【レビュー】EVPAD後継?「Grobal Ai 3FNF / 5FNF」を買ってみた

AliexpressEVPAD 6Pの後継機種(EVPAD 7P)を探してたら、新しいAndroid TV BOXを見つけたのでポチってみました。その名もGrobal Ai 3FNF / 5FNF です。

※EVPADの販売状況など最新情報はこちらで更新しています。

商品概要

商品は2モデルが用意されており、ストレージ32GBのGrobal Ai 3FNF(15,311円)と、64GBのGrobal Ai 5FNF (20,257円)です。RAMはどちらも4GB。最近は規制が強化されているのか、AliexpressでもUBOXEVBOXの販売が減っており、価格も3万円程度するので、このお値段はうれしい。ストアの説明ではReplace EVPADと記載されていました。EVPADの後継モデルなのか、新しいブランドの製品なのかは不明です。

主なスペックは、SoCがAllwinnerH616で、OSがAndroid 10、WiFi 6に対応しています。H616は2019年登場のSoCでCortex-A53を4コア搭載。Antutuベンチマークスコアは5.8万点程度です。

テレビ視聴用途で、ストレージは少なくても問題ないので、今回は32GB版の3FNFBoxTrip Storeというお店で注文。クーポン使って14,928円です。

開封してみた

8月24日に注文した商品はEMS便で9月2日に到着です。同梱品は、本体のほか、リモコン、ACアダプター、USB&HDMIケーブルなど。

本体裏はAV、光、有線LAN、HDMI、DC INの端子が。電源はUSBからDCに変換するケーブルで供給されます。

側面には、micro SDスロットとUSB2.0と3.0が1つづつです。うちUSB2.0については付属のリモコンレシーバーで占有されます。リモコンは電波式ですが、エアマウスではないので、マウス移動はカーソル操作が必要。MX3とかあったほうが便利ですね。

初期設定

それではさっそく起動します。初期状態で写真のとおりただのAndroid Boxなので、別途、視聴アプリ等を入れる必要があります。インストール方法については販売店からメールで連絡が来ました。

はじめにホーム画面から、リモコンで1234を入力して機器をアクティベートします。認証されると写真のように激活成功と表示されます。

続けて視聴アプリのインストール。同じくホーム画面から1818を押すとアプリのインストールがはじまります。

インストールが完了すると写真のようにホーム画面が切り替わります。UBOXEVPADと似たような画面なので使い方は簡単です。

EVPADと比較

ということで、視聴アプリをEVPADと比較して見ていきましょう。

LIVE☆☆★★★

ライブチャンネルは日本のチャンネルが少ないですね。EVやUにはある関西ローカルやWOWOWなどが無いです。

キー局も、まともに見れるのがNHKフジテレビぐらい。かろうじてBS系は見れるかな。視聴できるのはQVCショッピングとか必要ないチャンネルばかり。日本チャンネルだけなら評価は星1つ。海外チャンネルはEVPADと同じぐらい充実しています。

VOD☆☆☆☆☆

VODは及第点です。9月1日に公開されたばかりのブレットトレインなんかもすでにアップされてます。EVPADにはまだアップされていないので、最新作の更新が早いのはうれしい。

作品は日本語の説明ついてます。ただ自動翻訳されてるので若干日本語が変です。

字幕は中国語のみ。英語併記の作品もあります。4K作品、Bluray作品の一部はEVPAD同様に字幕、音声の選択ができます。

日本映画のラインナップは若干新しいものが多いようですが基本はEVPADと同じですかね。シン・ウルトラマンもありましたが、映画館で撮影したような酷い画質でした…。

ドラマ系は更新が早そうです。大河ドラマは日曜夜に放送されたものが、翌月曜の午前2時過ぎには中国語の字幕付きでアップされていました。仕事早すぎ…。そのほか、NETFLIXの作品もいろいろアップされてます。

PLAY BACK☆☆☆★★

プレイバックは日本チャンネル非対応。台湾、香港のテレビ局が中心ですが、1週間遡って再生できます。

アダルト☆☆☆☆★

アダルトチャンネルはホーム画面から8888を押すと表示されます。VOD(成人点播)とLIVE(成人直播)が用意されています。

VODの内容はカリビアンとかネット配信で拾ってきたと思われる無修正素人ものが中心にアップされてます。日本のパッケージ作品は無いぽい。日本人3,600本、中国人1600本、ヨーロッパ800本ぐらい。ジャンル分けされてないので、検索するのが大変ですが、見ごたえはあります。

LIVEは、パスワード1212で、18チャンネルの番組配信が視聴できます。

総合評価☆☆☆★★

ということで、評価へ。ハード全般は及第点。RAMを4GB積んでるのでサクサク動いてストレス溜まることないです。Youtube視聴など一般的な用途で困ることはないでしょう。

コンテンツは、ちょっとショボいかなという印象は否めないです。ライブチャンネルは日本メインなら使い物にならないレベル。VODは最新作が見れる点は評価です。機能的にはプレイバックも日本非対応だしEVPADと比べるとだいぶ見劣りするかなあ。既にEVU持ってるならわざわざ買い足すメリットはないでしょう。

とはいえ、この手のフリー視聴機器は昨今規制が厳しくなって入手自体が困難で、EVPADUBOXAmazonで買えても4万円とかしてるので、1.5万円という価格は魅力的です。中国語や英語勉強のために海外チャンネル視聴したいとか、VODで最新映画見たいといった用途であれば使えるかなです。入手しやすさや価格を考慮して評価は星3つ。

【レビュー】中華製マッサージ用品いくつか買ってみた

Aliexpressで中華製の健康器具をいくつか買ってみたのでまとめてレビューです。 今回購入したのは3点。①スマートウォッチ②電動カッピングマシーン③低周波治療機能付き赤外線マットです。

スマートウォッチ☆☆☆☆★

1つ目は、赤外線レーザー治療機能付きスマートウォッチです。

心電図体温心拍数血圧血中酸素濃度呼吸数が測定できます。スマホとの連携も可能。価格は7,340円。以前似たような商品買いましたが、こちらは新機能が搭載です。

裏面に赤外線レーザー照射用のLEDが搭載されています。理学療法→▶で、650nmの赤外線が60-240秒間、手首の血管に向けて照射されます。650nmの赤外線を照射することで血中脂質血圧血糖値を下げる効果があるらしい。Aliexpressでは鼻の穴に赤外線LEDを差し込んだり、赤外線を用いた治療器をチラホラ見かけますね。

赤外線照射の効果は不明。正直、この程度の量の照射で血糖値等が改善されるとは思えず懐疑的な立場。とはいえ、商品自体は金属製ベルトで高級感あって、スマートウォッチとしての見栄えは良し。血圧、心電図など測定できるので便利といえば便利です。スマホと連携することで毎日定期的に測定してデータを保存してくれるので健康管理にはおすすめ。電池の持ちはよいですが、サイズがそれなりにあるので、赤外線照射機能は付いてませんが、以前紹介したバンドタイプのスマートウォッチのほうがコンパクトでおすすめかな。ということで、星は4つぐらい。

電動カッピングマシーン☆☆☆☆☆

続いては、電動カッピングマシーン。こちらは、吸い玉などとも呼ばれるカッピングで、ガラスのカップを温めて背中に貼り付けるやつの電動版。小型ポンプでカップの中を減圧することで皮膚を吸い込み治療します。

お値段は2,203円とリーズナブルです。

仕組みは、カップ内を減圧して皮膚を吸い込むことで、硬くなった筋肉をほぐします。加えて、写真のとおり意図的に内出血をおこし、毛細血管を破壊することで、組織が再生されて血管機能を取り戻すといった感じですかね。

バッテリー搭載(USB C充電)で、背中に乗せて電源スイッチ押すだけ。吸引の強さや時間を調整できるほか、赤外線LEDで温熱効果を加えることもできます。

吸引力はかなりのもの。こちらははっきり効果を感じました。私は糖尿病持ちで、血液の流れが悪いのか、普段から肩から背中にかけての酷い凝りに悩まされてました。カッピングのメリットとしては、まず、気持ちいい。皮膚が引っ張られることで指圧マッサージでは解消できなかった引っ張るマッサージがいい感じです。加えて、肩から背中にかけての凝りもかなり改善されました。

想像ですが、カッピングによって意図的に内出血を起こすことで毛細血管など組織が破壊→再生することで血行がよくなってるのかな。酷い肩こりに悩まされている人にはおすすめです。ただし、施術した箇所には内出血の痕が4〜5日ぐらいは残るのでご注意を。痕は1週間も経てば消えます。評価は星5つ。1箇所づつするのも面倒なので、もう1〜3個買い足そうか思案中です。

EMS付き赤外線マット☆☆☆☆☆

最後は、赤外線で患部を温めてくれるLEDマット。プラスでEMSによる低周波治療機能も付いてます。

お値段は7,937円です。オムロンの低周波治療器が5千円ぐらいするので、LED付いてならまあ安いですね。

こちらは、660nm850nmの2つのLEDを搭載します。赤外線を皮膚表面へ照射することで、免疫細胞を活性化させたり、ケガの治りを早くする効果があるらしい。660nmは血管へ、850nmはより深い筋肉などの組織へ働きかけるようです。

ざっと調べた感じでは、ミトコンドリアに赤外線をあてることでATP(アデノシン3リン酸)が産生され、細胞修復が活性されるらしい。ケガの治りが早くなったり、甲状腺機能が改善したり、発毛が促進されたりといろいろな効果が確認されているようです。

マットは肩幅程度の長さで、LEDが敷き詰められています。肩に当ててスイッチ入れると、赤外線ヒーターと同じような感じでじわーっと患部が温まります。夏場はエアコンで意外と体が冷えるので、背中とか温めると気持ちいい。活性化等の効果は今のところ実感できませんが、1回10〜20分程度を週数回やるといいということなので、定期的に使ってみます。

予想外に良かったのが付属の低周波治療機能です。オムロンのと同じで電気でビリビリするやつ。6パターンの低周波で強さの調整も可能。最近、肘の骨の外側に痛みを感じて曲げ伸ばしするのも辛く。どうやらテニス肘と呼ばれる症状のよう。なお、テニス肘はテニスしていない人でも加齢に伴い起きる痛みです。

写真のような感じで、低周波治療器のパッドを肘まわりに貼り付けて10分ほどビリビリしたら、理屈は不明ですがあっさり痛みが引きました。不思議ですが10分を1セットしただけで痛みが引いて曲げ伸ばしが苦にならなくなった。完治というわけではありませんが、痛みはほぼ感じないくらいです。肘の痛みで悩んでる方には低周波治療器おすすめです。ということで、こちらも満足の星5つです。

【レビュー】Xiaomi Pad 5でビデオキャプチャーしてみた

Xiaomi Pad 5を使ってAmazon Fire TVのビデオキャプチャーにチャレンジしてみたので、詳しくレポートです。

商品概要

今回使用した機器は写真のとおり。Fire TV  Stick 4Kをを以前紹介したHAGIBISの小型ビデオキャプチャーカードに接続し、Xiaomi Pad 5のUSB Cポート経由でキャプチャーします。

WindowsMacbookの場合はキャプチャーアプリにOBSを使いますが、Android用のOBSは無いため、キャプチャーアプリにはUSB Cameraを使います。

Fire TV Stickを電源につないで、HDMI端子をキャプチャーカードへ、キャプチャーカードのUSB C端子をXiaomi Pad 5へ接続するだけ。

キャプチャーカードをUSB Cポートにつなげるとアプリが自動で起動します。こちらの製品はHDCPが自動で解除されるようで、問題なくFire  TVの画像が表示されます。難しい設定が必要ないのはいいですね。

右上のメニューから、ビデオフォーマットを選択。設定は1920 x 108060pを指定します。安価な製品では30pでしかキャプチャーできませんが、このキャプチャーカードは60pでキャプチャーできます。

オーディオフォーマットは特に変更する必要ないですね。

あとは、右下のRecordアイコンをタップすれば録画が始まります。

録画が始まると、アイコンに斜線が入ります。再度アイコンをタップすれば録画終了。簡単ですね。

UNEXTの動画なんかもキャプチャーできます。8月31日で配信終了の作品インタビュー・ウィズ・バンパイアをチョイス。試したところ、Primeビデオはじめ、UNEXTTVerなど問題なくキャプチャーできます。

2時間の動画でファイルサイズは約3GBです。OBSのように細かい設定はできませんが、設定の煩わしさがないのはいいです。

【レビュー】スマホで赤外線リモコンが操作できるUSB Cアダプター

スマホのUSB C端子に取り付けるだけで、テレビやエアコンなど赤外線リモコンを操作できるアダプターを購入したのでレビューです。

商品概要

商品は、小型のUSB C赤外線送信機です。スマホなどのUSB C端子に差し込んで、アプリから機器の操作ができるのが特徴です。昔、3.5mmオーディオ端子に接続するタイプは使ったことありますが、こちらはUSB Cでエアコンなど送受信が必要な機器にも対応しているのが特徴です。

開封してみた

商品はAliexpressで注文。送料込みで1,100円です。注文から約3週間で到着しました。USB Cのほか、Lightningmicro USBに対応したものもあります。

本体のほかに、キーリングとシリコン製のホルダーが付属します。

使わないときは邪魔になるので、ホルダーに収納してスマホやキーチェーンに取り付けておくことができます。

アプリ

説明書のQRコードを読み取るとアプリへのリンクが表示されます。App Storeテンセントのサイトに繋がり、応用宝というストアアプリがインストールされるので、ブラウザ経由のほうが簡単かな。

欧酷星智控がリモコン操作用のアプリになります。こちらをインストールします。

中国語表示なので、アプリをインストールしたら、とりあえず設定変更で英語表示に変えておきましょう。

メニュー設置語言Englishを選択すると英語表記に変更されます。

アダプター(SMART)を接続したら自動でアプリを起動するか聞かれるのでOKを選択して準備完了です。

機器登録

左上のメニューからAdd Controlを選択すると機器登録できます。テレビやエアコン、HDDレコーダー(STB)など登録できます。

デジカメを登録してリモートシャッターとして使うこともできます。

テレビ登録

とりあえず、テレビを登録してみます。リストからPanasonicを選択。メーカーは海外のマイナーメーカー含めてかなりの数が登録されています。AIWAFUJITSUなんかはありますが、FUNAIDXは見つかりませんでした。

テレビに赤外線送信機を向けて、電源ボタンをタップすると反応しました。成功した場合はUsefulをタップして、チャンネルなど他のボタンの操作を確認して登録完了です。反応しない場合はUselessをタップすると別のコードが表示されます。

これで、Panasonicのテレビが操作できるようになりました。

右下の「…」ボタンを押すとメニューが展開されます。ビエラリンクのボタンも表示されますね。

扇風機

無印良品の扇風機も登録してみることに。MUJIでは見つかりませんが、製造元の三菱電機のコードで登録できました。リモコンでの首振り機能には対応していない製品ですが、Uselessを押すと登録できないので、Usefulを選択して登録完了。これで、スマホから扇風機を操作できるようになりました。

エアコン

エアコンも登録してみました。パナソニック製のエアコンです。エアコンの場合、エアコン本体とリモコンとの間で赤外線を介してデータをやり取りするため、一般的な赤外線トランスミッターでは対応していないものが多いです。

登録方法はテレビと同じ。Panasonicを選択して。

電源温度+温度−モードの動作確認をして登録完了です。

エアコンの操作画面はこんな感じ。風向きの調整もできます。日本メーカーだと、パナソニックコロナダイキン富士通フナイ日立三菱電機三菱重工NECナショナルパナソニックシャープサンヨータカムラトーヨー東芝トヨトミが登録されています。

総合評価☆☆☆☆☆

ざっくり使ってみた感じでは、登録も簡単ですし、使い勝手は良好で、特にエアコン操作に対応している点はうれしい。機能的には問題なし。この手のガジェットは取り外したあと無くしてしまいがちですが、ホルダーがついているのはうれしいですね。要望を上げれば、リモコン画面のカスタマイズができたり、学習機能が搭載されていればなあといったあたりですかね。このお値段なら買って損はしないでしょう。星5つ。