【レビュー】Lenovoの格安ノートPC IdeaPad Slim 350を買ってみた(拡張編)

Amazonのタイムセール祭りで購入したLenovoのノートPC IdeaPad Slim 350レビューの続きです。今回は拡張性に焦点を当てて見ていきましょう。

拡張性は】

今回セールで購入したのは、内蔵SSDが256GBということで、容量的にはやや厳しそうです。とはいえ、512GB版は8.1万円と1.7万円も高くなるので、あとからSSD換装したほうがよさそうです。

ということで、とりあえずどの程度拡張できるか中身を見てみることに。LenovoのPCはパーツ交換が容易で拡張はしやすいです。プラスドライバー1本と隙間に差し込むオープナーがあれば簡単に背面パネルが開きます。

PCIeスロットにはWester Digital製のM.2 NVMeの256GB SSDが挿さっています。使われているのはType 2242ですが、Type 2280も装着できるスペースあり、ネジ穴もついてますね。

WiFi 6には対応していませんが、モデムカードは簡単に交換できます。AmazonでWiFi 6カード買えばすぐ差し替えできますね。

2.5インチHDDを配置するぽいスペースがありますが、インターフェイスが見つからない…。2.5 inch SSD増設できれば、256GBのm.2も有効活用できていいんですがねえ。

メモリは2GB x 4個が直着けされているようです。拡張はできません。まあ、8GBあるので困ることもないかと。ということで、拡張するなら、SSDを1TBのNVMeに、ネットワークカードをWiFi 6対応のAX200にといった感じですかね。

Amazonで注文

ということで、必要なものをAmazonで注文。こんな感じ。

Wifi 6に

とりあえず、ネットワークアダプターをWiFi 6対応のものに。交換は簡単です。アダプターに差し込まれたピン2本を外して、プラスドライバー緩めたら簡単に外せます。


【レビュー】Lenovoの格安ノートPC IdeaPad Slim 350を買ってみた

Amazonのタイムセール祭りでLenovoのノートPC IdeaPad Slim 350がセールしてたので思わずポチッてしまいました。ってことでさっそくレビューです。

商品概要

今回購入したのはIdeaPad Slim 350Ryzen 5モデル(MS Officeなし)。メモリ8GB、ストレージ256GB SSDで、74,325円から10,374円OFFクーポン使って63,951円です。安い…。搭載CPUはRyzen 5 5500Uということで、Intel Core i71185G7と同程度ぽい。

開封してみた

Amazonから届いた商品は写真のとおり、無梱包でメーカー箱に配送ラベル貼った状態で到着です。雑だな…。

同梱品は、本体のほかはACアダプターのみ。全体的に簡素な作りですね。

ACアダプターは大きいし、あまり品質よくないですね。せめてプラグが折りたたみできれば…。ちなみに写真左は新発売のAnker GaN IIチャージャー

電源はDCプラグです。プラグ径は4.0 x 1.7mmなので、PDチャージャーとType C→DC変換ケーブルを入手したほうが使い勝手はいいかな。

外観はこんな感じです。天板は一見アルミぽいですが、よく見るとプラスチック製。筐体もプラスチックで全体的に安っぽいです。硬いとこに落とすと一発で壊れそうではあります。

サイズ感は、Macbook Airと比べるとひと回り大きいかな。ケースはダイソーのA4ファイルケースがギリ入らない。

厚みは約1.8cm。左側面のポートは奥からDC、HDMI、USB x 3です。反対側にはSDカードスロットと3.5mmオーディオです。

重さは1.46kgで、まあ持ち運びできるかなといったサイズ感です。筐体がプラスチックなのでそんなに重みは感じませんが、強度的には若干不安。

ディスプレイは180度開きます。膝の上において使うときとかこれぐらい開くとうれしい。

Amazonレビューでは評価が散々だったディスプレイですが、パッと見は思っていたほど酷くはないです。

とはいえ、ちょっと角度を変えると画面が白くなります。輝度最大にしても日中はかなり見づらい。加えて、まともに見える視野角が狭いので、今どきのディスプレイに慣れているとストレスたまります。暗い室内で使うなら問題ないですが、外に持ち出したり、陽射しが入る部屋で使うのは微妙。このクオリティだと写真や動画編集には厳しいかもしれません。

ベゼルは左右は狭いですが下部に無駄なスペースがあるのは筐体を使いまわしてるからでしょう。下ベゼルぶんサイズ小さくなれば…。

本体がそこそこ大きいのでキー入力はしやすいです。レイアウトはShiftEnterBSキーが隣接キーとくっついてるのがやや気になるかな。

ベンチマーク

CINEBENCHの結果はこんな感じです。マルチコアでCore i7-7700Kと同程度。

シングルコアでも同じような感じですね。これぐらいの性能あれば、フォトショや動画編集も問題ないです。重いゲームとかでなければ大丈夫なレベル。以前紹介したデスクトップPCのHPPavilionより性能良さそう。

Crystal Disk Markの結果も良好です。SSDがNVMeになったのでかなり快適。

USB C PDチャージャー

ACアダプターをPDチャージャーに変えてみました。Type C → DC 4.0 x 1.7mm変換ケーブルBaseusのGaN PDチャージャー(65W)に繋げればオッケーです。

問題なくチャージされます。Ankernano II(45W)も繋げてみましたが、こちらだと電圧が足りないのか充電マークが付きませんでした。65Wでないと無理ぽい。

ごらんのとおり、純正アダプターと比べるとかなりコンパクトです。プラグが収納できるのがうれしいですね。

総合評価☆☆☆☆★

ファーストインプレッションとしては星4つですかね。Ryzen 5搭載でこの価格はかなり魅力的です。プラスチック製で全体的に作りはチープですが、価格を考慮すると許せる範囲内。ディスプレイは評判どおりイマイチなので星1つマイナス。ここが割り切れるかどうかで評価は大きく変わると思います。あと5千円高くてもいいからディスプレイを…という気持ちは。まあワード&エクセルなどビジネス用途であれば許容範囲かな。

安価な割にCPUやメモリ、ストレージなどハードウェアのスペックはそこそこあるので、はじめてのノートPCにもよいと思います。欲をいえば、電源がUSB Type Cだったらなあ、Type Cポートあればなあといったあたり。拡張編に続きます。