赤外線撮影、モノクロ撮影では性能差が目立ちにくくなります。