【レビュー】10.8インチWindows PC「CHUWI MiniBook X」を買ってみた(外観編)

はじめてのCHUWI。ネットでおもしろそうな商品見つけたので新年早々ポチッてしまいました。中国のPCメーカーCHUWI(ツーウェイ)の10.8インチウルトラモバイルWindowsノートPC CHUWI MiniBook Xです。

商品概要

商品はCHUWIが今月発売開始したウルトラモバイルブック(UMPC)です。主なスペックは、CPUがCeleron N5100で、3,800mAhのバッテリー、メモリ12GB、ストレージ512GB SATA SSD。10.8インチ、解像度 2560 ×1600のIPS液晶を搭載しています。OSはWindows 11で、USB Type-C x 2など。本体サイズ244×166.4×17.2mm、重量は899gということでかなりコンパクトな仕上がりになっています(※2023年4月にモデルチェンジし、一部仕様が変更になっています)

かつて使っていたSONY VAIO C1 MZXのサイズ感(249mm x 152mm、998g)にかなり近くて心くすぐられますね。

憂慮点としては、CPUがCeleron N5100ということでどの程度の性能なのか。現在お出かけ用に使っている5年前に買ったDELL XPS13(Core i7 5500U)と比べると、シングルスレッドは1359 vs 1633でやや劣るか。

あと、バッテリー容量3,800mAhってのが少ないような気も。デイリーガジェットさんのレビューでは3時間程度持つとのこと。電源は24WのUSB Cなので最悪モバイルバッテリー繋げればいいし、まあ許容範囲かな。メイン機には厳しいけど、出張・旅行用にこのサイズ感はやはり心惹かれます。最近はChromebookが持て囃されていますが微妙に使いづらいんよな。やはり、Windows機が使いたい。ということで購入の運びに。

購入はCHUWIの公式サイト(※1月14日現在、Aliexpressでは見つかりませんでした)からで、Paypal決済。公式価格は、649ドル。30ドルオフ+クーポンコード(MBX70)の70ドルオフで549ドル(65,594円)で購入できました。Chromebookと比べるとちょっと高いかなという気もしますが、One Mix 4とか手が出んし、このあたりがギリ許容範囲。なお、こちらのリンクから購入すればさらに15ドルの値引きになるみたいです。

【5/7追記】

5月から日本のAmazonでも発売開始されました。定価79,900円で、10,000円オフのクーポンあり。ただし、納期は1か月ほどかかるみたいですね。

開封してみた

商品は1/25にCHUWIから発送通知が。配送は佐川急便で、2月3日に大阪泉南営業所に到着の連絡。4日に配達されました。関税等は今のところ請求されてません。では、さっそく開封していきましょう。

同梱品は、本体のほかにACアダプター、説明書、保証書など。必要最低限といった感じ。

ACアダプターはUSB Type CでEUプラグのアダプターを外すとUSプラグになってます。PSE認証も取得済み。12V 2Aで24W電源です。Twitter情報によると、PD規格非対応の12V直結プラグらしい。間違ってスマホ充電とかに使うと危険なので厳重に保管しとこう…。

本体はアルミ合金製で質感はかなりグッドです。Macbookと比べても遜色ないぐらい。剛性もしっかりしてますね。プラスチックにすればもう少し軽くなるんでしょうが、個人的にはこっちのほうが高級感あって好きです。

サイズ感は、B5版週刊誌よりひと回り小さいぐらい。自宅用の14インチノートLenovo Idea Pad 3の半分です。

横幅はNintendo Switchと同じぐらいですね。かなりコンパクトです。

重量は945グラム。なぜか公式スペックより50グラムほど重いですが、キーボード付きでこの重さなら余裕で許容範囲。

厚みは、最厚部で1.5cmです。USB C端子だけならもう少し薄くできそうな感じではありますが。いや、逆にこの厚みならUSB A端子も付けて欲しかった。

インターフェイスは、左に3.5mmオーディオ。排熱用のスリットもあります。

右手にUSB Cが2個と電源ボタン。USB C端子は奥側が充電ポートになっています。手前側はUSB Altモード対応で外部ディスプレイも接続できるみたい。

キーボードはこんな感じ。バックライト付きで、ざっくり触ってみた感じでは、打鍵感もあってサクサク入力しやすそうです。

ディスプレイは360度開きます。180度開くと写真のような感じ。先行レビューサイトでは、ヒンジが緩いと報告ありましたが、ガタつきもなくしっかりしていて、狙ったところで固定されますね。

ディスプレイ裏面にあるプレートは厚みがあって邪魔だな。デザイン的に何か意味があるのだろうか。位置的にインカメラの裏側にあるのでむりやり剥がすのも怖い。

ディスプレイ角にはゴムが貼ってあるので、閉じても画面はキーボードに接触しないです。ベゼル幅は5mm程度で細い。

裏蓋開けちゃいました。中身(キーボード側)はこんな感じ。バッテリーの上、本体中央あたりにM.2のSATA SSDが配置されています。放熱シール?貼ってるのでSSDのメーカーは不明。これなら簡単に大容量のものに交換できますね。まあ、512GBあれば十分ですが。バッテリーもヘタってきたらネジ外すだけで簡単に交換できそうです。バッテリーの両サイドに見えるのはスピーカーですね。

右側にナゾのスペースが。もったいない空間ですね。これだけスペースあるならUSB AやTFカードスロットぐらいは載せれそうな。横に排熱スリットあるからCore i搭載の上位モデル用CPUファン置き場なんかな?

基盤のプリント見るとSATA SSDの文字と配線が見えます(画像タップで拡大されます)。M.2が拡張できそうな感じですが、プリントだけで挿し込み端子無いので使えない。残念。基盤自体が他機種からの使いまわしなのか、それとも上位機種用の何かなのか?

USB Cポートあたりはこんな感じ。全体的にしっかりした作りでチープな感じはないです。

外観評価☆☆☆☆☆

このあたりで一旦休憩。外観etc評価してみます。初めてのCHUWI製品ですが、予想を超えて質感が良かったので好印象。このサイズ感は唯一無二ですね。キーボードも横幅15mmで打鍵感あって文字入力も窮屈さは感じない。特に不満点は無いです。強いて上げるなら、厚めのロゴ板ジャマだなあ、USB Aポートあったらなあぐらい。評価は星5つで。続き【使用感編】はこちら。

【レビュー】中国製ラベルプリンターXprinter XP-420Bを買ってみた

仕事用のNEC製レーザープリンターがついに印刷できなくなったのでプリンターを買い替えました。ひとつはキヤノンのギガタンクインクジェットで文書印刷用。さらにクリックポストなどラベル印刷用に中国製の感熱プリンターを買ってみることに。Aliexpressでよく見かけるXprinterの製品です。

商品概要

購入したのはXprinterXP-420Bという感熱タイプの小型プリンターのWiFi対応モデル。最大A6までのラベル印刷に対応します。Aliexpressで送料込み11, 476円なり。Amazonでも似たような製品売ってますが、Aliexpressのほうが5,000円ぐらい安い。11/30注文で12/13日に到着です。

クリックポスト

日本郵政クリックポストはA6サイズのラベルを使用します。詳しく説明するのは省きますが、ラベルプリンターでは、100mm x 150mmや4 x 6インチのラベルを使えばオッケーです。Amazonで2ロール(700枚)2,800円なので、1枚あたり4円です。普通紙に印刷して切って貼ったほうが安いけどね。

開封してみた

同梱品は、本体のほか、ACアダプター、電源ケーブル、USBケーブル、ロールホルダーなど。一応、英文説明書付いてます。電源ケーブルが3口メガネタイプでACアダプターに付けられなかったのはお愛嬌。

USB接続

使い方は簡単ですが、説明が英文でドライバーCDとか付いてないし、Windowsにドライバー入ってないので多少戸惑うかも。Xprinterのサイトからドライバーをダウンロードしてインストールするだけです。ダウンロードページはこちら。MacAndroidにも対応しているようです。

印刷品質は、解像度203dpiなので、今どきの高品質な印刷に慣れていると文字が粗くて戸惑いますね。輸入業者がダンボール箱に貼ってるラベルと同じです。が、まあQRコードも問題なく認識されているので問題ないレベル。印刷速度早いし、剥がして貼るだけなのでラクチンです。

たまに、エラー出て印刷できなくなることありますが、電源オンオフして、用紙サイズ変更→印刷→元のサイズに戻すで大丈夫です。原因は不明。

総合評価☆☆☆☆☆

印刷速度はレーザーと比べるとかなり早いですし、剥がして貼るだけなので便利です。A4普通紙にラベル4枚印刷して切って貼ってのほうがコスト的には安上がりだと思いますが、A4✕4枚のラベルよりは1枚あたりで安価に印刷できます。プリンターの性能的には特に困ることないです。評価は星5つ。

【新商品】リアサブディスプレイ搭載の新型タフネススマホDOOGEE V20が登場


中国のDOOGEEが新しいタフネススマホDOOGEE V20を発表しました。SoCはMediaTechDimensity 700、64MPメインカメラと20MPナイトビジョンカメラ搭載で、リアのミニディスプレイが特徴的。デュアル5G対応で33W高速充電や15W無線充電にも対応しています。重量は296グラムということで300グラム切ってます。328グラムのOUKITEL WP17より軽いのはいい。重さをガマンすればメイン機としても使える充実のスペックです。

背面カメラ横のミニディスプレイ(1.05インチ)には時計や通話着信など情報表示ができます。セルフィーカメラの画像とかは表示されないみたい。

カメラはフロント1眼+リア3眼構成で、メイン64MP、ワイド8MPに加えて20MPのナイトビジョンカメラ搭載です。

メインカメラは64MPですが、どこのセンサーかは不明。GW1〜3かIMX682 or 686あたりですかね。4倍光学ズーム搭載となっていますが、おそらく画素切り抜きのなんちゃって光学ズームでしょう。

ワイドカメラはセンサーがSamsung S5K4H7、で画角が130度。ナイトビジョンカメラはSONY IMX350センサー20MPということで、OUKITEL W17と同じものかな。WP17同様にオートフォーカス効くなら購入してもいいかなあ。

そのほかはこんな感じ。スペック的には今どきの中級機レベルで、デュアル5G対応、33W有線&15W無線充電に対応しているあたりがWP17より優れているところですね。サムスン製のAMOLEDディスプレイ採用しているあたりもグッド。カーボンファイバー製の背面も質感高くていい感じですね。

2月21-23日にプレミアセールがスタートで、お値段は約300ドルです。すでに似たようなスペックのOUKITEL WP17持っていますが、ナイトビジョンカメラがオートフォーカス効いて、メインセンサーSONY IMXなら買っちゃうかもですね。