【番外編】フォトキナとチェコ、スイスの旅(テルチ&モラビア大草原編)

世界遺産テルチへ
チェコ4日目の17日は、レンタカーでチェコ南東部へ。遅めの朝10時出発。高速を南へ、まずは世界遺産でもあるテルチへ。テルチへはプラハから160km程度の距離。クルマで2時間程度です。ま、実際は、レンタカー初日ということもあり、ゆっくりの安全運転で、休憩したり、寄り道したりで4時間かかって午後2時ごろに到着です。

駐車場は、googleマップの指示どおりテルチまで進むと、城門が見えるのでそこをくぐっていきます。入るのを躊躇しますが、かまわず進む。すると広場に出るのでそこにクルマが駐車できます。混雑時も近隣に無料駐車場がいくつかあるので問題ないでしょう。

ここを車で抜けると広場に

テルチは、城を中心に公園や城下町が広がります。といってもプラハのような大きな城ではありませんが、特に建物の高さを統一させた城下広場の街並みが美しいです。城内の塔に入り、細く急な階段を上まで上がるとテルチの街並みを見渡せます。街の外には草原も広がって美しい。1~2時間あれば回れるでしょう。わたしは参加しませんでしたが、テルチ城内のツアーガイド(英語)もあるので、興味ある人は参加するのもいいかも。



残念だったのが、到着したのが土曜午後だったため、レストランやカフェ以外はほとんどお店が閉まっていた点。チェコのお店は、お隣ドイツと同じで半ドン、日曜は休みのところが多いみたいです。テルチ観光を計画している方は、土日を外して訪れることをオススメします。

世界遺産テルチの街並み

モラヴィア大草原へ
せっかくチェコ南部まで来たので続いてモラヴィア大草原へ向かってみました。雄大な大草原が広がることで近年、注目を浴びているスポットです。テルチから、チェコ第二の都市ブルノを抜け、さらに東へ30分進んだあたりになります。

夕方到着。プラハの天気予報は雨、朝から雨模様だった天気もすっかり快晴に。ベストシーズンは5月あたりの春先ということで、時期的に大草原が広がるという感じではありませんでしたが、広大な草原に沈む夕日は美しい。


とはいえ、プラハからの距離は250km、車で3時間はかかります。じっくり写真を撮影したいということであれば、ブルノあたりに宿をとって3日ほど滞在したいところでしょう。このあたりは鉄道も走っているので、ローカル電車でのんびりと旅するのもいいかもしれません。

ま、実際のとこ、チェコはこのような草原はどこにでもあるので無理してブルノまでいかずともという気もしないではないですが。。。プラハからニュルンベルク経由でケルンに向かう電車の車窓もなかなかのもんでしたし。時間があれば、自分の足でいろいろと撮影場所を探してみるのも楽しいかもしれません。

【番外編】フォトキナとチェコ、スイスの旅(カーナビ編)

プラハでレンタカー借りたときのカーナビについてまとめておきます。移動にナビは必須ですが、レンタカーを借りるときにオプションでナビをつけるかどうか。これは難しいところです。というのもチェコのナビは英語での案内になりますんで、このあたりをどう考えるか。

googleマップのナビ機能
今回の旅行で本当に役に立ったのがスマホのgoogleマップのナビ機能です。目的地を入力して案内開始をすれば、日本語で案内してくれます。チェコでも普通に使えました。結構田舎のほうにまで行きましたが問題なしです。チェコではロータリーがけっこうありますが、ロータリーでも「この先、ロータリー3番出口です」とか教えてくれます。日本のクルマのナビとそん色ないぐらい。海外でレンタカー使うときにはgoogleマップのナビがオススメです。

googleマップを使うときに注意すること
非常に便利なgoogleマップですが、海外でのナビ使用には注意することがあります。それは使用中、電池を無茶苦茶消費すること。出発から1時間程度ですでに結構な電池の減り。ということで、現地のスタンドでシガーソケットからUSB給電できる充電器を買って給電しながら使っていたのですが、それでも電力消費が充電を上回るのか徐々に残量が減っていく。ちなみにドイツでレンタカー借りたときはクルマにUSB端子があってそこから充電できたのですが同様に充電が遅かったです。

なぜこんなに電池が減るのかは不明ですが、ポケモンGOでもgoogleマップを使うため電池消費が激しいという話を聞いたので、そういうもんなんでしょう。途中で電池切れになったらもう迷子です。とりあえず、高速道路走行時は画面オフにして音声だけの案内に。これで随分節約できます。

モバイルバッテリーが便利
で、役に立ったのがモバイルバッテリー。今回、たまたまANKERのモバイルバッテリー(13000mAh)を持参していたのですが、モバイルバッテリーからの充電だと、なぜかシガーソケット経由より充電が速い。給電がバッテリー消費を上回るので、モバイルバッテリーにつなげておけば朝から夜中まで運転していても問題なくナビが使えました。

あと、モバイルバッテリーだとクルマを運転していないときでも充電できるというメリットもあります。レンタカーでgoogleナビ使うならモバイルバッテリーは必須です。

ガソリンスタンド検索は難あり
チェコはけっこうあちこちにガソリンスタンドあったので問題はなかったのですが、スイスでガソリン切れになりそうになりかなり焦りました。チューリッヒ出発後、フランクフルト空港に向かっていたのですが、ガソリンがレッドマークだったので1つめのスタンドでガソリン入れようと思ったら、給油所を見逃してしまい。

次でいいかと思っていたら、スイスの高速はチェコと違って給油できるところが少ない。で、googleマップの周辺検索でガソリンスタンド検索したらカーディーラーとか保険会社とか意味不明な検索結果が出る始末。ガソリンは限界ぎりぎり。メーターはゼロのラインへ、どうしようと脂汗流しているところで、トヨタのディーラーが目に入ったのでそこにお願いしてみるかと向かったら、すぐ横にガソリンスタンドが。セーーーーーフ。一命をとりとめました。

ということで、googleマップのスタンド検索は海外では信用していはいけないということと、給油は早めにというのが教訓。

【まとめ】
ということで、海外レンタカーでgoogleマップ使うなら、モバイルバッテリーは必須。スマホを車に固定する器具もあると便利。念のため、シガーライターからのUSB給電器があるといいか。後者2点は現地のスタンドでも安価に入手できます。

【番外編】フォトキナとチェコ、スイスの旅(プラハでレンタカー編)

15日にプラハ入りして、15日、16日はプラハ市内観光を。プラハについてはたくさんの人が書かれているので省略しますが、最高の街です。写真好きにはたまらない。プラハだけで1週間滞在してもいいぐらい。2週間でウィーン、プラハなんてパターンもよさげ。

プラハでレンタカー
プラハでレンタカーを借りるきっかけになったのはチェコ南東部にある世界遺産テルチモラヴィア草原あたりにも行ってみたかったから。電車でも行けるのですが、アチコチ回ろうと思ったらやっぱりクルマのほうが便利ということで、思い切って海外で初レンタカー体験です。

レンタカーは、プラハに入ったあと、Rentalcars.comというサイトで予約。スマホにアプリを入れておけば海外で簡単にレンタカーが借りられます。プラハの宿泊先、インターコンチネンタルホテルプラハから徒歩5分ほどのところにあったRen+(plus)という会社を選択。スポーツワゴンで保険込みで2日間で15,000円程度。

手続きは簡単です。アプリで予約して、お店でアプリの画面を見せるだけ。当日は海外運転免許証とパスポート、クレジットカードが必要になります。返却時はガソリン満タン返し。このあたりは日本と同じ。

レンタカーはKIAのスポーツワゴン

プラハでレンタカーの注意事項
プラハでレンタカーを借りてみようかなと考えている方の参考になるよう注意事項をいくつかまとめておきます。

オートマ車
ヨーロッパではクルマは基本マニュアル車になります。このため、オートマ車の貸し出しが少ないです。プラハあたりならオートマ車のレンタルもけっこうありますが、地方都市だとオートマがない可能性もあります。マニュアル車の運転ができない人はオートマ車で指定しておくことを忘れないようにしましょう。ちなみに、ハンドルは右ハンドルで、ライトとワイパーのスイッチが日本車と逆になります。

車両サイズ
今回予約したのがVWのゴルフクラス。実際レンタルできたのはKIAのスポーツワゴンでした。車両のサイズについては、申し込み時コンパクトカークラスから設定がありますが、高速の追い越し車線では140-150km出すのも普通なんで大型の車両のほうが安心かもです。

右側通行
チェコは右側通行です。日本と逆でキープライト(車線の右側に寄せて走る)が基本。最初は注意して走っているのでいいですが、右ハンドルの感覚で運転しているとどうしても車が右側に寄ってしまいます。気を抜くと右タイヤを路肩にこする危険性もあるので注意しましょう。私は2階ほど路肩にタイヤを接触させてしまいました。また、右折は簡単ですが、左折は前方から対向車が来るので注意してください。

プラハ旧市街の走行
プラハ旧市街は路面が石畳で、トラムのレールもあるし、一方通行もあったりで非常に走り辛いです。雨の日とか路面が濡れていると滑りやすいし運転してて怖かった。よほど運転に自信がない限り旧市街には近づかないほうがいいです。

高速道の走行
都市間を結ぶ高速道路は無料で走れます。日本と逆で右側が走行車線、左側が追い越し車線になります。みんな結構スピード出します。走行車線で120キロ、追い越し車線で140~150キロぐらい。走りやすいので、はじめは高速道路で慣らし運転がオススメです。

一般道の走行
郊外の一般道は結構危険です。みんな普通に時速100kmぐらいで走ってます。対向車が100キロで突っ込んでくるので怖いです。特にカーブなんかで100km以上の速度で走るクルマがセンターラインを越えて突っ込んでくるのが怖い。キープライトを維持しつつ速度を落としてゆっくり走ることをオススメします。

また、1車線の追い越しは対向車線側に出て追い越します。80kmで走ってるクルマを100kmぐらいで左側から追い越していくので追い越されるだけでもビビります。

給油(ガソリンスタンド)
チェコではスタンドは結構あちこちにあります。後払い方式で、給油後、レジで給油機の番号を伝えて支払いします。カードでの支払いが基本です。チェコのスタンドはコンビニみたいな感じで飲み物やお菓子、カー用品を売ってます。

ディーゼルのレンタカーが多いので給油時間違えないように。また、ガソリン車の場合も無鉛とハイオクの2種類があります。レンタカーの書類に95とか98とか記載してあるので、指定のものを入れるように。油種を間違えると動かなくなることもあります。

ちなみに、今日日の車は給油口のフタは外側からフタをプッシュすると開くので、車内で給油口のフタを開くレバーを一生懸命探しても見つからない可能性高いですよ。私はスタンドで3分ほどフタ開くレバー探してました。はい。

チェコはあちこちにスタンドがあります。

駐車場
市内はいたるところに路肩の駐車スペースがあります。平日昼間は有料ですが、土日と夜間は無料です(有料のとこもあるかも)。

休日は路肩の駐車スペースに無料で駐車できます

カーナビ
カーナビについては別記事でまとめますので、そちらを参考にしてください。

ざっとまとめると以上のような感じ。日本国内で日常的に運転している方ならチェコでの運転も問題ないと思いますが、週末だけとか、職場と家とをいったりきたりの方はやめたほうがいいかもというのが正直な感想。

【番外編】フォトキナとチェコ、スイスの旅(深夜特急編)

フランクフルトはホテルが高い
当初の予定では初日(14日)はフランクフルトに一泊、翌日プラハへとなるはずでしたが、どうにもフランクフルトのホテルが高い。Booking.comで調べると、シーズンなのかなんなのか安くても1泊3万円、シティホテルだと5万円とかする。安いとこはあるにはあるけど、一部屋に6人のゲストハウスとか、アパートメントといっていわゆる民間アパート貸しみたいな感じでさすがにリスキー。

ということで、2日目以降のチェコケルンでの宿だけ予約。1日目はシティナイトラインという深夜特急で車中泊、プラハへ向かうことにしたのです。

フランクフルト空港についた

フランクフルト中央駅へ
まずは、フランクフルト空港駅から地下鉄で一旦フランクフルト中央駅へ。フランクフルト中央駅はドイツ語で「Frankfurt am Main Hauptbahnhof」と表記されるんだがこれがややこしい。フランクフルトと名の付く駅が他にもあってこんな感じ。

フランクフルト中央駅 Frankfurt am Main Hauptbahnhof
フランクフルト空港近距離駅 Frankfurt (Main) Flughafen Regionalbahnhof
フランクフルト空港遠距離駅 Frankfurt am Main Flughafen Fernbahnhof
フランクフルトスート駅 Frankfurt Süd

などなど。ドイツ語表記なもんでまったくもってわけわからん。mainが付けば拠点駅かというわけでもない。あとでわかったことだが、Hbfが付く駅が中央駅で特急などがとまる目印になる駅。HbfHauptbahnhofの略。フランクフルトの場合Frankfurt Hbfと表記されているところがフランクフルト中央駅となる。街中での案内表記はほとんどFrankfurt Hbf表記になってます。

要するに、この日わたしはフランクフルト近距離駅(地下鉄)からフランクフルト中央駅に向かったわけですが、フランクフルト遠距離駅(地上)からでも行けたのです。このことはあとからわかったのですが、この辺りを事前にわかっておかないとドイツ鉄道移動の混乱のもとになります。

フランクフルト中央駅の正面玄関

チケット売り場へ
さて、なんとかフランクフルト中央駅に到着したわけですが、ここでナイトシティラインのチケットを購入です。まずはチケット売り場へ。が、第一の関門、チケット売り場がよくわからん。

フランクフルト中央駅はいわゆるターミナル駅で、広大なコンコースの端にいろいろな店舗が入ってる。この中からチケット売り場を探すわけですが、鉄道を運営しているのがドイツ国有鉄道、略してDB。赤いDBの文字を探せばチケット売り場は見つかるはず。正面入り口から入って左手に発見。リンク先にあるPDFのDB Loungeの個所になるわけですが、ホーム側の入り口は塞がっているのでご注意を。

フランクフルト中央駅のチケット売場

チケット売り場に入ってたずねると、整理券を取るように促される。銀行とかにおいてるやつ。でしばらくすると掲示板に番号が表示されるので、指定の窓口カウンターへ。そこで、ナイトラインのチケットを買いたい旨伝える。メモに行き先、席の種類等を書いて渡すとわかりやすい。英語でオッケー。

残念ながら1等客車がなく1部屋に3段ベッドx2の2等客車しか空いていないとのこと。ということで、やむを得ず2等席チケット購入。チケット代は約17,000円。支払はカードでOK。

チケットカウンター、掲示板に呼出番号が表示される

フランクフルト中央駅でシャワー
フランクフルト中央駅構内でもよおしたのでトイレへ行くことに。トイレはコンコース地下にある。有料。1ユーロのコインを入れるとトイレに入れる。今回の旅ではトイレ有料のパターンが多かった。

と、トイレ入り口の手前にシャワーを発見。夜行列車での移動で明日のホテルチェックインまで風呂に入れないのでシャワーしていくことに。値段は7ユーロか8ユーロだった。トイレ受付のおじさんにシャワー使いたい旨を伝えるとシャワールームのカギを貸してくれる。バスタオルはいるか?と聞かれるがタオルあったのでノー。バスタオル貸してもらう場合は別途料金が必要になるみたい。

シャワールームは2~3畳ほどの広さの個室。スーツケースも持って入れる。鍵がかけれるので安心です。石鹸、シャンプー等の備品はなにもありません。ちなみに、プラハ駅にも同様の施設がありました。

トイレは地下に。シャワーもあります。

乗り継ぎ電車が遅延
チケットを購入すると、合わせて乗車する電車やホーム、駅の乗り換えがプリントされた用紙を渡される。こりゃ便利だね、と思ったらとんでもないトラブルが。。。

シティナイトラインは、フランクフルト中央駅から普通電車でフランクフルトスート駅(Frankfurt Süd)へ向かい、そこで乗り換えるわけだが、時間になってもスート駅行きの電車がこない。。。焦る。。。

ふとホームの電光表示を見ると別のホームへ行けみたいな指示が出てる。どうやらスート行きの電車到着が遅れたようで、遅れた上にホームが変更になったみたい。危うく見過ごすとこだった。急いで別のホームへ向かい、車掌さんにチケット見せると、乗れと言われる。しかし、どう考えてもナイトラインの発車時刻に間に合いそうにない。普通は、乗り継ぎ待ちするよなあとか思いながらも若干不安に。

スート駅に到着すると、ナイトラインは待機中。無事乗車できた。時間は深夜1時。指定の客室へ。座席は三段ベッドの一番上。ほかの乗客は皆寝てる。そっとハシゴを上ってベッドへ。乗客は韓国人男性1人とアジア系の男性1人、途中の駅で中東系の女性が1人乗ってきて4人になった。プラハへ。
シティナイトライン2等客車の3段ベッド。狭い。

お昼前にプラハ到着
2等客車の3段ベッドは超狭いし揺れるし。乗り心地は決して良くはないけど、移動で疲れてたのですぐに就寝。しかし、朝6時ごろには目が覚める。電車がチェコに入ると乗車チケットとパスポートの確認があった。

目が覚めたところで、3段ベッドの一番上は窓もなければ、座ることすら困難。ということで、ベッドを降りて車内をブラブラ。チェコに入ると電車はラベ川という川沿いを走るので景色が美しい。15日午前11時半ごろに無事プラハに到着した。

プラハへは、飛行機で行くか迷ったが、シティナイトラインを選んで正解。1泊分のホテル代が浮くし、車窓は美しいし。時間があるならオススメ。ま、飛行機で飛んだほうが便利は便利ですが。。。

無事、プラハに到着

【番外編】フォトキナとチェコ、スイスの旅(ドイツ入国編)

成田から出国
まずは、日本出国からフランクフルト空港までを簡単にまとめておきます。今回は岡山から国内線で羽田まで行き、成田からフランクフルト空港へ行くルート。いつもは関空を使っていたので、成田空港の利用ははじめてです。

関空の場合は、新大阪から特急はるか1本で行けて便利ですが、羽田から成田は私鉄乗り継ぎかリムジンバスの2択で結構不便です。私鉄乗り継ぎが面倒なんで今回はリムジンバスで。片道3,000円って結構高い。都内の主要都市からだと安いんですけど、ぼったくり気味。

羽田着が朝8:20で、成田発が11:25分。乗り継ぎが3時間ならけっこう余裕あるなと思ったら、羽田到着が少し遅れた上に、都内渋滞でなかなかギリでした。地方空港から行く場合は余裕もっておいたほうが精神的にいいです。

ATM出金は3万円まで
成田で金下ろそと思って出国手続き後、ATMに。しかーし、想定外の事態が発生。なぜか金がおろせない。盲点でした。出国審査後、セブン銀行のATMがあるのですが、国外への資金持ち出し制限の関係で1回3万円までしか出金できないのです。。。財布に現金がほとんどなかったので超焦る。ま、回数制限はないので、チビチビと下ろして無事解決。

ATM出金は手数料がかかる場合もあるので、まとまったお金は出国審査前に下ろしておきましょう。

入国審査書類は不要
ということで、フランクフルト空港に到着。ドキドキの出国審査です。取りあえず入国審査用の書類を書かねばと思ったが、周りの人についていくとすぐ入国審査所に。入国審査の書類書いてないんだけど。。。

周りを見渡しても、誰もそんなもん持ってない。なんとドイツ入国はパスポート見せるだけでオッケーみたい。今まで旅行したアジア、アメリカは入国審査書類の記入が必要だっただけに肩透かし。ま、なんとかドイツ国内に入国できました。

【番外編】フォトキナとチェコ、スイスの旅(フォトキナチケット予約編)

チケットの種類
ついでにフォトキナのチケットについてもまとめておきましょう。

2年に1回、ドイツのケルンで開催されるPhotokinaのチケットはPhotokinaのHPからオンラインで簡単に入手できます。私の場合は、出展企業から無料チケットが送られてきましたが、一般の人でもチケットを買えばフォトキナ会場に入場できます。2016年のチケット代金は次のとおり。

1日券 Day ticket Tue-Fri 33.00 EUR (53.00 EUR)
2日券(火~金) 2-day ticket Tue-Fri 53.00 EUR (85.00 EUR)
シーズン券 Season ticket Tue-Sun 84.00 EUR (134.00 EUR)
割引券 Reduced day ticket Tue-Sun* 8.00 EUR (10.00 EUR)
1日券(土日) Day ticket Sat-Sun 12.00 EUR 18.00 EUR
家族券(土日) Family day ticket Sat-Sun** 25.00 EUR (36.00 EUR)

値段は前売りで、カッコ内は期間中購入の価格。日本のCP+だと事前登録で入場無料ですが、通し(シーズン券)でも84ユーロ(約9500円)と結構高めです。割引券は子供や高齢者、障害者向け、家族券は土日のみの入場で最大4人まで(※4 person / max. 2 adults, min. 1 child and max. 3 children aged 7-17 years)です。土日はチケット料金が安いですが、人が多いので注意。

なお、業者は業者向けチケットの販売ページがあり、チケットによってはちょっと安い(通し券の前売り価格は同じ)。

チケットの取得方法
購入するチケットの種類が決まったらオンラインで購入です。最初にオンライン登録で個人情報を入力してログイン、チケット購入ページでチケット選択、カード決済となります。出展企業からチケットをもらえる場合も登録、ログイン後、メールで送られてきたvoucher codeとパスワードを入力するとマイページにチケットが表示されます。

購入が完了するとe-mailが届くのでそのリンク先からチケットを印刷するか、PassWalletというスマホ用アプリにチケットを保存しておけば準備オッケーです。当日は、入り口でチケットのQRコードをかざすと入場できます。

【番外編】フォトキナとチェコ、スイスの旅(国際免許編)

9月20~25日までドイツのケルンで開催されたフォトキナ(Photokina)に行ってきました。航空チケットの関係で前後にチェコとスイスに行ってみたのでその情報と合わせて報告です。

ざっくりとした行程は、14日に成田発。ドイツ・フランクフルト空港→プラハ→ケルン→スイス→フランクフルト空港、といった感じ。初のヨーロッパですが、ざっくりとした行き先を決めただけでほとんどノープランの旅。とりあえず、海外でレンタカー借りてドライブしてみたいっつーことで、出発前に国際免許を発行してもらわねば。

国際免許の取得方法
最寄りの警察署もしくは運転免許センターで発行してもらえます(※センターによってはやっていないとこもあり)。ということで、岡山県の運転免許センターへ。持参するのは以下のもの。

申請に必要なもの
〇 運転免許証
〇 旅券(パスポート)等、外国に渡航することを証明する書類
〇 国外運転免許証用写真1枚(縦5.0センチ×横4.0センチ)
 ※通常の申請用写真とサイズが違いますので注意してください。
〇 手数料(2,400円)

注意点としては、パスポートが必要なことと、写真のサイズが違うことぐらい。写真は免許センターにある証明写真機で撮影しました。免許センターの受付に行き、「国際免許を発行してほしいのですが」というと丁寧に説明してもらえます。渡された書類に記入し、2,400円の証紙を買って、免許、パスポート、写真と合わせて提出すると手続き完了です。

免許センターの場合は、即日発行してもらえます。30分~1時間ほどで呼び出しがあり無事国際免許が入手できました。なお、最寄りの警察署で手続きの場合は、後日申請した窓口で交付ということなので、ある程度日にちがかかるようです。

国際免許が使える国
日本の発給する国外運転免許証は、ジュネーブ条約加盟国(日本を除く)内においてのみ運転できます。書類提出時に行き先を記入するのですが、窓口で「チェコは加入国ですが、ドイツ、スイスは加入していません」と言われる。

「えっ、ドイツ、スイスじゃ運転できねーの?」

と思いきや、ドイツ、スイスの場合は、国際免許+日本の免許でオッケーとのこと。これでとりあえず準備完了です。