新年早々、衝動買いが止まりません。購入したのは、モトローラのフラッグシップスマホ「Moto Z2 force」です。一昨年の夏に海外で発売されたモデルですが、AliExpressで20,355円の大幅値下げセールです。安い。
【商品概要】
商品は、モトローラMoto Zシリーズ第2世代のフラッグシップモデルです。forceシリーズは、落下などの衝撃が加わってもディスプレイ割れを防ぐ独自設計「Moto ShatterShield(モト・シャッターシールド)」などを備える、耐久性に優れるモデルだそう。
今回購入したのはモデルナンバーXT-1789-05という中国国内向けのもの。SnapDragon 835搭載で、4GB RAMに64GBのストレージです。同じZ2 forceのインターナショナル版が約9万円で発売されていたので、わずか1年半でここまで値段が下がるのかと。ちなみに、SnapDragon 835は現行のmoto z3にも搭載されているSoC、z2 forceのハードスペックは現行のz3とほぼ同じなのです。
現行z3との違いとしては、基本ハードはほぼ同じで、バッテリー(3,000→2,730mAh)、ディスプレイサイズ(6.01→5.5インチ)で若干劣るぐらい。一方で、薄い(6.8→6.1mm)、軽い(156→143グラム)といったメリットもあります。薄いとボディ強度が気になりますが、z2 forceでは7000シリーズの最高強度を誇るアルミニウムが使用されており堅牢さはあります。
また、ディスプレイの特徴として、POLEDの2,560*1,440 2Kディスプレイを採用していることを挙げることができます。POLEDとはApple Watchに採用されたことで一時期話題になったプラスチック有機ELディスプレイです。このPOLEDはプラスチックのため、ガラスに比べて圧倒的に割れにくくなっています。forceの名のとおり、ノーマルモデルより耐衝撃に強い作りになっています。
その他、アウトカメラは12MP x 2個を搭載し、カラーとモノクロの組み合わせになっています。センサーは、どちらもSony IMX 386です。DXOMARKのスコアは82点で、フラッグシップ機としては若干物足りなさは感じます。
【開封してみた】
商品は1月10日注文で、2週間後の24日に到着。受け取り時、関税・消費税は請求されませんでした。ということで、さっそく開封。
同梱品は、充電器とTYPE C→オーディオ変換ケーブルのみ。なぜかmoto z 2018の説明書…。必要最小限ですね。画面保護のフィルムは貼ってあるようですが、moto z2 forceの画面は傷が入りやすいという情報もあるので、保護フィルム、背面カバーを別途調達しました。
本体サイズは、moto zと同じですね。先月購入したHuaweiのNova 3と比較してもほぼ同程度のサイズ感。画面占有率が広いぶんNova 3のほうがディスプレイサイズは大きいです。
左はHUAWEIのnova3
【設定開始】
電源オンして設定開始です。今回購入したのはXT-1789-05という中国国内向けモデルで、うまく設定できるか不安でしたが、思っていたより簡単でした。日本語対応している上、Google Playストアもインストールされており(販売店が入れた?)、日本国内で販売されているスマホと何ら変わりなかったです。
SIMカードは、デュアルスロットでSIM2はマイクロSDとの排他利用です。ストレージは40GB弱の空きがありますが、動画をたくさん撮る方は別途マイクロSDカードを用意しておいたほうがいいでしょう。
APN設定については、私が契約しているIIJmioはじめ国内の主要な会社のものは入っていました。SIMカードを入れたところ、ドコモの回線が問題なく使えました。
主要APNは登録済
【antutuスコア測定】
まずは、antutuベンチマークで性能測定してみましょう。スコアは20万超えで、CPU、GPU、UXでKirin 970のnova 3を大きく上回っています。特にGPU性能では1万近く引き離しており、ゲームにはz2 forceのほうが適することがわかります。荒野行動もサクサク。正直、2万円でこの性能はうれしい。
z2 force のantutuスコア
nova 3はこんな感じです
【Nova 3と比較】
先月購入したHuawei Nova 3とも比較しておきましょう。サイズ的にはほぼ同じですが、重量はz2 forceの142グラムに対して、nova 3が175グラムと32グラム重い。この重量差は結構大きいです。z2 forceに慣れてしまうと、nova 3はずっしり重い…。
で、基本的な使い勝手は両者とも大きな違いはありません。画面は有機ELで2Kのz2 forceのほうがKindleの雑誌など読むとき細かい文字がシャープでキレイかなという気もしますが、WEBブラウジングとかしているときはそんなに気になりません。Nova 3は画面占有率が高い分、スクリーンは広いですが、ノッチ部分に情報アイコンが表示されない、ハードキーがないなど使い勝手が悪い部分もあります。
【カメラ機能は】
カメラ機能も比べてみましょう。室内蛍光灯下で本棚を撮影してみました。
撮影した画像を拡大・トリミングしてみます。上がz2 force、中段がnova 3で、一番下はついでのハッセルブラッドトゥルーズームです。
moto z2 force
Huawei nova 3
トゥルーズーム
【総合評価☆☆☆☆☆】
ということで、総合評価は大満足の星5つ。現行機種と比べると画面サイズやカメラ性能で劣る部分はありますが、何といっても2万円という価格。Nova 3の半額で、SoCなど現行機種にも負けない性能は魅力的です。あと、個人的に、motoアクションの2回振ったら懐中電灯が点くってところがmoto zの時から重宝しています。
【関連記事】moto z2 force用にいろいろ買ってみたhttps://kattemitablog.blogspot.com/2019/01/moto-z2-force_24.html
記事拝見させていただきました。
返信削除まだ、moto z2 force をお持ちでしょうか?
当方所有の moto z2 forceが usbポート付近に中国語で「非売品」らしき文字が書かれているのですが、レビューの王子様所有のものはいかがでしょうか?