【レビュー】Apple Find My対応スマートタグを買ってみた

中国の通販サイトで中華製スマートタグのApple Find My対応モデルが発売されていたので買ってみました。自転車盗難防止用に使えるかどうかを性能検証です。

商品概要

商品は、Apple Find My対応を謳うスマートタグです。以前、Tuya規格対応のスマートタグを紹介しましたが、Bluetooth接続機能のみで、スマホとの接続が切れた場所はわかるものの、現在どこにあるのかが分からないのが難点。こちらのスマートタグはiPhoneなどに搭載されている探すFind My)機能に対応しているということで、財布などで紛失してもおおよその現在位置を特定することができるのが特徴です。最近Ankerから発売されて人気のeufy securityと似たような商品ですかね。

開封してみた

商品はAliexpressで購入。1個1,191円(送料込み)と、Apple Air Tagの3分の1以下。これが使えるならかなりコスパはいいです。なお、まったく同じ商品でApple Find My非対応の商品もあるみたいなので間違って買わないようにご注意を。

届いた商品はこんな感じです。Work with Apple Find Myと記載があります。

箱の中は本体と英文説明書のみというシンプルな構成です。本体横に透明なシートが刺さっているので、それを引き抜くと電源が入ります。

本体サイズは実測で、長辺5.5cm、短辺3cm、厚さ0.5-0.6cmぐらい。想像していたより薄くてコンパクトです。Ankerのカードタイプ(2.5mm)を買おうか迷ってましたが、自転車のサドル裏に貼り付けるなら十分なコンパクトさ。

内部はこんな感じ。電源はCR2032電池で交換可能。販売サイトによると3年もつとのことです。写真右下のマークの基盤にはんだ付けされた物体がスピーカーぽいです。

登録してみた

iPhoneは持ってないのでiPad miniで登録してみます。探すFind My)アプリ開いて、持ち物を探すをタップ。持ち物を追加から登録画面に入ります。

下側のその他の対応している持ち物を選択します。AirTagを追加を選択すると認識されないのでご注意ください。

iTagが見つかるので接続をタップ。

持ち物の名称を設定します。

絵文字を選択して。

規約に同意を押したら準備完了です。

使ってみた

iPadから探すアプリを開くと、ご覧のようにiTagの現在地が表示されます。

自転車の盗難防止用にサドル裏に取り付けてみます。ここなら雨でも濡れにくい。ロードバイク用のサドルですがサイズ的には問題ないです。強粘着の両面テープで貼り付けました。

持ち物名とアイコンを変えて準備完了です。自転車アイコンがマップ上に表示されるようになりました。あとはAirTagと同じように使えます。盗難にあったときは、持ち物を探すを選択すればおおよその場所が表示されます。Anker製品と同様にUWBには対応していないので正確な位置まで特定することはできません。

総合評価☆☆☆☆☆

ということで、問題なく使えたので評価は星5つでよいでしょう。AirTagと比べると安価なので、自転車の他にもカバンや財布など、いろんなとこに気軽に取り付けできるのはメリットですね。製品の大きさについては一般用途なら問題なし。Ankerのカードタイプほど薄くは無いので、財布のカードホルダーに入れるのは厳しいですが、小銭入れとかに入れておくか、ストラップ取り付けるかですね。

位置精度については、Bluetooth接続のみでUWBには対応していないためAirTagほどの精度はありません。まあ自転車とかならそこまで精度は必要ないので許容範囲かな。高精度を求めるならコストかけてAirTag買うのがベストでしょうが、あれもこれもトラッカーを付けたい人には、この手の安価な製品のほうが助かります。

次回はスマートタグの無音化改造にチャレンジです。

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