【レビュー】Xiaomiの水質計 Mi TDS Penを買ってみた


Aliexpressで何点か買い物をした際に、おもしろそうな商品を見つけたので買ってみました。Xiaomiの水質計「Mi TDS Pen」です。お値段は送料込みで936円です。安っ。

商品概要
写真のとおり、ペンタイプの水質計です。スイッチオンして、先端の金属部分を水につけると水質がppmという単位で液晶に表示されます。


もう少し詳しく説明しておきます。この電気伝導度TDSメーターというのは、水中に含まれている不純物の濃度を測定する機械です。

水に流れる電流の伝導度を電解物質(無機塩類)濃度単位であるPPMで示します。不純物を含まない「純水」は絶縁体に近いのでTDSの数値が0に近い値を示しますが、別のイオン物質が多く溶けているとTDS数値は高い値を示します。

なお、ミネラル等を多く含む水もTDS数値が高くなりますから、TDSが高い値を示すからといって、それが直ちに汚れた水というわけではありません。

加湿器タンクを測定
さっそく、加湿器タンクの水質を検査してみました。ちなみに水切れの状態から水を足して1日経った状態です。数値は74ppmを示しています。って、この数字がきれいなのか汚いのかわかりませんがな。


水質データの目安はこんな感じです。74ppmなら「High Purity」ですから、まったく問題ないですね。300ppmを超えると要注意、600ppmは汚れた水って感じでしょうか。


ちなみに、この数値は硬水、軟水の測定にも使えます。我が家の水道水を測定してみたところ58ppmを示しました。軟水ですね。mg/リットルはpmとほぼ同じです。都道府県(取水地)によっても硬度は変わるようで、東京の水道水が60pm、京都は40ppmの超軟水だそうです。欧州のミネラルウォーターなどは硬度が高くなります。エビアンは304ppmだそう。


総合評価☆☆☆☆★
手軽に水質検査ができて便利です。魚用水槽の水質管理なんかにも使えそうですね。値段も安いので、楽しいおもちゃを手に入れた気分で、星4つです。



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