【レビュー】Alexa対応TuyaスマートPCスイッチを買ってみた

またまたTuya / Smart Life対応デバイスを買ってみました。外からネットワーク経由でPCの電源をオンオフできるスイッチコントローラーです。さっそくレビューしていきましょう。

商品概要

商品は、WETENというメーカーから発売されているPC電源コントローラーです。

用途に合わせて、PCIe x1USBの2種類、それぞれノーマルモデルプロモデルが用意されています。eWelinkアプリに対応したモデルもあるようです。今回は強制リセットやチャイルドロック機能を登載したPCIeのPROモデルを購入してみました。Aliexpressで2,824円(※9/4購入価格)なり。

開封してみた

届いた商品は写真のような感じです。PCIe x1のカードに電波式のリモートスイッチが付属します。

基盤からは、マザーボードの電源とリセットピンに繋げるコードが出ています。PCケースの電源ケーブルをオスに、カードを介して、メスをマザーボードのピンに挿し込む仕組みです。

取り付けるPCのマザーボードはMSIZ97-S01で図のようなもの。そのまま差し込めるかなと思ってましたが、ケースからの配線が10-1ピンコネクターなのでダメ。

ということで、写真のケーブルをAmazonで購入。ケースからの9ピンコネクターを分岐して繋げます。

作業はピンの抜き差しだけで、電源、リセットスイッチともに極性(プラスマイナス)は関係ないので簡単ですね。PC自作したことある人なら取り付け作業はそんな手間ではないです。

アプリ設定

PCを起動するとカードのLEDが青く点滅するので、スマホのSmart Lifeアプリでペアリングして繋げるだけです。PCとしてデバイスが追加され、電源アイコンをタップすればPCのオンオフができます。Amazonアレクサにも自動で認識されました。「アレクサ、ピーシー付けて」と呼びかけると電源が入ります。

外からPC電源オン

Smart LifeアプリからPCを開くと写真の画面が表示されます。これで、外出先からでもパソコンの電源をオンオフできます。WindowsWake on LANでも似たようなことができますが、マジックパケットを送るためのVPNなど諸々の設定が面倒くさいのが難点。このボードはリモートで物理的に電源をオンオフするだけなので難しい設定が必要なく、屋外からでも簡単に操作できるのが最大のメリットでしょう。

リセットは、通常のリセット(RESET)と強制リセット(Force Reset)が選択できます。リモートデスクトップ利用しているとまれにホストPCが反応しなくなりお手上げ状態になることがありますが、強制で再起動できるのは助かりますね。

そのほか、便利な機能として、チャイルドロック設定をオンにするとPCの電源スイッチをオンにしても起動できないようにすることもできます。PCの中身を他人に見られたくない場合は設定しておくとよいでしょう。

なお、RF Remote Control設定をオンにすれば、付属のリモコンからパソコンの電源をオンオフできます。デスク下にPC設置してる場合など、キーボード横にこのスイッチ置いとけば電源入れるのが楽ちん。このほか、Tuyaデバイスと連携させて、温度が30度を超えたらシャットダウンとか、ドアセンサーと連携させて、ドアが開いたらシャットダウンなんてプログラムすることも可能です。不審者が入ってきても自動でシャットダウンして、チャイルドロックで起動できなくしたりもできますね。

総合評価☆☆☆☆☆

タワー型のパソコンは消費電力大きいし、音もうるさいのでできれば電源はオフにしておきたいもの。特にリモートデスクトップではPCをスリープ状態にしておけないのが難点でした。このスイッチコントローラーがあれば、外からスマホ使って電源オンして、リモートデスクトップを操作なんてことも簡単にできてしまいます。家族に触られてPCの中身覗かれることも防げる便利なアイテムではないでしょうか。簡単に設定できるのでオススメです。星5つ。ついでにリモートデスクトップも入れてみたのでこちらの記事もご覧ください。

【レビュー】Alexa対応Tuyaスマートプラグを買ってみた

Tuya / Smart Life対応のスマートプラグを買いましたのでご紹介です。Amazonアレクサや以前紹介したIR Remoteと連携させてみます。

商品概要

商品はAliexpressで見つけたスマートプラグです。Tuya / Smart Life対応で、コンセント4口とUSB端子4口が使えます。

円安の影響も受けてお値段は4,442円と少し値が張りますが、1口あたりで見ればまあこんなもんかな。プラグはそれぞれ独立してコントロールできますが、USBは4口一括でのコントロールになります。


デバイスは、電気製品電源タップ(WiFi)で認識されます。これで、スマホのSmart Lifeアプリからコントロールできます(Smart Lifeアプリの詳細はこちら)。

アプリには、4口のコンセントとUSBチャージャーが表示されます。

名前を変更できます。サーキュレーターを繋いだコンセントを「ファン」と設定。これで、アレクサに「アレクサ、ファンを付けて」と言えばサーキュレーターの電源がオンになります。

指定した時間にオン・オフできるスケジュール管理も可能です。

Smart Lifeで一元管理できるので、IRリモートに搭載されている温度計が30度を超えたら自動でサーキュレーターが回るよう設定することもできます。



総合評価☆☆☆☆☆

なかなか便利な製品です。コンセント単位で屋外からの操作ができ、Smart Lifeアプリで、温度や湿度など指定の条件で動作させることも可能。アイデア次第でいろいろと用途は広がりそうですね。難点は、USコンセントのため、アース線がジャマなのと、PSE規格取れてないため日本国内での入手、使用に制限がある点ですかね。

【メモ】xserverで取得したドメインをbloggerで使う方法

個人用の忘備録です。xserverで取得したドメインをGoggle Bloggerで使う方法。 Blogger設定カスタムドメインをタップして、割り当てるドメイン(例:revzon.jp)を入力する。

写真の画面が表示されるので、②と③をメモする。

xserverDNSレコード設定を開き、2つのCNAMEを追加する。1つ目はホスト名にwwwを、内容欄にghs.google.comを入力する。

2つ目は、ホスト名にBloggerで表示されたの文字列を、内容に③.googlehosted.comを入力する。

2つのCNAMEがDNSレコード設定に追加されたことを確認したら、設定が反映されるまで1〜2時間程度待つ。


【レビュー】Alexa対応Tuyaスマートリモコンを買ってみた

以前紹介したスマート水栓がTuya対応だったことをきっかけに、自宅のスマート家電機器をTuyaに統一してみることに。まずは赤外線コントローラーを導入です。こいつを利用して自宅の家電をAmazon Alexaの音声コントロールに対応させてみます。

商品概要

今回、購入したのはTuya Smart IR Remote Controlです。Aliexpressで1,834円なり。ちなみに、Tuyaはメーカー名ではなくスマート家電規格の呼称です。Tuyaに対応していればTuyaアプリから各種製品をコントロールできます。

スマート家電の規格には、このほか以前紹介したXiaomiMi RemoteSonoffeWelinkなどがあります。このうち、Tuyaはいろんなメーカーが参入しているので製品の幅が多岐にわたるのが特徴です。ということで、メインストリームとなりそうなTuyaで統一することにしました。

設定方法

Tuya対応機の導入が初めての場合ははじめにSmart Lifeというアプリをインストールします。

インストールしたら、はじめにSmart IRをアプリに追加します。デバイスを追加で、その他のカテゴリにスマートリモコンがあるので、タップして登録です。

ペアリングが完了したらアプリのホーム画面にスマートIRが表示されます。このIRリモコンは温度計と湿度計を搭載しているので画面には現在の温度と湿度が表示されます。

あとは、Smart IRから機器登録することで、各社リモコンがスマートリモコン経由で利用できるようになります。利用できる機器はテレビ、エアコン、照明などなど。

リモコン登録

試しにパナソニックのテレビを登録してみます。メーカーからPanasonicを選択して、アプリの指示に従ってボタンをタップしていくだけ。対応したリモコンコードを見つけて登録してくれます。テレビのリモコンコードはASUS富士通フナイハイセンスアイリスLG三菱オリオンサムソンSONYTCL東芝シャープパナソニックが登録されています。

ホーム画面にパナソニックのリモコンへのショートカットが表示されます。学習機能も搭載しているので、デフォルトのリモコンに登録されていない機能は後から追加もできます。

Tuya規格

Tuya / Smart Life規格についても簡単に説明しておきます。Tuya対応機器は大きく、①WiFiBluetooth / BLEZigbeeーの3種に分類されます。BLEはBluetooth Low Energyの略で低電力版のBluetooth規格で、Zigbeeは小型センサー用無線規格のひとつです。

WiFi対応機器は単独で屋外ネットワークからの操作が可能ですが、BluetoothZigbee機器についてはGatewayと呼ばれるそれぞれ対応の中継機器が必要になります。屋内(近距離)ではスマホと直接通信することで操作ができます。

Alexa連携

TuyaAmazon AlexaGoogle Assistantなどと連携しているので音声コントロールできるか試してみることに。以前XiaomiMi Remoteで試したときは日本語対応してなかったのですがどうでしょう。

登録は簡単。プロフィール→サードパーティ音声サービスでAlexaを選択し、Amazonアカウントを登録するだけ。

Amazon Alexaをバインド済みの表示が出たら設定完了です。Fire TV Stickのリモコンに向かって「Alexa、テレビをつけて!」と伝えると電源が入ります。日本語認識されました。

総合評価☆☆☆☆☆

Amazonで販売されているNature Remoが7千円以上することを考えると、2千円以下でこの機能は素晴らしい。赤外線リモコンは、テレビのほかにも、エアコン、扇風機などで問題なく動作しています。アレクサと簡単に連携できるのもうれしいですね。文句なしの星5つ。

Tuyaのメリットは、スマートコンセントやスマートスイッチなど他の機器と簡単に連携できるとこでしょう。いろんな機器を1つのアプリでコントロールできるのもスマートです。これからいろいろ対応商品を買い足していく予定。