【レビューの王子さま】コストコ岡山赤磐倉庫店誕生?道の駅あかいわ構想を追ってみた

コストコ・ホールセールの岡山進出が期待されている、赤磐市道の駅を核とした新拠点整備事業についての続報です。ウワサ通りなら2025年度に建設工事がスタートし、2026年度オープンが見込まれますが、道の駅も含めて、具体的にどのような施設が誕生するのかを調べてみました。2023年9月時点では、商業施設など詳しい企業名は発表されていないので、内容はあくまで予測に基づくものになります。あらかじめご了承ください。それでは詳しく見ていきましょう。

道の駅赤磐構想

8月8日に発表された国土交通省の資料には、道の駅赤磐と周辺整備について、用地も含めた具体的な内容が記載されています。

2025年から民間事業者による複合型商業施設ならびにホテルの整備が行われると記されています。これに合わせて、国の補助金で農産物直売所や道の駅を整備する計画です。

計画地は、岡山駅から県道27号線を北東へ車で20分程度走ったところにあります。岡山市南部からは、国道2号線から県道37号線平島方面へ抜けてアクセスできます。

山陽自動車道・山陽インターから西へ車で5分程度の場所です。みのるゴルフ場南側に隣接する赤磐市岩田の農地になります。

複合商業施設予定地です。左手に山陽自動車道が見えます。現時点では、コストコかどうかは不明ですが、大型商業施設の整備を計画していることは確定しています。

みのるゴルフ場の向かいがホテル予定地です。5万平方メートルと大規模な敷地です。

北東には、道の駅の予定地があります。農産物直売所マルシェも併せて整備される計画です。

さらに、その北側には、生活利便ゾーンの整備が計画されています。スーパーやドラッグストアなど出店するのでしょうか

グーグルマップでみると、このような感じの場所です。

商業施設とホテル計画予定地の敷地面積は、合わせて約10万平方メートルです。

商業施設の面積は、約5.5万平方メートルです。これだけ大規模な土地に計画される商業施設となると、浮かぶのは、ショッピングモール、大型ホームセンターなどですかね。

複合商業施設

仮にコストコ出店となると、敷地的にはどうでしょうか。似たような規模の石川県野々市倉庫店の敷地面積は2.5万平方メートルです。赤磐市の商業施設予定地面積は5.5万平方メートルで、「複合型」とあることから、コストコ+αという形で間違いないでしょう。もう1つの商業施設が何かも気になります。

全国のコストコに隣接する商業施設を調べたところ、このような感じになっています。

ひたちなか(茨城) ヤマダ電機

壬生(栃木) カインズ

前橋(群馬) カインズ、ベイシア

新三郷(埼玉) ららぽーと、IKEA

入間(埼玉) 三井アウトレットパーク

千葉ニュータウン(千葉) カインズ、ベイシア

幕張(千葉) イオンモール

多摩境(東京) カインズ

座間(神奈川) スーパービバホーム

浜松(静岡) フレスポ、スーパースポーツゼビオ

守山(愛知) コメリ

中部空港(愛知) イオンモール

京都八幡(京都) エディオン、ホームセンタームサシ

尼崎(兵庫) イオンモール

和泉(大阪) ららぽーと

門真(大阪) ららぽーと

久山(福岡) ナフコ、トリアスショッピングモール

8月24日にオープンした大阪コストコ門真倉庫店は、都市型ショッピングモールのららぽーとが併設されています。大都市圏の駅チカ型コストコは、ららぽーとのような商業施設併設型が多いようです。

一方で、高速道路インターチェンジ近くのロードサイド型コストコは、ホームセンターやイオンモール、アウトレットモール併設が多いですね。ただ、敷地面積的にイオンモールは難しいですね。また、アウトレットモールも商圏的に難しいですかね。山陽インター近くに出店するとなると、かつてコストコが岡山市内の操南学区に共同出店を計画していたカインズや、大黒天物産系のラ・ムーのような大型スーパーマーケットでしょうか。

大穴狙いで、イケアIKEA)が来たら面白いですが、イケアは広島からも撤退していますし、立地的にも難しいでしょう。個人的には、イケアは、イオンモール倉敷の北に来るんじゃないかなとか予想しています。

ちなみに、コストコカインズと共同出店した栃木県壬生町の場合、カインズの敷地面積が2.5万平方メートルで、コストコの敷地面積が3.3万平方メートルです。足せば赤磐市の商業施設面積の5.5万平方メートルに近い数字になりますね。

カインズは南区のカバヤゴルフ場跡地に今年中に新店舗を開業予定ですが、それに続けての出店となるのでしょうか。

静岡県の出店パターンを見ると、岡山県にも、倉敷市赤磐市などに追加で出店しても不思議ではないです。赤磐市周辺は小規模なタイムナフコはありますが、大型ホームセンターはないのでカインズ出店の可能性は十分に実現性があります。

ホテル整備

ホテルについては、インターチェンジ近くで駅からは離れているという立地から、総社市にあるサンロード吉備路や、和気町鵜飼谷温泉のような宿泊施設が想定されます。調べたところ、サンロード吉備路総社市が、鵜飼谷温泉和気町が建設しているようです。このご時世に、赤磐市単独でこのような施設を建設する可能性は低いですかね。

ロードサイド型の宿泊施設では、旅籠屋(はたごや)のようなモーテルタイプのホテルも考えられます。ただ、敷地規模的にちょっと小さいかなという印象ですね。

ホテル予定地の敷地面積が5万平方メートルとなると、ホテル併設型のスーパー銭湯のような施設もありえますね。

視聴者の方からこんな情報も寄せられました。外資系ホテルのマリオットグループ積水ハウスが共同で展開している「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト」です。

国内の各自治体と連携し、各地にある道の駅に隣接する場所に、宿泊特化型のロードサイドホテルを展開しています。

岡山県では津山蒜山などに、すでにオープンしています。赤磐市道の駅が隣接しているので、可能性はかなり高いです。というか、もうこれで決まりでしょう。

道の駅

道の駅についても触れておきます。赤磐市が公表しているイメージ図です。敷地南側に、農産物直売所、レストラン・カフェなど、道の駅機能を配置しています。北側には、地域交流センターや広場の整備を計画しているようです。イメージ図には、フットサル場やスケートボードパークなどもあるようです。

道の駅としては、交通ターミナルの設置が特徴的です。岡山市内やJR瀬戸駅方面に向かう公共交通のハブとしても活用されるようです。

すでに、フェアフィールド・バイ・マリオットが進出している道の駅・風の家(真庭市)に近い施設になるようですね。米子自動車道蒜山ICを降りてすぐの場所にある道の駅です。

こちらでは、地元の農産品がお手頃価格で購入できます。レストランでは、ジャージーカレーなど軽食も食べられます。赤磐市は、桃やぶどうなど生産農家が多いので、真庭久米のようなマルシェ併設型の道の駅になるでしょう。

まとめ

赤磐市は、2024年3月末までに道の駅の概略設計を完了し、順調に行けば、2024年度に詳細設計に着手し、2025年に着工する予定です。開業は、早くても2026年ですかね。待ち遠しいですね。

いろんな情報をまとめると、商業施設は、コストコカインズが出店する可能性が高いでしょう。隣接するホテルは、マリオットで決まりでしょう。あくまでも私の予想です。外れたらごめんなさい。でも、具体的なイメージが湧いたほうが楽しいてすよね。ご覧の皆さんも、ご意見や耳よりな情報ありましたらコメント欄にお寄せください。また、このチャンネルでは、コストコ岡山出店情報など新しい情報が入り次第、お届けの予定です。チャンネル登録もよろしくお願いします。

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