【レビュー】キーボード付きエアマウスMX3を買ってみた


EVPAD Tabletのついでに買ったMX3エアマウスについてもレビューしときます。Android TV利用時にあると便利なキーボード付きのエアマウスです。Aliexpressでの購入で送料込みで1,621円なり。


商品概要
USBポートにレシーバーを差し込んで使う2.4GHz無線タイプのエアマウスです。写真のとおり、表面が一般的なリモコンキーで、裏面がQWERTY(クワーティ)配列のキーボードになっています。無線式なので障害物があっても操作できます。電源は単四電池が2本(別売)です。



Mi BOXにセット
試しにMi BOXで使ってみましょう。USBポートにレシーバーを差し込むだけでマウスとして認識されます。特に設定は必要ありません。リモコン本体はモーションセンサーを内蔵しているので上下左右に動かすとマウスのポインタも連動して動きます。

Mi BOXのようなAndroid TVはカーソル(上下左右)キー主体の操作となるため、スマホ用のアプリなどを入れるとリモコンで操作できない場面があります。一般的なマウスでも操作できますが、リモコンとマウスの2つを駆使しないといけないので面倒くさいです。

ところが、エアマウス付きのリモコンならスマホ用アプリも簡単に操作できます。MX3では、裏面にキーボードもついているので文字入力もでき、1台3役(マウス+リモコン+キーボード)の機能を果たしてくれます。



主な操作キー
リモコン側には、上下左右、決定キーをはじめ、ボリューム、テンキー、ホーム、戻るなど主要なキーは装備されています。画面上にマウスポインターが見つからない場合は、ポインターキー(ボリュームキー横)を押すことでポインターが出てきます。同ボタンでポインターを消すこともできます。メディア用の再生、早送り、スキップキーもあるので、アマゾンプライムビデオ視聴時など10秒送り機能なども使えます。リモコンにはマイクもついているので、虫めがねマークの検索キーを押すと音声検索ができます。マイクはリモコン右上にあります。


赤、緑、黄、青の4色のボタンは赤外線の学習機能が割り当てでき、テレビ電源など他のリモコンのコードを登録できます。「TV」ボタンを長押しするとLEDが点滅し学習モードに入ります。学習させるリモコンの赤外線コードをセンサーに向けて送り、学習させるボタンを押すと登録完了です。


裏面のキーボードはアルファベットキーのほか、スペース、エンター、バックスペースなど必要最低限のキーのみですが、Android TVで文字入力する場面は検索が主なので特に困ることはないと思います。キーはクリック感もあって入力はしやすいです。

残念なのは数字キーがないとこですね。ALTキーを押すと青色の文字が入力できます。ファンクションキー「Fn」やタブ「Tab」キーがないのも気になります。



UBOX4に接続
続いては、UBOX付属の赤外線リモコンがショボくて使い勝手悪いので、MX3を繋げてみました。使い方は簡単。USBレシーバーをUBOXのUSBポートに挿し込むだけ。


接続するとハードウェアキーボードに「MemsArt MA144 RF Controller」が認識されます。キーレイアウトは英語(米国)English(US)です。



総合評価☆☆☆☆★
Android TVの操作がこれ1台でできるのでかなり便利です。値段も安いので満足。エアマウス+リモコン表面は文句無しの5点ですが、裏面のキーボードが少し物足りないのでマイナス1点。総合評価は4点です。UBOXやEVPADに付属の赤外線リモコンは使い勝手悪いので、この手のTV BOXを使うなら合わせて買うことをオススメします。似たような商品を何種類か試してみました(レビューはこちら)が、MX3が一番使い勝手よいと思います。

【レビュー】クロムキャスト用有線LANアダプターを買ってみた


EVPAD購入に伴い、リビングのテレビでもChromecastを使いたいということで、昔買ったクロムキャスト(第1世代)を引っ張り出して取り付けて見たのですが、TV番組をキャストしてもうまく再生されません。Mi Boxのほうは問題なくキャストできているので、おそらく原因は第1世代の無線LANが2.4Gにしか対応していないためのようです。

クロムキャストウルトラ

有線LANに対応したクロムキャストウルトラを買おうかとも思いましたが、価格が9,720円ということで、これならMi Boxがもう1台買えるよなと迷っていたところ、有線LANアダプターなるものが発売されているのを発見しました。Google純正品は3,297円とお高かったので、サードパーティ製「UGreen 有線LANアダプタ」なるものを購入してみました。Amazonで1,488円なり。

Google純正有線LANアダプタ

取り付けは簡単。クロムキャストの電源とコンセントの間にはさむだけ。あとはLANケーブルを差し込めばオッケーです。難しい設定なしで再起動するだけで有線LANに切り替わります。LANは100MbpsでギガLANには対応していませんが、それでも2.4Gよりははるかに安定するはずです。


試してみたところ、アダプターなしの状態ではカクカクで使い物にならなかったタブレットのミラーリングが快適に、フルHDの動画をキャストしてもスムーズに再生されます。これで、EVPADのテレビ番組がリビングでも見れるようになりました。

総合評価☆☆☆☆☆
ということで、評価は文句なしの星5つ。第1世代クロムキャストをお持ちの方にはオススメできる商品です。なお、クロムキャスト以外に、Fire TVやGoogle Homeなどにも対応しているようです。無線LANが5Gに対応している機器でどれほど効果があるかは不明ですが、接続が安定していないようであれば検討の価値ありだと思います。


【レビュー】万能チューナー入りタブレット「EVPAD TABLET i7」を買ってみた


EVPADとUBOXの各製品を検討した結果、お得感から今回はEVPADタブレットを選択です。概要は検討編を参照ください。通常価格25,732円がアニバーサリーセールで21,706円(送料込み)で購入できました。商品は、Aliexpressで3月30日に注文。香港からの発送で、フェデックス便で5日後の4月4日に到着です。早いですね。
※EVPADの販売状況など最新情報はこちらで更新しています。


さっそく開封。同梱品は、本体のほか、ケース、ACアダプター、マイクロUSBケーブル、USB OTGケーブル(micro USB↔USB メス)、ヘッドホン、マニュアル(英文)となっています。



タブレット機能
まずは、タブレットとしての機能を見てみましょう。サイズは、240 ✕170mmでHUAWEIのMediapad M3 Lite 10 wpとほぼ同じですが、厚みが9.5mmで、7.1mmのMediaPadと比べると若干増します。重量はM3 Lite 10の504gに対して513gと気持ち重め。そんなに違いはないのですが、厚みのせいか、バッテリーの配置で重量が偏っているせいか、手にするとずっしりとした感じです。

M3 Lite(右)と比べると厚みはある

液晶は、10.1インチでM3 Liteと比べると、電子書籍で雑誌を読んだときなど細かい文字で若干シャープさに欠けるかなという感じではありますが、発色もよく2万円の商品には見えません。ボタン類は、右側に電源とボリューム(上下)、3.5mmのイヤホン端子が、上部に充電用のマイクロUSB端子が、さらに裏面上部のカバーを外すとマイクロSDカードとSIM(×2)のスロットがあります。


カメラはアウトが500万画素、インが200万画素。今どきのスマホのカメラと比べるとイン、アウトともにやや望遠寄りで自撮りには不向きな感じではあります。M3 Liteと比較するとセンサーも良くないのか、暗い場所ではノイズが目立ちます。

カバーを外すとSD(右)とSIMスロットが

SIMスロットは通常サイズなので、ナノSIMはアダプターが必要になります。IIJ Mioのドコモ版SIMですが、4G LTE通信が問題なく使えます。


メモリは2GB搭載でひと通りアプリを入れた段階で1.1GBを使用、ストレージは32GB中1.35GBしか使ってないのでけっこう余裕があります。antutuベンチマークのスコアは45,181で、M3 Liteの85,000と比べると劣りますが、ブラウジングやYouTube視聴など一般的な用途であれば特に問題ないです。


M3 Lite 10との比較では、特に大きな違いは感じませんが、液晶パネルの電力消費が多いのかバッテリーの減りが早いかなという気はします。まあ、テレビを1時間見て10%程度のバッテリー消費で、映画1本ぐらいなら余裕で見れるので特に困ることはありません。Wi-Fiは5Gに対応しているので、動画視聴も余裕。スペック的には普段使いして問題のないレベルです。

最初の設定
EVPAD i7はアンドロイドタブレットなので、基本的な使い方は一般的なタブレットやスマホと同じです。グーグルストアも入っているので、そこからアンドロイドアプリをインストールして使えます。ここではインストールしておくと便利なアプリをいくつか紹介しておきます。

Googleホーム
クロムキャストなど持っている方は、大画面テレビにキャストするためにGoogleホームをインストールしておく必要があります。私の場合は、アンドロイドボックスのMi Box 3がクロムキャストに対応しているのでインストールしています。これで、タブレットの画面をそのままテレビに表示できます。画面は気持ちボヤッとしますが、解像感はあるので58インチのテレビに映してもさほど気にはなりません。



System Bar Hyde
画面下部に表示されるホームボタンなどアンドロイドのシステムバーを隠すためのアプリです。キャスト時システムバーがテレビ画面に表示されないようすることができます。ただし、このアプリでシステムバーを隠した状態にすると文字入力時仮想キーボードが表示されない不具合があります。文字入力時は機能をオフにする必要があります。


DU Recorder
画面をビデオキャプチャするアプリです。このアプリを使えばTV番組が録画できます。デフォルトでは透かしが入りますが、設定でオフにできます。



テレビ視聴アプリ
アプリはGoogleプレイストアのほかに、EVPADオリジナルのアプリが専用ストアからインストールできます。テレビ視聴アプリはこのEVPADアップストアからインストールします。購入時は視聴アプリはインストールされていないので、EVPAD App Storeから「易電視」(簡単テレビ)と「易影院」(簡単シネマ)の2つのアプリをインストールします。日本チャンネル専用アプリもありますが、サーバーが更新されていないのか映らないチャンネルがあるので、「易電視」での視聴をオススメします。Appストアでは、bilibiliなど中華系動画アプリもインストールできるようになっています。

EVPAD App Store


易電視(Easy TV)
「易電視」はテレビ視聴アプリで、中国、台湾、日本、韓国、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナムなど合計653チャンネル(2018年5月2日現在)が視聴できます。欧米の番組については、英BBCや米FOX、CNNなど台湾国内のCATVで放送されているものが配信されているようです(※2018.5月に北米チャンネルが増強されたようです)。海外のサーバーを経由する都合上、実際の放送より5分程度遅れて配信されます。

国(地域)ごとのの配信チャンネル数は次のとおりです。
「香港(1ch-34ch)」
「中国(195-242)」
「台湾(300-466)」
「マレーシア(500-539)」
「日本(600-646)」
「韓国(700-734)」
「インドネシア(1676-1689)」
「北米(1765-1872)」
「タイ(1000-1025)」
「ベトナム(1100-1125)」
「アラブ(1757-1764)」
「スペイン(1662-1675)」
「ブラジル(1690-1704)」
「アダルト(1300-1325, 1613-1647)」


中国のCCTV

日本のテレビ局については東京キー局と関西ローカル、WOWOWや一部のBS・CS局など全47チャンネルが選局できます。



地方では見られない東京や大阪ローカルの番組・ニュースがほぼオンタイムに視聴できるのはうれしいです。日本の番組はすべてHD画質できれいに表示されます。テレビにキャストしても問題ないレベル。サーバーも安定しているようです。

TOKYO MXも視聴できます


易影院(E Movie)
「易影院」では、オンデマンドでビデオが視聴できます。映画、テレビ、スポーツなどジャンルごとに分類されています。日本の映画やビデオも配信されています。



日本のTV番組・映画については、メジャーな作品は中国語の吹き替え版になっています。「リーガル・ハイ」や「ガリレオ」は中国語吹き替え版でした。中国語吹き替え版のドラマはサーバーが混んでいるのか時間帯によってはスムーズに再生されませんでした。

リーガル・ハイは中国語吹き替え

新作ドラマや映画は、日本語の音声に中国語の字幕が入っているものが多いです。「アンナチュラル」、「銀魂(実写版映画)」は日本語音声に中国語字幕でした。日本語音声の作品はサーバーが混んでいないのか再生はスムーズです。添付画像はストリーミング動画をキャプチャしたものですが、画質も良好です。




成人向けビデオ
EVPADアプリではアダルト動画も視聴できます。成人向けチャンネルやビデオの視聴はパスワードで制限されています。TV番組は易電視からジャンル「午夜影院」(真夜中のシネマ)を選択し、パスワード「6868」を入力すると視聴できます。そのほか、いくつかのチャンネルでパスワードを求められることがありますが「6868」で大丈夫です。


成人向けのパスワードは6868

ビデオオンデマンド(VOD)は細かくジャンル分けされています。基本無修正で男同士とかのけっこうドギツイ動画もあります。VODのアダルト動画はインデックスの写真と中身が違っていることが多く、また、サーバーが混んでいるのかスムーズに再生されません。ちょっと期待はずれですね。




追加情報
2018年5月のアップデートで、「日韓経典(JK Classics)」というアプリが追加されました。「ガリレオ」や「リーガルハイ」のようなちょい昔のドラマが見れるようになりました。「易影院」では中国語吹き替えでしたが、こちらはオリジナルの日本語音声です。ただ、あいかわらずサーバーが混んでる感じですね。




追加情報②
2019モデルの「EVPAD 3」発売に合わせて、一部アプリが新しくなっています。基本的な構成は変わりませんが、過去1週間ぶんの番組をプレイバック視聴できる「E Playback」が新たに利用できるようになっています。詳細はこちらの記事をご覧ください。


総合評価☆☆☆☆★
ひと通り使ってみての総合評価は星4つぐらいかな。東京・大阪の番組を見るという当初の目的は無事達成できました。価格も安価で、Androidタブレットとしても使えるのはうれしい。コスパはかなり高いと思います。VODは、Amazonプライムではアップされないような新しめの映画・番組が見れるのがいいですね。

セットトップボックス版と迷いましたが、私の場合はMi BOXを持っている上、キャストすればほぼ同じ使いかたができるので、リビング、寝室の両方で使えるタブレットでよかったと思います。テレビ1台で、タブレットも持っているならセットトップボックスのほうがキャストするより画質もきれいですし、使い勝手は良いと思います。視聴については、日本語のチャンネルについてはどの局もスムーズに再生されるので安心しました。海外のチャンネルについては視聴できなかったり、不安定なものもあります。

弱点としては、UBOXの1,000チャンネル約750チャンネルと比べるとチャンネル数が653と少ないとこ。特にアメリカやイギリスなど欧米系のテレビ局が少ない印象です。(→2018.5月に北米チャンネルが増強されたようです)。あとVODは日本映画でも中国語吹き替えのものが多いのが期待はずれでした。UBOXは使ったことないので比較できませんが、VODの配信数も多そうですし、英語チャンネル中心にいろいろ視聴したいならUBOXを選択したほうが良いと思います。

あと、タイムシフト視聴やタイマー録画、ダウンロード視聴の機能とかもあれば便利だったかなという感じではあります。まあ、値段も安かったので買って良かったとは思っています。UBOXのメモリ2GB版が出たらセットトップボックスも買ってみたいですね。

※2019年、EVPADの新モデル「Tablet i8」が発売されました。


購入方法(Amazonへのリンク)
購入については以前はAliexpressなど海外サイトでの購入が一般的でしたが、現在は日本国内に代理店があるため、Amazonで購入するのが保証・返品などの点で安心です。ただし、商品の性質上、出品停止になることが多い(特にUBOXが)ので、最新の商品リンクを別ページにまとめておきます。UBOX & EVBOX商品リンクのまとめはコチラです。

・エアマウス
※付属のリモコンは赤外線でショボいので、同時購入をオススメ

【レビュー】Android セットトップボックス UBOX4


前回、「EVPAD」について紹介したので、ついでに購入候補にあがっていた同種の商品「UBOX 4」についてもまとめておきます。ネットを使ったビデオストリーミングで世界中のテレビが視聴できるAndroidセットトップボックスです。商品的にはEVPADとほぼ同じような感じなので、両者が選択肢に入るのではないでしょうか。なお、UBOX4のレビューはこちらに載せています。
商品概要
UBOX 4は、香港のUnblocktechというメーカーが発売している商品です。Aliexpressで16,022円(送料込)で購入できます。UBOX 4もいろいろなモデルがあるようで、ここで取り上げるのはUBOX S900というモデルについてです。※2019年新モデルの「UBOX PROS」が発売されました。

ハードのスペックは、CPUがクアッドコアのCoretex A53で、GPUがMali400のクアッドコア、メモリ1GB、ストレージ16GBとなっています。インターフェイスはHDMI出力、USB2.0×2、有線LANポート、microSDカードスロット、オーディオ出力となっています。Androidのバージョンは5.1です。

EVPAD PLUSと比べると値段が安いぶんハードのスペックはやや落ちますね。メモリが1GBしかないのが気になりますが、テレビを視聴するだけなら値段も1万円近く安いですし、選択肢に入れても良いと思います。

ちなみに、台湾バージョンのUBOX PRO TW(I900 PRO)というモデルもあり、こちらはGPUの性能が良くなっており、Androidのバージョンも7.1です。価格は18,187円とちょっと高くなっていますが、USBが2ポートでうち1ポートは3.0に対応しているなどのメリットもあります。YouTubeの比較動画を見る感じではTWモデルのほうが4よりサクサク動いているようではあります(※2018年6月にUBOX 4 OS並びにHKというバージョンが新発売になっています。OSはOver Sea、HKは香港かな?)。※2019年新モデルの「UBOX PROS」が発売されました。

台湾モデル(I900 PRO)※本体右下にTWの文字



タブレットモデル
UBOXには、EVPAD同様にタブレットモデルの「UPAD」という商品も用意されています。価格は26,522円(送料込)。こちらはMT6753のクアッドコアCPU搭載で、メモリが2GB、ストレージ16GB、Androidのバージョンも6.0とUBOX4よりスペック的には上です。ただ、液晶が1,280×800なのは残念なとこです。


UBOXのテレビ機能
基本的な機能はEVPADと同じような感じですが、配信チャンネル数は700チャンネル以上で、EVPAD(650チャンネル以上)より多いです。EVPADがアジアのテレビ局(中国、台湾、香港、日本、韓国)中心なのに対して、UBOXは欧米のチャンネルが充実していますね。→2018.5月にEVPADの北米チャンネルが増強されたようです。

日本のチャンネルについても若干異なるようです。2019年8月時点での日本チャンネルはこんな感じです。

336 時代劇専門
337 日本映画専門
338 日本テレビ
339 日テレG+
340 毎日放送
341 旅チャンネル
342 関西テレビ
343 放送大学 → BSスカパー
344 読売テレビ
345 朝日放送
346 ホームドラマ
347 フジテレビ
348 ヒストリーチャンネル
349 ナショナルジオグラフィック
350 テレビ東京
351 テレビ大阪
352 テレビ朝日
353 ディスカバリーチャンネル
354 スターチャンネル
355 スカイA SPORT
356 サンテレビ
357 ゴルフチャンネル
358 グリーンチャンネル
359 キッズステーション
360 WOWOWライブ
361 WOWOWプライム
362 WOWOWシネマ
363 TOKYO MX
364 TBSニュースバード
365 TBS
366 NHK総合大阪
367 NHK総合
368 NHK Eテレ
369 MUSIC JAPAN TV
370 J SPORTS 4
371 J SPORTS 3
372 J SPORTS 2
373 J SPORTS 1
374 ディズニーランド
375 BS日テレ
376 BS朝日
377 BSプレミアム
378 BSフジ
379 BSテレ東(旧BSジャパン)
380 BSアニマックス
381 BS-TBS
382 BS-1
383 GAORA SPORTS
384 STAR HD
385 GREEN
386 ANIMAX
387 ファミリー劇場
※2019.8月時点のチャンネル

まとめ
ということで、EVPADとUBOXの比較をまとめておきます。まず、テレビ機能。これはチャンネル数が圧倒的に多いUBOXの勝ち。とにかく海外(特に欧米圏)のテレビ番組をたくさん見たいという方にはUBOXがオススメです。EVPADはアメリカやヨーロッパのテレビ局が極端に少ないのが残念です。→2018.5月にEVPADの北米チャンネル数が増強されました。

次にハード。UBOXは最新機種でもメモリが1GBと少ないのが厳しいですね。テレビ視聴以外にもAndroid BOXとしてあれこれ使いたい場合はメモリが2GBあるEVPADを選んでおいたほうが良いと思います。ただ、そのぶん価格は高いです。

ちなみに、私はAndroid STB(Mi BOX)をすでに持っていたので、今回はタブレットのEVPAD Tablet i7を買いました(レビューはこちら)。セットトップボックスならUBOX4も選択肢に入ると思います。2018.5月にUBOX 4も購入しました。レビューはこちらです。


購入方法(Amazonへのリンク)
購入については以前はAliexpressなど海外サイトでの購入が一般的でしたが、現在は日本国内に代理店があるため、Amazonで購入するのが保証・返品などの点で安心です。ただし、商品の性質上、出品停止になることが多い(特にUBOXが)ので、最新の商品リンクを別ページにまとめておきます。UBOX & EVBOX商品リンクのまとめはコチラです。

・エアマウス
※付属のリモコンは赤外線でショボいので、同時購入をオススメ

【レビュー】Android セットトップボックス EVPAD PLUS


インターネットで世界中のテレビが視聴できる、ちょっと怪しい中華製Androidセットトップボックス「EVPAD」なるものを入手したのでレビューします。購入の目的は地方では数週間放送が遅れたり放送されなかったりする番組が見たいから。東京、大阪の放送を視聴できる機器をということです。
※EVPADの販売状況など最新情報はこちらで更新しています。

候補に上がったのは、ラジオライフ誌などで紹介されていた「UBOX」と「EVPAD」の2機種です。その中から、今回はEVPADをセレクトしてみました。EVPADの中でも候補に上がったのは2つのモデル。セットトップボックスタイプの「EVPAD Plus」とタブレットの「EVPAD Tablet i7」の2つです。まずは両モデルの詳細を。

EVPAD PLUS
「EVPAD PLUS」はFire TVのようなセットトップボックス(STB)タイプの製品です。テレビのHDMI端子にケーブルを接続することで、テレビの大画面で各種アプリを楽しめます。Android OSで動くので、あとからHuluやDAZNなどのアプリを追加して使うこともできます。

本体とUSB・HDMIケーブル、ACアダプタ、リモコンが付属します。本体はUSB2.0(2個)、LAN、HDMI出力、オーディオ、DC INの各端子とマイクロSDカードスロットを備えます。そのほか本体底面にリセットボタンがあります。


基本スペックは、CPUがAmlogicのS905Xで、Cortex-A53のクアッドコア(4コア)、GPUにMali-450ペンタコア(5コア)を搭載しています。メモリはDDR3の2GBでストレージが32GB、2.4Gと5GのWi-Fiに対応しています。ハード的には以前紹介したMi Box 3とほぼ同じですが、ストレージがMi Boxの8GBに対してEVBOXでは32GBなのはうれしい。AmazonのFire TVと比べてもスペック的には上ですね。商品はAliexpressで23,498円(送料込み)です。※2019年新モデルの「EVPAD 3 MAX」が発売されました。


EVPADのラインナップ
セットトップボックスタイプは、PLUSのほかにも何種類かのラインナップが用意されています。いまいち違いがわからないので比較しておきましょう。発売日の新しい順に、「PLUS」「PRO +」「PRO」「2S +」「2S」となっています。ハードウェアや対応アプリの種類が異なるので注意してください。TV番組の視聴メインならメモリ1GBのモデルでも問題ないと思いますが、Android TVボックスとしてゲームや4K動画なども楽しみたい場合は、メモリ2GBのPLUSを選択しておいたほうがよいでしょう。

比較表(タップで拡大されます)

EVPAD Tablet i7
タブレット版のEVPAD Tablet i7は、10.1インチのフルHD液晶に、MTK6753で、Cortex-A53のオクタコア(8コア)、GPUにMali-T720(3コア)を搭載しています。メモリ2GBでストレージが32GB、バッテリーが6,000mAhで、2.4Gと5GのWi-Fiに対応、4G LTE対応のデュアルSIMスロットも完備です。一般的用途なら十分なスペック。これで値段が、25,536円とかなりお得感があります。※2019年、新モデルの「EVPAD Tablet i8」が発売されました。



EVPADのテレビ機能
日本の製品と比較するとお値打ちなEVPADですが、中華製品としては若干お値段高めなわけで、その理由が搭載されているテレビ機能です。専用アプリを使うことで、世界中のTV番組がライブ視聴できるようになります。視聴できるテレビ局は650チャンネル以上で、UBOX(700チャンネル以上)と比べると気持ちチャンネル数が少ないようです。

日本のテレビ局については関東・関西・BS各局をはじめWOWOWのような有料チャンネルもいくつか見れます。EVPADで視聴できる日本のテレビ局は全部で47チャンネルです。UBOX(53チャンネル)とは若干視聴できるチャンネルが異なるようです。

NHK、Eテレ、日テレ、テレ朝、TBS、テレ東、フジ、TOKYO MX、NHK大阪、読売、朝日、MBS、テレビ大阪、関テレ、サンテレビ、BS-1、BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、WOWOWプライム、WOWOWライブ、WOWOWシネマ、スターチャンネル、放送大学、グリーンチャンネル、BSアニマックス、J SPORTS 1、2、3、4、日本映画、ディズニー、スカイAスポーツ+、日テレG+、ゴルフネットワーク、時代劇専門、ホームドラマ、Music Japan、キッズステーション、ディスカバリー、ヒストリー、ナショナルジオグラフィック、TBSニュースバード、旅チャンネル

TV番組視聴の仕組みは、ストリーミングサーバーを何ヶ所かに用意して、そこからネット配信しているようです。サーバーはEVPAD側のMACアドレスで認証しているようで、EVPAD以外の機種にアプリを入れても視聴できないようになっています。映像は実放送より5分程度遅れて届きます。サーバーは中国以外にも数カ国に分散されているみたいです。

視聴については、一応永久無料を謳っていますが、限りなくグレーというか、思いっきりブラックな商品なので、将来的にサーバーが閉鎖されたりメーカーが潰れて視聴できなくなる可能性はあります。

YouTubeと同じで視聴行為自体は法律上問題ないようです。おかげで海外出張していても日本のテレビ番組が視聴できます。東京や関西ローカルの番組が見れるのもうれしいですね。地方だと数週間遅れて放送なんてものもあるので。

EVPADでは、TV番組のほかにも、映画やTVドラマが視聴できます。日本のAVも配信されていますね。アプリによってはパスワードの入力を求められるケースもあるので、ネットで検索する必要があります。詳しい使い方はレビューを参考ください。

UBOXを扱ったラジオライフの記事

※最新モデルのEVPAD 3Sが発売されています。
※2019年新モデルの「EVPAD 3 MAX」が発売されました。
・EVPAD 3S=メモリ2GB+ストレージ8GB
・EVPAD 3=メモリ2GB+ストレージ16GB
・EVPAD 3PLUS=メモリ2GB+ストレージ32GB
・EVPAD 3MAX=メモリ3GB+ストレージ64GB

購入方法(Amazonへのリンク)
購入については以前はAliexpressなど海外サイトでの購入が一般的でしたが、現在は日本国内に代理店があるため、Amazonで購入するのが保証・返品などの点で安心です。ただし、商品の性質上、出品停止になることが多い(特にUBOXが)ので、最新の商品リンクを別ページにまとめておきます。UBOX & EVBOX商品リンクのまとめはコチラ。

・エアマウス
※付属のリモコンは赤外線でショボいので、同時購入をオススメ