【番外編】上海ディズニーリゾートへの道(その7 アトラクション編)

アトラクションについてもまとめておきます。パークができたばかりなんで、各種アトラクションも最新のものが勢ぞろい。正直、アトラクションだけなら東京よりもおもしろいかも。

TRON
バイクにまたがってレールの上を疾走するジェットコースター。これはオススメですね。乗って損はしません。加速感というか、スピード感がなんとも楽しい。バイクスタイルのコースターというのも斬新。日本にはないタイプのコースターです。

TRONは加速感が最高

アナ雪
これは涼みついでに入ったアトラクション。アナ雪のミュージカル。アナ雪好きの小さなお子さんいるならいいと思います。30分ぐらいエアコンの効いた劇場でくつろげるので興味ない人も今の時期はオススメ。大箱なので比較的待ち時間少ないです。

当然中国語ですがたのしい

パイレーツ(ライド)
パイレーツオブカリビアンのエリアがあるのは上海だけ。力の入れようも違います。このライドは、要は東京ディズニーのカリブの海賊みたいな感じなんですが、そこにUSJ的要素も加わってスケール感ある楽しい乗り物に仕上がっています。1日目の中では一番気に入ったアトラクション。

ただし、待ち時間が地獄。並んだのが昼過ぎってこともあったのですが、とにかく暑いのなんの。シングルライドは30分待ちとかなってたのに1時間ぐらい待った感じ。風通しが悪いのか熱気がこもって息苦しくなるぐらいの暑さ。小さな子だと熱中症になるんじゃないかと心配してしまうほど待ち時間の環境が悪い。並ぶ前には水分補給の準備が絶対必要なアトラクションです。

パイレーツオブカリビアンはオススメ

パイレーツ(ショー)
こちらは大箱の劇場でやるスタントショー。前半中国語による意味不明のコミカルなショーがあるのですが、そこを我慢すればそのあとがスゴイです。こんなエキサイティングなスタントショーは見たことありません。パイレーツのアトラクションはどちらもヒットでした。このアトラクション体験するためだけに上海行っても元はとれると思います。それぐらいステキ。

パイレーツのショー(FANDANGO)はハズせません

シンデレラ城ショーとパレード
ま、これは大したことなかったので割愛。炎天下で見るとあって人が少ない。始まってから見に行っても十分近くで見れます。ショーやパレードは東京のほうがはるかに上を行きます。

猛暑のためか空いてて見みやすい

プーさんのハニーハント
プーさんのハニーハントは、東京ディズニーにあるのとほとんど同じかな。

パイレーツ沈没船
沈没船のコーナーは、子供が水遊びをして遊べるような感じのユルいものでした。

トイストーリー
これも日本のと同じような感じ。乗り物に乗って電子銃で標的を撃って得点を稼ぐアトラクション。たぶん東京ディズニーと同じ。

総評☆☆☆☆☆
パイレーツオブカリビアンはショーもライドも最高でした。外せません。TRONもよかった。やはり、東京にないアトラクションを中心に攻めるのがいいでしょう。東京と比べると、施設が新しいので、仕掛けがスゴイですね。最新の設備や派手なスタントなどUSJ的な要素が盛り込まれているのも面白いです。

一方で、東京にもあるアトラクションはそんなに違いを感じないので、時間的な制約も考えればスルーしていいかなという印象でした。

で、日本からわざわざ行く価値があるかについてですが、純粋にライドやアトラクションを楽しみたい人は行くべき。最新のテクノロジーを使ったライドやスタントは一見の価値ありです。

一方で、テーマパークは雰囲気重視という方は、もう少し様子を見たほうがいいかも。正直、割り込みやゴミのポイ捨てなど観客のマナーは東京と比べると明らかに悪いし、キャストの対応も「ん?」と感じることが多々あり。ショーやパレードも発展途上かなあと思いました。

その1 事前の準備
その2 オンラインチケット予約
その3 ライオンキング予約
その4 アプリ
その5 入場編
その6 いろいろ編
その7 アトラクション編
その8 ライオンキング編

【番外編】上海ディズニーリゾートへの道(その6 いろいろ編)

細々とした情報をまとめておきます。

フリーWI-FI
パーク内でアクセス可能なフリーWI-FIがあります。ただし、接続するためには携帯のショートメールが受信できる環境が必要になります(認証のため)。


WI-FIでDisney-Guestを選択。ブラウザを開くと次のページにつながる。


”INTL(国際)”を選択し、携帯番号(日本の国番81)+0を外した携帯番号。080-1234-1234なら818012341234と入力する。Get Codeをクリックすると、携帯にショートメールが届く。届いたメールに4桁の認証コードが記載されているのでそれを入力。下の規約に同意にチェックを入れ、ConnectをクリックするとWI-FIにつながります。

注意点としては、ショートメールが受信できないと接続できないという点。中国内でショートメールが受信できるよう携帯を設定しておく必要があります。


WI-FIに接続して、上海ディズニーアプリを起動すればアトラクションの待ち時間が表示されます。
なお、上海ではLINE、twitter、Facebookなど規制がかかって使えません。google関係もつながったりつながらなかったり。かなり不便です。


【ファストパス】
TRON近くの歩道橋の下にファストパスの発券所があります(ほかにもあるかもしれません)。当然列ができてて、この時(金曜朝)は発券機までたどり着くのに20~30分ぐらい。そこでチケットを機械に読み込ませて、発券したいアトラクションを選びます。並ぶの嫌な人は、昼飯時とパレードやってる時が重なった1時ごろとか空いてたんでねらい目かも。

TRONのファストパスゲット

ファストパス発行してるのは7つのアトラクションです。取れるものは根こそぎ取りましょう。TRONとトイストーリーは土曜の夕方でも取れたので、取りやすいかも。

・TRON Lightcycle Power Run (Tomorrowland)
・Buzz Lightyear Planet Rescue (Tomorrowland)
・Seven Dwarfs Mine Train (Fantasyland)
・The Many Adventures of Winnie the Pooh (Fantasyland)
・Peter Pan’s Flight (Fantasyland)
・Roaring Rapids (Adventure Isle)
・Soaring Over the Horizon (Adventure Isle)

ファストパス発券所

ファストパスを使うときの注意点としては、どこのアトラクションでも時間外のパス持ってきてゴネてる中国人がファストパスレーンの入り口に集っています。この集団を無視して入り口に突き進み、正規のパスを見せればスタッフが中に入れてくれます。


日本語は通じるか
園内で日本語はほぼ通じません。1人だけ片言の日本語のしゃべれるスタッフがいました。パーク内の案内や注意書きは英語に対応しているので、簡単な英語がわかればなんとかなりますディズニータウンのお店もほぼ英語が通じます。ただし、中国人の発音はけっこうクセがあるので聞き取りにくい場合あり。


ベビーカー貸し出し、コインロッカー
パーク内ではベビーカーや車いすの貸し出しがおこなわれています。貸し出し場所は入ってすぐ左手。使ってないので詳細は不明ですが、東京と同じような感じではないでしょうか。

コインロッカーは入り口右手に

コインロッカーはパーク入って右手に。旅行カバンなど大きな荷物も預かってもらえます。TRONの入り口にもコインロッカーがあります。1元硬貨が必要。


飲食店
パーク内は各所に飲食店があります。ハンバーガーセットが75元で1200円ぐらい。東京より気持ち安いかな。アルコールはパーク内では販売していません。弁当持参の人が多いので、昼飯時でもちょい混みぐらい。

TRON近くのフードコートにはハンバーガーセットが

パークに隣接するディズニータウンにもいろんな飲食店があります。再入園可なので、一旦外に出てタウン内で外食という方法も可。ディズニータウンの飲食店はアルコールもあります。

ディズニータウンにはステーキの名店ウォルフギャングも

ちなみに私は、南小館というお店で食事をしました。暑さで食欲なかったので麺類とかき氷、青島ビール。名前は忘れましたが、麺はスープがおいしかったですね。竜眼とココナッツのかき氷は絶品。2日つづけて通いました。このほかに、ステーキで有名なウォルフギャングや一風堂、日本食レストランもありました。

おみやげ店
パーク入って右手にお菓子関係のおみやげ店、左手にグッズ関係のおみやげ店があります。大きな店はこの2つ。あとは各アトラクション出口にショップあり。中華ダッフィーは、大きな店で入手できますが、TRONの衣装はTRON出口の売店でしか売ってません。東京みたいなダッフィー専門店はありません。メスも売ってません。オリジナルのラインナップは中華ダッフィー、干支ダッフィー、キーホルダー、折りたたみ傘、TRON着ぐるみあたりか。

中華ダッフィー

干支ダッフィー、中国ではイノシシは豚 

パークを出たところにも「World Desney」という大きなおみやげ店があります。ここでもダッフィーは入手できます。ただし、一部の商品は外のパークには売ってなかったりというケースもあります。

パーク外のお店でもダッフィー買えます 

ジャバザハットの人形も売ってます

中国人のマナー
正直、よくないです。割り込みとか何度も見かけましたし、ファストパスのレーンに時間外の券持ってきて入れろとかゴネてたり、ゴミのポイ捨て、ショーやってるときにスマホでパチパチ写真撮ったり、まあ、そんな感じです。

パークのスタッフ(キャスト?)もいまいちサービス精神に欠けた感が。ホスピタリティーは東京の勝ちでしょう。

シンデレラ城は難民キャンプ状態

カリブの海賊も泣いている

体調管理
今の時期、パーク内はとっても蒸し暑いです。体調管理には十分気を付けましょう。特に小さなお子さんがいる場合は脱水などに気を付けてください。

あと、私は帰国後、1週間以上下痢状態が続きました。食べ物、飲み物にはかなり気を付けていたつもりですが、果物が悪かったのか、トイレで感染したのか(それぐらいしか原因が見当たらない)、ヒットしてしまいました。

どーも、共用トイレが怪しいので、アルコールシュッシュとか持参したほうがいいかも。あと、正露丸は持って行ったほうがいい。よく効く。

ちなみに、パーク内では氷入りのドリンクありますが、氷が危ないという意見もあるので、ペットボトルの飲み物のほうが安全かもな。

その他、不明のことありましたらわかる範囲でお答えします。質問ある場合はコメント欄に投稿ください。

その1 事前の準備
その2 オンラインチケット予約
その3 ライオンキング予約
その4 アプリ
その5 入場編
その6 いろいろ編
その7 アトラクション編
その8 ライオンキング編

【番外編】上海ディズニーリゾートへの道(その5 入場編)

上海から戻ってきました。上海ディズニーは2デイパス使って入場しました。現地への行き方から、入場までまとめておきます。

出発の前に!
この時期、上海はクソ暑いです。日本以上に高温多湿。しっかりとした暑さ対策をしてからパークへ向かわないと必ず後悔します。特に小さなお子さんを連れていく場合はそれなりの覚悟が必要。はっきり言って今の時期、未就学児は連れて行かないほうがいいです。

陽射しが強いのでみんな日傘さしてます

まず、陽射しが強いので、日傘、日焼け止めあたりはかならず持参してください。肌の弱い人が1日パークをうろうろしているとやけど状態(水ぶくれ)になる危険性もあります。現地の人はみんな日傘を持参していました。

手に入る飲み物はコーラなど

水分補給は、パーク内でジュースが売ってますし、最悪、トイレ前に飲用の水道水もあります(中国の水は、硬水でおなか壊す可能性高いので勧めません)。室内に入ると冷房がしっかり効いているので、女性の場合は軽く羽織るものがあったほうがいいかも。

服装は、半袖、短パンでオッケーですが、大量に汗かくので、乾きやすい素材を選んだほうがいいでしょう。着替えが必要なら持参ください。無駄なエネルギーを消費しないよう荷物はコンパクトに。

上海ディズニーへの行き方
上海ディズニーは浦東国際空港近くにあるので一番簡単なのは空港からタクシーです。直営ホテルへ宿泊する人はタクシーが便利でしょう。地下鉄だと大回りになります。ひょっとしたらバスもあるかもしれませんがそれは調べてない。

私の場合は、仕事の都合で浦東のホテルに宿泊していたので、世紀大道駅から地下鉄で向かいました。乗り換え2回でパークまで約1時間。市内からだと結構距離あります。

地下鉄上海ディズニー駅周辺にはほとんど店舗はありません。駅構内にファミリーマートがありますが、飲み物と弁当など軽食しか売ってません。雑貨の類はゼロですのでご注意を。日焼け止めなど、必要なものは事前に用意しておきましょう。

上海ディズニー駅(上海迪士尼)からパークまでは徒歩5~10分程度です。

パークへの入場方法
一番不安だったのがパークへの入場方法。ネットでもなかなか情報がなく、ディズニーのページでは、チケット予約時に使った身分証を提示とのことで、パスポート(旅券)と予約番号の画面を印刷したものを持参。

入場前に手荷物検査があります

まずは、エントランス手前でX線による手荷物検査。上海市内は空港、地下鉄など結構手荷物検査するとこがあります。ディズニー入場口でもバッグなどはX線検査があり。混雑時はここの検査が混むようです。

ゲートで予約番号と旅券番号を見せてチケットをもらう

手荷物検査が済んだら、パーク入場口へ。中国語の入場口と、英語の入場口に分かれているので英語の入場口へ。予約番号を印刷した紙を係の人に見せると、手元の端末に予約番号を打ち込みます。その後、パスポートを見せてと言われるので、パスポートを提示。今度は旅券番号を端末に入力すると、チケットが出てきます。予約していたのは2デイパスだったので、「明日はパスポートなしで、このチケットだけで入場できます」と英語で説明あり。無事、パーク内へ入場できました。

端末に予約番号と旅券番号を入力するとチケットが発券される

まとめると、入場時に必要なのは、「予約番号」と「旅券番号(日本国パスポート)」。予約番号は紙に印刷したものを持参しましたが、携帯の画面を提示でもオッケーです。ただし、現地でネットに繋げる環境が必要なので印刷したものを持っていくほうが確実でしょう。

7/23(土)でも当日券は販売されていたようです

ちなみに、ガイドブックによれば当日券は発売されない場合があるとのことでしたが、金、土の両日とも当日券は販売されていたようです。

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その8 ライオンキング編

【レビュー】 連続排水できる三菱電機の除湿器を買ってみた


部屋の湿気が酷いです。鉄筋コンクリート造の1階にある事務所ですが、おそらく水はけの悪い土地の上に建っているのでしょう。湿度計を買って測ってみたところ、酷いときはキッチン回りで湿度が80%を超える状態です。少しカビ臭い。。。


マンション1階はカビが繁殖しやすい
マンションを探すときの盲点ですが、水はけが悪い場所にある建物は、地下から湿気が侵入してきます。谷あいなど低い土地や、川、池の近く、沼地の上にある建物では、地下から水分が上がってくるので雨の日の翌日なんかは湿気がひどいです。木造はもちろん、鉄筋コンクリート造でも、コンクリートは水分を通すので、建物1階は特に湿度が高くなります。

コンクリートを抜けて湿気が

さらに、コンクリート造の建物は気密性が高いため、湿気は一度室内に入ると、換気をしない限りなかなか外に出ていきません。結果、クローゼットの中など空気の循環が悪い部屋、場所では常時湿度70〜80%の高い状況になります。夏場は高温多湿で、カビが大繁殖する条件を備えているのです。

RC造は気密性が高く湿気が抜けない

日当たりの良い部屋やリビングあたりでは、エアコンや換気扇を使うことで湿気が外に抜けていきますが、洗面所や玄関、クローゼット、ベッドの下のような空気が循環しにくい場所は湿気が溜まりやすいです。なので、こうした場所ではしっかりとした湿気対策をしておかないと、下駄箱の革靴やクローゼットの衣類、革製品やカメラのレンズなど、カビが発生しやすくなります。建物北側や日当たりの悪い寝室などでも、ベッドや布団の下にカビが発生っていうのはよくある話です。


湿度の高い建物対策
というわけで、住まいにカビ臭さを感じたら早急に対策を立てなければ大変なことになります。放っておけば、カビが蔓延してカビ城に。大事な財産がカビだらけになりますし、当然、健康被害も発生します。


対策として考えられるのは、①湿気を入れない湿気を排出する-の2つ。①については、湿気が地下から上がってきているので、新築時に建物下に遮水シートを敷くなど大掛かりな工事でもしない限り無理。ということで、溜まった室内の湿気を屋外に排出することに重点を置きます。

防水シートを貼れば湿気の侵入が防げる


まずは部屋の換気。窓を開けてと言いたいところですが、1階の場合、防犯上四六時中開けておくわけにもいきません。ということで、一番手っ取り早いのが換気扇です。これを24時間回しっぱなしにしておくだけでも効果はだいぶ違います。各部屋のドアを開け放しにしてキッチンやお風呂の換気扇を回しっぱなしにするだけでもそこそこ改善されます。

24時間換気が効果的

なお、雨の日に換気扇を回しても外の湿気が入ってくるよという意見もありますが、常時換気扇を回しておくことで、室内の空気が対流するので雨の日でも回したほうが効果はあります。このほかにも、寝室や押し入れなどはスノコサーキュレーター、扇風機を使うことで、湿気がたまりやすい場所の空気が循環し、カビ予防になります。

無印のサーキュレーター


除湿器導入へ
換気扇を24時間稼働させたことで湿気はだいぶマシになりましたが、それでも雨の日はなんだかカビ臭い。毎日出入りしているならエアコンつけて除湿できるのですが、週末とか留守のときに雨が降ると不安。床の上にコピー用紙置いておくと、湿気でふにゃってなってるし、やっぱり除湿器入れよっかなとなりました。

ということで、やっと本題。除湿器を投入することにしました。とりあえず、30畳(鉄筋)の広さに対応する除湿器を出しているのが、シャープコロナ三菱ナカトミあたり。この中から絞り込んでいきます。


コロナの除湿器は連続排水に対応するが24時間で自動停止する


除湿機選びのポイント
除湿機を選ぶときのポイントとしては、除湿方式除湿能力に注意してください。梅雨の時期や夏場のカビ対策用途であればエアコン(冷房)と同じコンプレッサー方式の除湿能力の高いものを選んでおけば大丈夫です。


夏場の湿気はコンプレッサー方式を

デシカント方式は動作音が静かで、冬場でも使えるメリットがありますが、排熱が多いので部屋の温度が上がりますし、ヒーターを使うため電気代も高めです。デシカント式(もしくはハイブリッド式)は、建物北側など冬場に外気温との差で結露が発生しやすい部屋にはオススメです。

冬場の結露対策はデシカント方式

除湿能力が高い機種は価格が高くなりますが、そのぶん可動時間が短く済むのなどのメリットがあります。コンプレッサー方式は動作音が大きいので、大きな音で短時間動かすか、中ぐらいの音で常時可動させるかの選択になります。水捨ての手間を考えるとタンク容量は大きいほうが便利です。


連続排水対応は三菱一択
除湿器は、空気中の湿気を集めてタンクに貯めるというのが基本的な構造です。しかし、タンクが満タンになれば溜まった水を捨てる作業が必要になりますし、満タンの時点で除湿器の運転が止まってしまいます。

タンクの水捨ては重労働です

当然、週末、除湿器まわしっぱで事務所を出たとしても、土曜あたりで満水になって停止してしまう。これじゃ意味がない。ところが、一部機種では連続排水という機能が備わっていて、ホースをつなぐとそこから常時排水ができます。水捨て不要で集めた水を垂れ流しにでき、満水で止まることもないのです。

この機能を備えているのが、コロナ三菱。ところがさらに調べたところ、コロナは連続排水はできるが、安全のためか24時間で運転が止まってしまうようです三菱は大丈夫ということで三菱の除湿器をセレクトする運びとなりました。


三菱電機MJ-180LX到着
今回購入したのは三菱電機MJ-180LXという機種です(※2018年に新機種が発売されています)。まずは簡単な機能紹介を。除湿能力は鉄筋39畳木造19畳で家庭用としてはかなりハイスペックです。本体は除湿能力に比例して大きめ。タンクは満水で4.7Lと結構な容量です。衣類乾燥や、カビブロックなどモードあり。シャーププラズマクラスターのようなイオン空気清浄機能はありません。内部クリーン運転がついているのは安心です。


箱から出して、試運転。とりあえず湿気の多そうな給湯室に設置してみます。運転前の湿度80%、おぉぉぉ、こんなに湿度高いのかよ。ということで早速運転開始。ものの10分程度で湿度が50%台まで下がります。ハイパワーです。タンク容量は4.7Lと大きめですが、それでも雨の日にフル稼働していると半日もしないうちにタンクが満水になります。一雨で2Lペットボトル2本分以上の湿気が室内に侵入してきていることになります。

ちなみに、この除湿器はコンプレッサー式といって、空気を圧縮させて除湿するタイプ。温度の高い梅雨から夏場に活躍します。気温の低い冬場は能力が下がるということですが、冬場も部屋干しに除湿機を動かすと一晩で乾くので使えないことはなさそうです。コンプレッサーを搭載しているので、ウーンという動作音は大きめになります。この動作音が唯一の弱点です。とはいえ、湿度設定しておけば目標湿度になると運転を自動で停止するので、常時うるさいということはないです。

連続排水のため15mm径のホースを後部に接続


連続排水用に改造
さて、到着したままでは連続運転はできないので、簡単な改造が必要になります。方法は取扱説明書に図入りで書いてます。準備するのは排水用のホース。内径15mm(一般的な水道ホース)のものをホームセンターで買ってきます。2メートルで300円ぐらい。ちょい高いですがAmazonでも手に入ります。


取り付けは簡単です。本体裏側の排水口のプラスチック蓋を取り外し、そこからホースを差し込んで、排水口に繋ぐ。これだけ。ものの5分でできます。

玄関ドア下の隙間から排水

あとは排水ホースをどこかに設置するわけですが、当然、本体より低い位置に置く必要あり。排水できる場所となると、キッチン、トイレ、あと玄関あたりかな。排水ホースを玄関ドア下に潜り込ませて、戸外に垂れ流しにすることに。無事設置完了です。

ちなみに、湿気対策に効果てきめんだったので、後日、同じ機種を自宅用にも購入し設置しました。自宅での排水は窓サッシのレール部分にホースを置くことで、隙間からベランダに抜けていきます。

80%を超えていた湿度は50%台前半に


総合評価(☆☆☆☆☆)
今の時期、日中事務所にいるときはエアコンつけてるので、除湿器は停止。不在時の夜間や週末は運転状態です。週末雨で、週明けに事務所を覗いてみると湿度は51%に。1週間、除湿器を使ったところ、酷いときは80%を超えていた湿度も常時稼働させると30%台にまで下がりました。建物が北向きということもあり、除湿機まわしておくだけでエアコンは必要ないほど。

空気がカラッとするので、除湿機+扇風機でも十分快適です。エアコンの寒さは苦手だけど、ジメジメしたのは嫌って方にもオススメです。赤ちゃんや小さなお子さんなど、エアコンはあまり使いたくないよーという家庭にもよいと思います。Amazonのレビューを見ると、別荘の湿気対策に利用している方が多いようです。

ちなみに、MJ-180LXの除湿モードには、自動浴室カビガードの設定があります。自動モードの場合は、設定した湿度以下になると除湿器が停止、超えると再運転を開始する仕組み。強、弱は運転パワーの違いで、弱は音が静かめ。強はパワフルで、一気に除湿させたいときなど便利ですね。うちの事務所は弱運転で30%台をキープしていますが、乾燥肌などもう少し湿度が高いほうがいいという人は、湿度設定すればオッケーです。

総合評価は文句なしの5つ星。常時連続排水できるオンリーワンの除湿機です。湿気やカビで悩んでいる人にはオススメできます。なお、2018年、三菱電機からムーブアイ搭載の除湿機が新発売されました。新しい2機種もうれしい24時間連続排水対応です。

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【番外編】上海ディズニーリゾートへの道(その3 ライオンキング)

オープン間もないためか、上海ディズニー関連の情報はまだまだ少ないようです。ガイドブック関係は全滅。そもそも上海のガイドブック自体が少ない上、オープンして間もないので上海ディズニーの情報はほとんどなし。旅行サイトの情報も「当日チケット購入できます」なんて情報もあったりして、どうも怪しい。。。この夏休みに上海ディズニーへ行く人たちは自力でたどり着けるのでしょうか。ということで人柱レポの続き。

4.シアターチケット(ライオンキング)
上海ディズニーでは、「ディズニータウン」に併設する「ウォルト・ディズニー・グランド・シアター」で、日本でもお馴染みのミュージカル「ライオンキング」が上演されています。劇団四季でやってるライオンキングがパークで観覧できる感じ?このチケットも、入園券と同じようにネットで購入できるのでついでに予約してみました。

入園チケットが予約できた人ならシアターチケットも簡単に予約できます。トップページで、「Park & Tickets」→「The Lion King Theatre Tickets」を選択。①枚数②日付を選んで、③座席指定です。座席は290元(4,480円)から1,000元(15,420円)までピンキリ。今回は22日(金)19:00からのチケットを購入することに。

ブロックごとにチケットの値段が異なります。まずはブロックを選択して、座席指定へ。

黒塗りの座席が空席です。夏休みの週末夜の公演は大人気のようで、10日前で各ブロックにかろうじて1席だけ空がある状態。前列右側の空席を選択してチェックアウト。この位置で800元(12,300円)です。思っていたより高かったですが、ま、ライオンキングははじめてなんで買ってみよう。ちなみに日本で劇団四季がやってるライオンキングは一番高い席で9,800円でした。上海は結構な値段だな。。。

支払い方法は、入園チケットと同じでクレジットカード払いになります。購入手続きが完了すると、「My Tickets」にライオンキングのチケットが表示されます。画面右側の「Print Tickets」をクリックするとチケットが表示されるのでこれを印刷して、当日会場に持っていけば入場できます。

その1 事前の準備
その2 オンラインチケット予約
その3 ライオンキング予約
その4 アプリ
その5 入場編
その6 いろいろ編
その7 アトラクション編
その8 ライオンキング編

【番外編】上海ディズニーリゾートへの道(その2 オンラインチケット予約)

今年の夏は上海ディズニーへ。オープンまもなく日本での情報が少ないためか、7月12日現在でも直営ホテルには空きがあり。地方からなら、ホテル代など考えると上海ディズニーのほうが安くつくかも。

ということで前回からの続き。ネットでの上海ディズニーチケット予約について詳しく説明です。上海ディズニーは混雑時は入場制限があるので事前のネット予約が必要になります。なお、直営ホテル宿泊の場合はホテルでチケットが購入できるので予約は不要みたいです。

ネットでチケット予約
予約の手順について詳しく記しておきます。前回も書きましたが、上海ディズニーランドは定員制?で入場制限があるため、客が多いときは当日券が発売されないことがあるようです。まぬけなサイトでは当日券も購入できますみたいなこと書いていますが、ハイシーズンは事前の予約が必要になるのでご注意を。

準備するもの
上海ディズニーのオンライン予約は、HPを通じて日本からもできます。予約には、クレジットカード(もしくは、China Union Pay、Alipayのアカウント)とパスポート(旅券番号)が必要なので事前に用意してください。旅券番号は代表者のものだけでオッケーです。

手順① 日付・枚数を決める
上海ディズニーリゾートHP(http://shanghaidisneyresort.com/)にアクセスすると、いきなりチケット予約のページが表示されます。中国語が表示されている場合は、ページ右上の簡体中文をクリックしてEnglishに変更します。日にちと枚数を選択して、「Find Price」をクリック。チケットは、成人(Standard、1歳4月以上)、幼児(Child、1~1歳4月)、高齢者(Senior、65歳以上)の3種類。障害者用チケットもありますが、その場合は電話で予約するみたい。


日にちを選択。チケット料金は、通常370元(5,680円)ですが、7、8月と週末はハイシーズン価格で499元(約7,650円)。今回は2Dayチケットを購入したので950元(14,570円)なり。チェックアウトをクリック。

手順② アカウント作成
アカウントを持っていないので、「Create Account」をクリックします。

ここからアカウントの登録開始です。「Family Name」は姓、「Given Name」は名、山田花子なら、「Yamada」「Hanako」でオッケー。続けて、生年月日(年は西暦で4桁)、国を選択。

続けて、サインイン用のメールアドレスを入力します(※携帯は中国のみ)。メールアドレスにチェックを入れて、アドレスを入力します。さらに、ログイン用のパスワード(6文字以上)を入力したら、「Privacy Policy」にチェックを入れて、「Create Account」をクリックでアカウントの登録完了です。

手順③ 支払方法の選択
ここから支払いです。まずは先ほど入力したメールアドレスとパスワードでサインイン。

続けて、日付とチケット枚数を確認。

1 姓名を入力(パスポートに記載のローマ字で)し、パスポートにチェックを入れて「Passport Number」(パスポート右上の9ケタの旅券番号)を入力して、「I have read...」にチェックを入れます。

2 Eメールアドレスを入力します。

3 支払い方法を選択。通常は「Internet Card」(クレジットカード)を選んで、「Purchase」をクリックするとクレジットカードの決済画面へ。

手順④ クレジットカード決済
金額を確認して、「Pay Now」をクリックする。

使えるカードは「Visa」「Master」「JCB」「Diners」の4種。カード番号、期限、セキュリティコード(カード裏面の3桁の数字)、姓名、国籍、Eメールアドレスを入力して、「Confirm」をクリックすると決済完了です。これでオンラインチケットが取得できました。

手順⑤ 確認
普通は、登録したメールアドレスに連絡が来るはずですが、特になし。念のため、チケットが購入できてるか確認しときます。サインインした状態で、「Park & Tickets」→「My Tickets」を選択。

予約した「2-Day Theme Park Tickets」が表示されました。無事予約完了です。急な日程変更で入園日を変更したい場合は、右側の「Exchange Tickets」から変更できるようです。ちなみに、2dayの上に表示されている「Theatre Tickets (The Lion King)」や、ホテルも同じようにネットで予約できます。

ある旅行サイトによれば、当日は、チケットを印刷してメインエントランスに持っていけばオッケーとなっていましたがそんなもん表示されていないですねえ。「Bring ID Used for Purchase」と注意書きがあるので、予約番号とネット予約の時に登録したパスポートを持っていけばオッケーです。パスポートナンバーを確認の上、チケットを発券してもらえます。同行人がいる場合も、代表者のパスポートだけでオッケーです。

なお、カード決済については、海外でのショッピングの場合、即時にカード会社には反映されないことがあります。数日から遅い場合は数週間かかることもあります。また、登録が完了してもディズニーから登録完了のメールは届きませんでした。マイチケットに登録が表示されればオッケーです。表示されない場合は、Not seeing all of your tickets and passes?をクリックして確認番号を登録すると状況が表示されるようです。

【パークへの入園方法】
当日のパークへの入園方法はこちらにまとめています。

その1 事前の準備
その2 オンラインチケット予約
その3 ライオンキング予約
その4 アプリ
その5 入場編
その6 いろいろ編
その7 アトラクション編
その8 ライオンキング編