以前紹介したスマート水栓がTuya対応だったことをきっかけに、自宅のスマート家電機器をTuyaに統一してみることに。まずは赤外線コントローラーを導入です。こいつを利用して自宅の家電をAmazon Alexaの音声コントロールに対応させてみます。
【商品概要】
今回、購入したのはTuya Smart IR Remote Controlです。Aliexpressで1,834円なり。ちなみに、Tuyaはメーカー名ではなくスマート家電規格の呼称です。Tuyaに対応していればTuyaアプリから各種製品をコントロールできます。
スマート家電の規格には、このほか以前紹介したXiaomiのMi Remote、SonoffのeWelinkなどがあります。このうち、Tuyaはいろんなメーカーが参入しているので製品の幅が多岐にわたるのが特徴です。ということで、メインストリームとなりそうなTuyaで統一することにしました。
【設定方法】
Tuya対応機の導入が初めての場合ははじめにSmart Lifeというアプリをインストールします。
インストールしたら、はじめにSmart IRをアプリに追加します。+→デバイスを追加で、その他のカテゴリにスマートリモコンがあるので、タップして登録です。
ペアリングが完了したらアプリのホーム画面にスマートIRが表示されます。このIRリモコンは温度計と湿度計を搭載しているので画面には現在の温度と湿度が表示されます。
あとは、Smart IRから機器登録することで、各社リモコンがスマートリモコン経由で利用できるようになります。利用できる機器はテレビ、エアコン、照明などなど。
【リモコン登録】
試しにパナソニックのテレビを登録してみます。メーカーからPanasonicを選択して、アプリの指示に従ってボタンをタップしていくだけ。対応したリモコンコードを見つけて登録してくれます。テレビのリモコンコードはASUS、富士通、フナイ、ハイセンス、アイリス、LG、三菱、オリオン、サムソン、SONY、TCL、東芝、シャープ、パナソニックが登録されています。
ホーム画面にパナソニックのリモコンへのショートカットが表示されます。学習機能も搭載しているので、デフォルトのリモコンに登録されていない機能は後から追加もできます。
【Tuya規格】
Tuya / Smart Life規格についても簡単に説明しておきます。Tuya対応機器は大きく、①WiFi②Bluetooth / BLE③Zigbeeーの3種に分類されます。BLEはBluetooth Low Energyの略で低電力版のBluetooth規格で、Zigbeeは小型センサー用無線規格のひとつです。
WiFi対応機器は単独で屋外ネットワークからの操作が可能ですが、BluetoothとZigbee機器についてはGatewayと呼ばれるそれぞれ対応の中継機器が必要になります。屋内(近距離)ではスマホと直接通信することで操作ができます。
【Alexa連携】
TuyaはAmazon AlexaやGoogle Assistantなどと連携しているので音声コントロールできるか試してみることに。以前XiaomiのMi Remoteで試したときは日本語対応してなかったのですがどうでしょう。
登録は簡単。プロフィール→サードパーティ音声サービスでAlexaを選択し、Amazonアカウントを登録するだけ。
Amazon Alexaをバインド済みの表示が出たら設定完了です。Fire TV Stickのリモコンに向かって「Alexa、テレビをつけて!」と伝えると電源が入ります。日本語認識されました。
【総合評価☆☆☆☆☆】
Amazonで販売されているNature Remoが7千円以上することを考えると、2千円以下でこの機能は素晴らしい。赤外線リモコンは、テレビのほかにも、エアコン、扇風機などで問題なく動作しています。アレクサと簡単に連携できるのもうれしいですね。文句なしの星5つ。
Tuyaのメリットは、スマートコンセントやスマートスイッチなど他の機器と簡単に連携できるとこでしょう。いろんな機器を1つのアプリでコントロールできるのもスマートです。これからいろいろ対応商品を買い足していく予定。
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