海外ドラマや外国人のライブ配信を、日本語字幕付きでリアルタイム視聴できたら便利だと思いませんか?
今回は、Windowsのライブキャプション機能と無料翻訳ツール「LiveCaptions-Translator」を使って、映画・海外ドラマ・TikTok・Zoom・ライブ配信まで、さまざまなシーンでリアルタイム翻訳を検証してみました。
前回レビューでは韓国語と中国語を中心にテストしましたが、今回はフランス語やスペイン語などヨーロッパ言語にも対応できるのかをチェックします。
さらに、日本語配信を多言語化する方法についても解説します。
【設定】
(ヌードあり 画像はブログ最下段に)
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前回のレビューからLiveCaptions-Translatorがアップデートされ、一部内容が変わっているので簡単に紹介しておきます。
大きな変更点は、字幕ウィンドウのサイズが表示される文量に合わせて自動で変わるようになった点です。ただ、これだと長文ではウィンドウサイズが下に伸びるので画面下部に配置すると読めなくなることがあります。上か左右に置くのがよさそうです。
また、文字色については、翻訳中の文がグレーで表示され、見やすくなりました。
そのほか、フォントストローク(縁取り)の強弱や、2言語表示で翻訳元と翻訳先の言語の位置を入れ替えるボタンが新たに追加されています。
【設定】
字幕設定についても詳しく解説しておきます。ボタンは左から文字サイズ大小、ストローク強弱、太字、フォントカラーです。
背景はプラス・マイナスで透過度を調整でき、元字幕が邪魔になるときは透過度を下げると読みやすくなります。カラーも変更可能です。
その隣は字幕の切り替え、配置の入れ替え、画面固定ボタンです。
そのほか、アプリ設定のOverlay Sentencesはウィンドウに表示する文章の数を変更できます。表示面積に影響するので、ソースに合わせて数値を調整します。
注意点として、会話など一文の区切りが明確でないとダラダラと長文になって画面が広がることがあります。その場合は数値を0または1にするかフォントサイズを落とすと字幕スペースを節約できます。
【仏語・西語】
それでは検証です。前回のテストで中国語の翻訳は良好な結果でしたが、韓国語は口語訳が微妙な感じでした。他の言語はどうでしょうか。
2026年1月現在、Windowsライブキャプションでは10カ国の言語が使えます。今回はヨーロッパ圏の言語もテストしてみましょう。
フランス語とスペイン語を追加インストールします。言語の追加方法など詳しくは過去記事を参照ください。
それではフランス語から。権利の関係で画像を加工している点はご了承ください。Amazonプライム・ビデオのテレビドラマを字幕オフにして再生します。早口なフランス語ですが、内容はわかります。
スペイン語はどうでしょう。こちらもAmazonの番組ですが、日本語字幕がない作品です。かなり早口ですが、会話が理解できるほどしっかり内容を拾っています。中国語と同程度の翻訳精度です。
どちらも早口すぎて字幕を追えませんが、翻訳内容は履歴から参照できます。翻訳元の言語も自動で文字起こしされるので、オリジナルの言語と日本語訳とをあとから比較することもできます。語学学習にも適しています。
【ライブ配信】
ライブ配信の口語会話を正しく訳せるかもチェックです。まずはTikTokのライブ配信から。韓国語はやはり微妙な翻訳です。Windows側の音声認識精度が影響しているのかもしれません。ハングルが読めないので、音声認識の問題か、翻訳エンジンの問題かは不明です。
Grok AIに尋ねたところ、他の言語と比べて韓国語は音声認識の精度が良くないようです。
ChatGPTなどLLM系の翻訳エンジンなら改善するとの報告もあるようです。
一方で、中国語はライブ通販のような早口でもかなり正確に訳してくれます。字幕を見ていれば商品の内容もわかるので思わず購入してしまいそうなレベルで引き込まれます。
【Zoom】
Zoomなど会議アプリで使えるかもテストです。Zoomには翻訳機能が搭載されていますが、機能を使うには有料プランの加入が必要になります。LiveCaptions-Translatorなら無料で翻訳機能が使えます。
Zoomの翻訳機能を使ったことがないので比較はできませんが、内容は伝わるので特に問題はなさそうです。文字起こしもできるので、会議や授業の内容を文章に残せるのもメリットです。
【日本語から】
ライブ配信に字幕をつければ海外サイトでも内容が理解できるということは、逆も可能でしょう。日本語の配信に英語の翻訳を表示させてみましょう。
ところどころおかしな訳もありますが、リアルタイムということを考慮すれば十分な翻訳品質です。YouTubeの字幕翻訳機能には劣りますが、これならライブ配信などで外国人視聴者向けに英語や韓国語など字幕を表示させることができて便利です。
なお、OBSでアプリの字幕を表示させる際は、ウィンドウキャプチャのプロパティでウィンドウの一致優先順位でWindows10(1903以降)を選択してください。デフォルトの自動では正常に表示されないことがあります。
【StripChat】
ちょっとアダルトなサイトも覗いてみましょう。これまでは外国人のキャストは話している内容がさっぱりわかりませんでしたが、日本語訳が表示できれば便利です。
韓国語のキャストから。やはり日本語訳は微妙ですね。
中国語であれば翻訳は問題ないです。中国語が理解できなくても話している内容がわかりライブ感も伝わってきます。思わず課金してしまいそうになるレベルです。
ただ、中国語の音楽が流れているとそちらの歌詞も訳されてしまうのが微妙です。
【まとめ】
ということで、Windowsのライブキャプションと無料翻訳ツール「LiveCaptions-Translator」を使ったリアルタイム翻訳の検証結果をまとめます。アップデートされたLiveCaptions-Translatorを使って前回レビューした韓国語、中国語以外の言語も試してみましたが、いずれも問題なく翻訳できました。
フランス語やスペイン語も翻訳精度は高く、早口の会話でも十分内容を理解できる品質です。オリジナルの字幕は字数の制限で内容がかなり省略されますが、ライブキャプションなら話している言葉すべてが文字になり、翻訳文も表示されます。生の外国語が教材になるので語学学習にも便利です。海外音楽の歌詞を書き起こす用途にも使えそうです。
ライブ翻訳のためYouTubeの字幕などと比べると翻訳精度は劣りますが、字幕のないライブ配信では威力を発揮します。日本語の配信に英語など字幕を付けることも可能なので海外向けに配信するときや、Zoomなど会議アプリでも使えそうです。詳しい使用方法は前回動画やブログで紹介しているので、興味のある人はチャレンジしてください。
最後までご視聴いただきありがとうございました。今回の動画で紹介したアプリのダウンロードリンクは動画概要欄に貼っています。追加情報やYouTube規約的に微妙な内容についてはブログに掲載しているので、そちらも参考にしてください。YouTubeに掲載できなかった動画も検証用にアップしています。合わせてチャンネル登録やいいねいただけるとうれしいです。
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