【新製品】HUAWEI P20 PRO SIMフリー端末の日本国内発売なし


engadget 日本版より
NTTドコモには、同社のフラグシップモデルとなる「P20 Pro」を独占供給。これにより、日本国内ではSIMフリー端末としてP20 Proは流通しないこととなった。

業界関係者によれば「NTTドコモとファーウェイは1年近く交渉し、その間、ファーウェイ側がおサイフケータイやドコモのネットワーク最高速度である988Mbps対応を準備していた」という。

当初はSIMフリーでの販売も準備していたようだが「3月にファーウェイがP20 Proをグローバルで発表して以降、あまりに評判がいいことから、NTTドコモが独占的に扱う流れができたようだ」という。

ドコモに独占供給することにより、SIMフリー端末としては流通しないことになるが、当然、ファーウェイとしては大歓迎だろう。




P20 PRO SIMフリー版の販売は無し
ということで、以前紹介したHUAWEI P20 PRO ですが、日本国内ではドコモが独占販売するようで、SIMフリー版の販売は無いようです。ヨドバシのポイントが貯まってたので、SIMフリー版出たら買い換えようかと思案していたのに、、、


ドコモ以外のユーザーにとってP20 PRO を使うためには、ドコモキャリアに乗り換えるか、海外から並行輸入するしか無いようです。


ちなみに、ドコモ版ならおサイフケータイ(Felica)と国内最高の988Mbps対応になるようです。ドコモ版は一括機種代金103,680円なり。24回の分割プランなら実質負担額22,680円ですが、月々のお支払い8,807円(20G、シンプルプラン)はMVNO使っている身にはかなりの負担増。

並行輸入だと、Aliexpressで128Gのブラックが109,713円。64Gのピンクなら87,324円です。う〜ん、ドコモも独占販売とか余計なことしてくれるよな。。。 

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【レビュー】プロジェクター用にイケアのロールスクリーンを買ってみた


プロジェクター用のスクリーンにイケアの遮光ローラーブラインド「TUPPLUR / トゥップルール」を買ってみたのでレビューします。リビングの4面窓ガラスにカーテンの代わりにロールスクリーンを取り付け、ついでにプロジェクタースクリーンとして使えるようにしてみようとの考えから購入してみた次第です。

商品概要
商品は、IKEAで売っている普通のロールスクリーンです。縦195cmで、幅80〜200cmまでサイズが用意されていますが、我が家のリビング窓ガラスが90✕178cm 4枚なので、180cm1枚を中央に、80cm✕2枚を両サイドに配置してみることにしました。

こんな感じで設置

価格は、180cmが3,999円、80cmが1,799円なり。180cm幅はプロジェクタースクリーンの80インチ(HD 16:9)に相当します。最大サイズの200cmスクリーンなら90インチ相当になります。ちなみに、市販の100インチ用専用ロールスクリーン(幅220cm)が15,000円程度するのでずいぶんと安上がりですね。

スクリーンは内側が若干乳白色になっていますが投影してみたところ特に違和感は感じません。BENQのプロジェクターでは壁紙の色設定ができるので、「薄い黄色」に設定しておけばきれいに投影されます。スクリーンの外側は真っ白なので、向きを裏表逆につけてもいいかもしれません。



設置してみた
取り付けは簡単です。付属の型紙に合わせて、ドリルでネジ穴を開けて、プラスドライバーで金具を取り付けたら、スクリーンを金具にはめ込むだけ。一人でも30分あれば完成します。


プロジェクターは、以前紹介したコストコで購入したBENQのTH682STという機種です。テーブル下に設置すると、180cmスクリーンで前後に2.5m、両サイド含めた3面に投影しようとすると4mほどのスペースが必要になります。

テーブル下に設置

我が家の58インチ液晶テレビは横幅126cm程度ですが、それと比較してみると、中央180cmのスクリーン(80インチ相当)だけでも十分ホームシアター感が出てきます。

180cmに投影

隙間はできますが、両隣の80cmスクリーンも合わせると横幅340cmで150インチ相当とかなりの迫力です。隙間に白色のテープでも貼ればもう少し目立たなくなるかな。

180cm+80cm×2面


総合評価☆☆☆☆☆
ということで、総合評価は星5つ。安価にホームシアター環境が構築できるのはうれしいです。ロールスクリーンなのでワンタッチで収納できるのもいいですね。西日の当たる窓面なのでさすがに昼間は使えませんが、満足のクオリティです。

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幅3メートルの大型プロジェクタースクリーン「配信の壁」を買ってみた

【レビュー】Androidセットトップボックス UBOX 4 TW を買ってみた


 以前紹介したAndroidセットトップボックス型万能チューナーUBOX (TWバージョン) を購入したのでレビューします。
※EVPADの販売状況など最新情報はこちらで更新しています。


商品概要
UBOX 4の概要は過去記事を参照ください。商品はAmazonで購入。最新のUBOX 4 TWバージョンです(※2018年6月にUBOX 4 OS並びにHKというバージョンが新発売になっています。どちらも型番はI900なのでハード的には同一機種だとおもいます)。※2019年新モデルの「UBOX PROS」が発売されました。

Aliexpressとの価格差が、到着まで2週間程度かかる通常便で3,000円ちょい、FEDEX便だと1,000円程度だったので、返品のことなど考えるとAmazonのほうが便利かなということでAmazonで購入です。19,999円なり。

商品は注文の翌日到着しました。さっそく開封してみましょう。同梱品は、本体のほかにACアダプター、HDMIケーブル、赤外線(IR)リモコン、説明書(中文)、保証書です。別途単四電池✕2、LANケーブル(有線接続の場合)などが必要になります。


付属のリモコンは一般的な電波式ではなく赤外線タイプで反応がかなり悪いですね。MX3のようなUSB接続の電波式エアマウスを別途購入して取り付けたほうが使い勝手がよいと思います。


インターフェイスは、背面に電源、USB2.0✕1、LAN、HDMIポート、3.5mmオーディオ端子が、右側面にマイクロSDカードスロットとUSB3.0✕1が、本体正面には赤外線受信センサーとリセットボタンがあります。USBが3.0に対応しているのはうれしいですね。動画ファイルの入ったHDDを繋げてKODIなど再生アプリを使えばメディアプレーヤーにもなります。




基本設定
さっそく使ってみましょう。UBOXを立ち上げると、はじめに言語設定等の画面が起動します。言語は中国語のほかに日本語、英語も選択できます。あとは、Wi-Fiもしくは有線LANネットワークの設定を済ませればオッケーです。設定は起動後も「設定ガイド」から行えます。


基本的な使い方はAndroid TV Boxと同じです。リモコンの上下左右キーとOK、戻るキーでほとんどの操作ができるようになっています。Google プレイストア、Chromeやミラキャストレシーバー、YouTube、ESファイルエクスプローラーなど、おなじみのアプリもはじめからインストール済みです。

ホーム画面

テレビ視聴アプリなどははじめての起動時にインストールする必要があります。といってもいたって簡単。ホーム画面から「すばらしい映画&ドラマ」を選択して、「Live TV」「UB VOD」のアイコンをクリックするだけで勝手にインストールがはじまります。2つのアプリ以外は中国(台湾・香港)の番組を視聴するためのアプリなのでインストールする必要はありません。


UBOXはメモリが1GBと、EVPADや一般的なAndroid TV Boxに比べると少ないのが心配でしたが、ひと通りアプリを入れたとこで設定を確認してみると383MBの使用率、ストレージも12GB中1GB程度使用なので、追加アプリを入れすぎなければなんとかなりそうな感じです。とはいえ、複数アプリ立ち上げ時などフリーズすることも多いので、やはりメモリは多いほうがいいです。※メモリ2GB搭載の「UBOX PROS」が発売されました。



テレビ機能
アプリ「Live TV」を起動するとTV番組が視聴できます。視聴できるチャンネル数は、商品紹介のWEBサイトによれば1,000チャンネルということでしたが、数えてみたところ総数は749チャンネルでした。操作はOKキーで一覧を表示、リモコンキーの上下でチャンネル変更、左右でジャンル移動できます。視聴中上下キーを押してもチャンネルが変わります。

視聴画面

画質は日本のTV番組についてはすべてフルHD画質で配信されています。ストリーミング配信(ビットレート700〜800bps)のため、本放送より画質は落ちますが、58インチのテレビに出力しても問題のないレベルです。海外サーバーを経由している都合上、実際の放送より3〜5分程度の遅れが生じます。

ジャンルは、
「コレクション(お気に入り)」
「台湾(1ch-63ch)」
「ニュース(64-103)」
「ムービー(104-145)」
「ドキュメンタリー(146-176)」
「チルドレン(177-194)」
「スポーツ(195-244)」
「中国(245-315)」
「香港(316-325)」
「日本(326-372)」
「韓国(373-434)」
「イギリス(435-473)」
「ベトナム(474-478)」
「マレーシア(479-506)」
「ミュージック(507-517)」
「クラシック(518-523)」
「フランス(524-528)」
「ロシア(529-537)」
「インド(538-693)」
「テスト(694-749)」
に分類されています。J-SPORTSなどは「スポーツ」と「日本」の両方に登録されており重複がありますし、配信されていないチャンネルもあるので、実際のチャンネル数はもう少し少なくなりますね。

日本のテレビ局については326ch〜372chまで、首都圏、関西ローカルとBS、CSなど計47チャンネルが登録されています。50音の逆順で並んでいるので使い勝手はちょっと悪いです。日本チャンネルの一覧はこちら。


日本チャンネル(動画)

「テスト(694ch -749ch)」にはアダルトチャンネルなどが含まれています。選択時パスワードの入力が求められるので、「1818」を入力すれば視聴できるようになります。都度入力する必要があるのは少し面倒くさいです。


オンデマンド視聴
「UB VOD」では、オンデマンドのTV番組や映画、アニメなどの視聴ができます。映画は全部で7,322本(2018年5月2日現在)で、日本映画が545本、欧米映画が3,829本登録されています。


TVドラマは4,376本で、日本の番組が492 本、欧米の番組が1,748本、アニメは総数1,439本で、うち日本のものが1,033本となっています。現在放送中の「コンフィデンスマンJP」や「僕のヒーローアカデミア(第3期)」などの最新話が登録されていました。2日前の放送が登録されていたので更新はかなり早いようです。古いものでは「リーガルハイ2」や「ガリレオ2」あたりまでカバーされています。シーズン1が登録されていないのは残念ですね。

日本映画

テレビドラマ

TVドラマについては、テレビ局のロゴが入っているので、本放送をキャプチャしたもののようでHD画質になっています。日本語音声版ですが中国語の字幕(一部日本語字幕も)が入っています。

更新はかなり早い

そのほか、「隠し映画館」(パスワード1818)には13,745本(うち日韓8,734本)のアダルトビデオも登録されています。大手メーカーのパッケージ版(モザイクあり)が中心ですが、一部無修正の作品も含まれています。

パスワード1818を入力


なお、スマホなど他の端末でも視聴できるWeb VODという機能も搭載されています。詳細は別記事で紹介しておきます。
【レビュー】UBOX 4 TWのタブレット端末でのVOD視聴方法


EVPADと比較
EVPADとの比較では、画質や操作性など全体的な使い勝手は似通っています。チャンネル数も重複があるのでほぼ同じ、UBOXが気持ち多いかなという感じ。EVPADは最近、北米チャンネルなどが新たに登録されました。北米チャンネルはEVPADのほうが充実しています。UBOXはヨーロッパチャンネルが、EVPADは台湾・香港のチャンネルが多いようです。配信サーバーについては、UBOXでは一部のチャンネルで視聴困難になるほど画面が乱れたり途切れることがあり、EVPADのほうが安定しているような気はします。

ハードについては、EVPADの最新版ならメモリ2GBあるので、あとからアプリをいろいろ追加するならEVPADのほうがいいかなという感じです。ただ、アプリをあまり入れてないからかもしれませんが、UBOXもメモリが少ないから動作が遅いという感じはしません。チャンネルの切り替えもスムーズでストレスがたまることもないです。

ビデオオンデマンド(VOD)機能は、UBOXが配信数多いかなという印象。更新もUBOXのほうが早いようです。アダルトビデオについては、EVPADが無修正の素人もの中心なのに対して、UBOXはモザイク入りのパッケージ版が多いようです。アダルトビデオのサーバーはUBOXのほうが安定していますね。個人的な感想ですが、サーバーの安定性等考慮するとVOD主体で使うならUBOX、テレビ視聴主体ならEVPADが良いかと思います。

Androidアプリ
Androidのアプリもいくつかの入れてみました。Amazonプライム、NETFLIX、Abema TV、TVer、DAZNは問題なく視聴できました(Hulu、dTVは契約してないので試していません)。KODIも問題なく使えています。ただ、メモリが少ないのが原因しているのかアプリ終了時などたまにフリーズすることがあります。

Android TVのMi BoxではAmazonプライムが使えませんでしたが、UBOXはオリジナルAndroidであるのが幸いしているようです。ということで、これ1台でネット関係の動画視聴はすべてカバーできました。これはうれしい誤算です。


総合評価☆☆☆☆★
総合評価はEVPADと同じ星4つぐらいかな。まず、ライブテレビ視聴についてはサーバーが安定していないのか局によって視聴中に画面がたまに止まるのが困るのと、テレビ局の並び順がバラバラ(五十音順)なのが使いにくい(EVPADは東京、大阪、BSの順で並んでいる)ですね。EVPADのほうが安定している感じです。あと、やはりメモリが1GBなところが影響してか全体的に不安定な感じがあります。

一方、アダルトも含めたVODはサーバーも安定していて使い勝手は良いです。テレビドラマの更新も早いですし、この点はEVPADより良いです。画質については、ライブテレビ、VODともストリーミング特有の粗さは目立ちますが、大画面テレビに映しても問題ないぐらい解像度も高く総じてきれいに映ります。UBOX、EVPADそれぞれ一長一短あるかなという印象です。いずれの商品も費用対効果は高いので買って損はしないと思います。ただし、どちらの商品も将来的にサーバーが配信停止になってただのAndroidTVボックスになるリスクはあるのでご注意ください。

【2019年7月更新】
メモリ2GBの「PROS」が発売になっています。正規代理店が日本国内にも登場しているようで、日本のAmazonでもAliExpressとほぼ同じ値段で購入できます。保証のことなど考えても日本で買ったほうがよいと思います。※2019年新モデルの「UBOX PROS」が発売されました。

UBOXのサポートページはこちら。apkのダウンロードサイトなどが載ってます。


購入方法(Amazonへのリンク)
購入については以前はAliexpressなど海外サイトでの購入が一般的でしたが、現在は日本国内に代理店があるため、Amazonで購入するのが保証・返品などの点で安心です。ただし、商品の性質上、出品停止になることが多い(特にUBOXが)ので、最新の商品リンクを別ページにまとめておきます。UBOX & EVBOX商品リンクのまとめはコチラです。

・エアマウス
※付属のリモコンは赤外線でショボいので、同時購入をオススメ