【レビュー】TVerのジャマな広告を表示しない方法

TVerのうっとうしい広告を外す方法をサクッと紹介です。ブラウザ再生のWindows限定です。AndroidTVerアプリインストールが必須なので対応しません。

やり方は簡単。アドブロック対応ブラウザのBraveをインストールするだけ。リンクはこちら。あとはTVerのサイトにつなげてプラウザ経由で視聴するだけです。簡単。

Windows限定ではありますが、自動でCMスキップされてジャマな広告がまるっと削除されます。TVerはもちろんYoutubeでも。ちなみに、Android版では、TVerは使えませんが、You Tubeの広告は削除されます。


【レビュー】CHUWI 10インチタブ HiPad Maxを買ってみた

Aliexpressの11.11セールが始まりました。今年は円安の影響であまり食指が動きませんが、ドル急落&せっかくクーポンあるのでいくつか買い物を。ということでチョイスしたのがCHUWIの10インチAndroidタブレットHiPad Maxです。春に買ったXiaomi Pad 5と比較しながらレビューしていきます。

商品概要

商品は中国CHUWIAndroidタブレットHiPad Maxです。以前買った同社のWindows PC、Minibook Xが使い勝手良かったのでAndroidタブレットも買ってみることに。LTE搭載している点が一番の購入動機です。10インチタブレットでは、CHUWIのほかにも、OUKITELDoogeeTeclastなどが販売していますが、前2社は重量が重い、後者はスペック的にやや難ありということでスルーです。

主なスペックは、SoCがスナドラ680で、2,000 x 1,200のIPSパネル、RAM 8GB、ストレージ128GB、重量は440グラム、厚さ8mm。そのほか、Widevine L1対応やLTE SIM&マイクロSDスロット搭載などが特長。以前レビューしたXiaomi Pad 5と比べると、SoC性能やディスプレイなどは劣るものの、①4G LTE対応②マイクロSDスロット搭載③軽量(Xiaomi Pad 5比▲64グラム)④安価ーといったあたりがメリットですかね。

LTEの対応バンドは、FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 17 / 20、TD-LTE:38 / 40ということで、ソフトバンク系はプラチナバンドも問題なし、ドコモ、auはプラチナバンド(Band 18/19)が非対応、楽天モバイルは元々プラチナバンド持ってない上にauローミングで難ありといった感じ。

11.11セール

商品はAliExpressの11.11セールで購入。11月11日注文で本体価格31,228円。各種クーポン使って27,746円なり。日本のAmazonだと36,900円で3,000円のクーポン使って33,900円ということで、Aliexpressのほうが4千円ちょい安かったです。注文翌日には発送され、川崎国際郵便局を18日発送、21日に配達完了です。早いですね。

開封してみた

今回購入したのはケース付きモデル。同梱品は、タブレットケースとEU充電器、そして謎のポルトガル語のキーボードシール。

本体の箱には、USBケーブルとチャージャー、説明書などなど。チャージャーは10W(5V x 2A)対応のものです。

ケースは布地で滑りにくいマットな風合いです。220グラムぐらい。閉じるとマグネットに反応して画面のオンオフができるんだけど、背面に回したとき、ちょっとズレると反応してしまい画面がオフになってしまうのはビミョー…。

外観

まずは外観を見ていきましょう。画面サイズは10.36インチのIPSパネルです。本体ディスプレイには写真のシートの下に画面保護フィルムも貼られています。何も考えずに剥がすと保護フィルムも一緒に剥がれてしまうのでご注意を。

11インチのXiaomi Pad 5と比べると縦横1cmぐらい小さいですかね。

ベゼル幅は1cmぐらい。見た目はシュッとしてます。Xiaomi Pad 5が8mmぐらいなのでほとんどかわらないかな。

ただ、公式サイトの写真ほどベセル幅は細くはないです。これをイメージして注文すると裏切られた感はあるかも。CHUWIはあいかわらずこの手のゴマカシするからイマイチ信用できないんよな。

本体サイドと背面はプラスチック製。質感は悪くない。

細いスリットが入っていて、プラスチックぽい安っぽさはないです。ザラザラしてて指紋は目立たないし、滑り止めにもなるかな。

背面カメラは1つで、800万画素。センサーは中国のGalaxyCore(格科微電子)というメーカーのもの。今どきのスマホのカメラと比べると望遠寄りで暗所に弱いです。見た目は二眼ぽいですがもう1つはダミーですね。LEDは無し。

インカメラは横向きにして中央上部に配置されています。500万画素。こちらもLEDは無し。

本体左上に電源ボタンとボリュームキーが。指紋センサー等はございません。

右側にはSIMスロット。2 SIMで1つはMicro SDとの排他利用になってます。

右側中央にUSB Type C端子です。3.5mmオーディオ端子は無し。スピーカーは側面上下に計4個配置です。縦置きでもステレオで音が出ます。

本体重量は439グラム。Xiaomi Pad 5と比べると64グラム軽いです。450グラムを切ると片手で持てるかな。

ケース付けると661グラム。軽さ優先するならケースは無くてもいいです。

ディスプレイ

ディスプレイは、解像度 2000 x 1200、明るさ 400 nitsのIPSパネル。Xiaomi Pad 5(500nits)と比べると表示品質は素人でも判るほど劣るかなという印象。まずは電子書籍から。文字の小さな雑誌とかだと見開きは厳しいか。

週刊文春の記事を見開き2ページで表示(※画像クリックで拡大されます)。以前レビューしたCHUWI Minibook Xもそうでしたが、パネルはシャープさにかけ、細かい文字が滲んだ感じになります。B5版1ページ表示なら問題ないけど、2ページ表示や、A4版1ページ表示だと気になるかな。

B5版の週刊文春を見開き2ページで表示し、文字を拡大してみるとよくわかります。HiPad Maxでは全体的に解像感に欠け、「樹」や「監」など画数の多い文字は潰れます。背景の白もザラつきを感じますね。正面からだと気になりませんが、ちょっと傾けただけで水に油が浮いたときのようなムラというかギラつきを感じます。スマホなんかと比較しても文字を長時間読むには向いてないよう。

一方、Xiaomi Pad 5は全体的にシャープで「樹」の文字もくっきり表示されます。背景の白も均質でストレスを感じることはありません。一流メーカーのハイエンド機だけあって優秀ですね。

ついでに、iPad mini 5th(前モデル)はこんな感じ。7.9インチですが2,048 x 1,536で小さな文字もくっきり表示されます。画面は小さいけど電子書籍は読みやすいです。

動画視聴はどうでしょう。Hipad MaxはWidevine L1対応ということで、Amazonプライムビデオも1080Pで問題なく表示されます。

電子書籍だと細かい文字で読みづらさを感じましたが、動画視聴なら問題ないです。グレアパネルで動画はきれいに映る印象です。ひと昔前のタブレットと比べるとかなり進化を感じます。Xiaomi Pad 5と比べると輝度や鮮やかさは劣りますが、値段を考慮すれば十分及第点です。

サウンド

スピーカーは、上下左右に計4個搭載。縦置き、横置き、どちらでも置き方に合わせてステレオ出力に対応してます。音質はこんなもんかなって感じ。最大音量にすると音割れが目立ちますが、音量はそれなりに出るので室内なら中レベルのボリュームでも十分です。

3.5mmオーディオ端子は無いので、写真のような小型USBアダプターがあると充電しながら有線イヤホンやUSB機器使えて便利です。

バッテリー

バッテリーについては、7,000mAhリチウムイオンバッテリーを搭載で、公式サイトでは「6時間動画視聴」と記載があります。試しに満充電100%の状態から、Amazonプライムで映画(テネット・150分)を再生したところ、エンドロール終了時点で残量は67%。ディスプレイ輝度100%で再生していたので、映画3本くらいなら余裕で見れますね。スナドラ680で消費電力が少ないのも寄与しているのか、バッテリーの持ちはかなり良さそうです。

使い勝手


antutuベンチマークスコアは約25万点。ハイエンドゲームは難しいけど、一般的な用途なら問題ないレベルです。RAMの容量が8GBある上、ストレージもUSF2.2と高速なのでストレスを感じるシーンは少ないでしょう。Google Mapや動画視聴、電子書籍、オフィスアプリ使用といった用途であれば快適に使えます。

そのほか、WiFi 6は非対応ですが、GPSが搭載されているのはXiaomi Pad 5にはないメリットです。精度もいいですね。楽天モバイルSIMとセットにして車載用途に使うのも良さそう。

LTE接続

LTE接続については、5Gは非対応ですが、ワイモバイル楽天モバイル(ソフトバンク)で試したところ問題なく利用できました。通話もできます。プラチナ非対応ではありますが、ドコモauも大丈夫でしょう。

Windowsリモートデスクトップに接続。問題なく使えてます。軽量でLTE搭載しているので、外出用タブレットには適しています。ただ、タッチ操作については、細かい操作が微妙にしにくい。このあたりもパネル性能が影響してるぽいですね。

充電

Hipad MaxはQC3.0対応ということで、対応充電器を使えば12Wぐらいの充電速度がでてます。Xiaomi Pad 5はPD33W対応で20Wぐらいの速度が出るので、それと比べるとちょっと速度低いですかね。

ちなみに付属の充電器は10Wチャージャーなので、8Wぐらいしか出ません。バッテリーが7,000mAhと大容量なので、別途QCチャージャー用意したほうがよいでしょう。

総合評価☆☆☆☆☆

ということで、ざっくり評価。すでに所有しているXiaomi Pad 5iPad miniとの比較になるので、若干厳しめになりますが。まず、マイナス点から。今のところコレといった致命的な弱点は無し。気になるのはXiaomi Pad 5と比べると画面の精細度がイマイチなところですかね。小さな文字を読むときに文字の滲みや画面のギラつきがどうかな程度。雑誌2ページ見開きにしたときは読みづらさを感じますが、1ページ表示ならそんなに気にならないです。長時間の読書とか事務作業を想定しているなら微妙かもしれない。プラスチック外装については重量とのトレードオフなので許せるかな。

プラス点としては、この価格帯で十分な基本性能を押さえつつ、LTE&GPS搭載、軽量といったあたり。あと、スナドラ680はバッテリーの持ちは良さそうです。XiaomiiPadだとLTE搭載モデルは高額だったり扱いなかったり、かといって他の中華メーカーだとイマイチ信頼性に欠けるので、CHUWIという選択肢があるのはうれしいです。重さについては、片手で持ってとなるとXiaomi Pad 5は明らかに重量オーバー。やはり、450グラム以下のHiPad Maxは使いやすいです。

画質的には電子書籍やオフィスなどで文書を長時間編集するような用途を想定している人にははどうかなですが、移動中に軽く雑誌読んだり、動画見たりの用途なら問題ないでしょう。ざっくり使ってみた感じでは好印象の星5つです。低価格かつそれなりの性能を持つLTE搭載タブレットを探しているならオススメです。