【購入方法】
日本国内でもビックカメラなどで取扱いがあるようですが高い!販売予定価格9万円越え(※デュアルSIMタイプ)。っつーことで、海外の通販サイトから購入です。CAT S60と同じく英国のスマホ通販サイトhandtecで注文。本体価格は412.50英ポンド(約5万2千円、税別)って、なんだこの価格差は。浮いたお金でオプションのデジカメユニット、ハッセルブラッドTrue Zoom(183.33英ポンド)と、JBL SoundBoost Speaker(66.66英ポンド)もポチ。
ちなみに、オプションとしては、そのほかにも、QI充電に対応した拡張バッテリー(49.99英ポンド)やプロジェクター(191.67英ポンド)なんかもあります。将来的には、車載クレードルやE-inkディスプレイ、小型サブモニタ、5Gモデムなども計画されているようで、来年には少なくとも12種類のmodが発売されるようです。
商品は、10/12にネット注文で、FEDEXで発送、10/17に到着。1週間もかからないです。早いですね。
海外製携帯を個人輸入して使用する際にはいくつからの制約があります。これについては、海外携帯に格安SIMを入れてみたを参考にしてください。
【同梱品】
ということで、届いた商品を開封。本体、充電器、USB→オーディオ変換ケーブルと、背面カバー、側面バンパー、SIMスロットを引き出すための工具が同梱されています。
充電ケーブルはコンセントが海外仕様(イギリスなどで使われているBFプラグ)なので日本では使えない上、ケーブルがプラグ直付けなんで、タイプCのケーブルを別途用意する必要あり。
付属品
【本体仕様】
詳しくはメーカーサイトなどを参考にしてもらうとして。現在使ってる携帯と比較してみましょう。といってもXperia Z(au SOL23)なんで、3年前の機種ですが。
外観は、Xperia Zとほぼ同じで8mmほど縦に長い。液晶は縦に長くて、ベゼル幅が狭くなってる分、横幅もちょい広い。本体の厚みはXperia Zの3分の2ぐらいで超薄い。そして軽い。ただ、カメラ部が2.5mmぐらい丸っと出っ張ってるのが気になるところ。100円玉を貼りつけたような出っ張り。サイドには、音量上下と電源の3つのボタンあり。
起動画面はこんな感じ
同梱の背面カバーを装着するとカメラ部の出っ張りと厚みが同じになる感じ。カバーはマグネットでペタっと引っ付く。本体のフチを保護するバンパーもついている。moto mods装着時は背面カバーを外す。なお、バンパーは装着したままの状態でも使用できます。
本体は激薄だがカメラ部が出っぱる
付属のカバーは表面がナイロンの布製なんで、使っていくうちにボロボロになりそうな気はします。別売りのカバーも発売されるようなんでそんなに心配しなくてもいいかも。
背面カバーと側面バンパーを装着
SIMスロットは本体上部にあり、付属の工具(細い棒)を突き刺すと出てくる。
※MONOQLOのオマケSIMが届いたんで、2枚挿しにチャレンジしてみましたが、どうやら、今回入手したmoto ZではデュアルSIMは使えない模様。マイクロSDとの排他使用という記事もありますが、マイクロSDスロットにどうやってもSIMが入りません。Moto Zの日本語サイトには仕様欄にデュアルSIM可(デュアル SIM はブラジル、インド、および中国で利用可能)となっていますが、USサイトでは、んなこと書いてないので間違いかな。→デュアルSIMバージョンもあるようです。購入時要確認ください。
なお、下位モデルのMoto Z PlayはSIMスロットが2枚+マイクロSDカードスロット(併用可)があるので、デュアルSIMが使えるようです。デュアルSIM利用前提ならMoto Z Playになるようです。
右がSIMスロット、左はマイクロSD(デュアルSIMは非対応)
本体下部に四角い指紋センサーがあり。指紋登録は指紋面を何度かスキャナさせて登録する。簡単。ただ、場所が場所だけに親指を上向きに登録すると認証させにくい。親指を横向きに登録するとスムーズに認証できます。
そのほか、androidの非接触型決済「Tap & Pay」に対応しているようですが、登録を試みるも現時点では日本のカードは非対応の模様。将来的には使えるようになるでしょう。
【カメラ関係】
スペック的には、CPUがSnapdragon820で4GBのメモリ積んでるので基本性能的には問題なし。ディスプレイはQuad HD (2560 x 1440)で一般的なスマホのフルHDより高解像度になっています。Youtubeでは1440pの動画が視聴でき、かなり綺麗です。今、流行のVRヘッドセットなんかをつけても良さげ。
カメラは、1,300万画素(リア)と標準的。f/1.8と明るめレンズと光学式手ブレ補正 (OIS)やレーザーオートフォーカスを搭載しています。Xperia Z(SOL23)が2,000万画素だったことを考えるとちょい物足りない感じかな。なお、上位モデルのMoto Z forceはカメラが2,100万画素になります。
画質については、Xperia Zとの比較で、暗所ノイズの乗り方なんかは同じぐらい。Xperia Zのほうが画素数多いだけあって解像感で勝るといった感じです。あと、画像はSDカードへの保存も選択できます。
4K画質でビデオ撮影してみましたが、多少本体は熱くなりますが特に問題は発生していない様子。ファイルサイズの上限(4GB)まで10分弱ほど撮影できました。
【アプリ関係】
出荷時の言語は英語ですが、日本語に変更できます。購入時にインストールされているアプリはほぼなし。google関係のアプリがチラホラと、moto z用のカメラアプリぐらい。余計なものはほとんど入っていないのが好感度高しです。
日本語に変更可
【Moto Zの性能】
Moto ZはモトローラというかLenovoのフラッグシップ機なんで性能的にはかなり高い。3年前のXperia Zと比べると快適さが段違いです。特に描画が速いのかWebもサクサク閲覧できます。一度このサクサク感を味わうと旧機種には戻れないです。
カメラの起動も速い。1~2秒で撮影可。写真撮るときもたついてたのがウソみたい。カメラは本体を2回クイクイとひねることで起動させることもできます。その他のアプリもサクサク動くので今のところ性能的には不満はありません。
メモリは4GB搭載で、出荷時の状態で1.6GB程度を使用です。これならかなり余裕ありますね。バッテリー容量は本体の薄さを優先したせいか2,600mAhとちょい少な目。ディスプレイが1440pということも影響するのか、ハードに使えば1日もつかな、普通の使用なら2日ぐらいといった感じで、若干弱め。
バッテリーが物足りない場合は、moto modsのパワーパック(2,220mAh)を追加で購入するか、下位モデルのMoto Z Play(3,510mAh)もしくは上位モデルのMoto Z force(3,500mAh)を選択するという手もあります。Playはディスプレイが1080pなんでかなりバッテリーのもちはいいみたいです。
【総合評価】☆☆☆☆☆
motorolaというか、実際は同社を買収したLenovoの製品ですが、中国製スマホの成長著しいですね。もはや日本製スマホに追いつき、追い越した感じ。性能的には何の問題もなし。あとは製品の耐久性がどうなるかですね。
今回のスマホ買い替えでは、Xperia XZも候補にあがってましたが、正直、今の日本メーカーのスマホにはドキドキ感がないですね。高機能カメラとスイカと防水つけてコンパクトにまとめてみました、はい、どーぞみたいな。ツマラン。
その点、Moto Zは基本性能の満足度に加え、moto modsのコンセプトが楽しい。この手のギミックがスマホの可能性を拡げてくれるというワクワク感。日本のスマホにはない楽しさがあります。こういうの好きです。ということで、総合評価は文句なしの星5つ。
背面にはmoto mods用のインターフェイスが
なお、moto modsのレビューは別掲。
incipioバッテリーパックのレビュー
Hasselblad True Zoomのレビュー
JBL SoundBoost Speakerのレビュー
液晶保護カバーなど
海外版のMoto ZはDual SIM版とSingle SIM版の二種類が有り、
返信削除約5万円台で購入出来るタイプがSingleで32GB、約7万円台で購入出来るタイプがDualで64GBですね。
国内版は後者と同じDualで64GB版で、それと比較すると国内版の9万円台はちょっと高過ぎですが、
まあ不良故障時の交渉し易さという安心料でしょうか。