【レビュー】EVPADのアプリがいろいろ更新されてた

EVPAD 3の発売に合わせてか、旧EVPADでもプレイバック機能など新アプリが使えるようになっていたので紹介します。紹介のアプリは「EVPAD App Store」でダウンロードできます。なお、EVPADのレビュー記事はこちら→【レビュー】万能チューナー入りタブレット「EVPAD TABLET i7」を買ってみた
※EVPADの販売状況など最新情報はこちらで更新しています。



Saturn Live
EVPAD 3の発売に合わせて、視聴用アプリは従来の「Easy Live」や「Japan Live TV」「Live North America」などバラバラだったものが、この「Saturn Live」に統合されたようです。海外のEVPAD 3レビュー動画を見ると「E VOD」や「E MOVIE」などのアプリも「Saturn」に変更されているので、近いうちに旧EVPADも「Saturn」に統合されるかもしれません。

「Saturn Live」の使い勝手は、旧アプリから大きな変更はありません。以前は別々だった北米チャンネルが統合されたので利便性は向上しています。

土星直播(Saturn Live)

関西テレビの競馬番組


E Playback
最大の注目は、プレイバック再生機能を備えたアプリ「Playback」の登場です。以前から中国テレビ局のプレイバック再生機能は搭載されていましたが、新アプリでは、日本も含めた各国の番組がプレイバック視聴できるようになりました。これは、UBOXには搭載されていない機能なので、うれしいですね。


プレイバックアプリの機能は、過去1週間分の番組を全録レコーダー感覚で再生できます。ただし、「Saturn Live」で視聴できるすべての番組が視聴できるわけではなく、チャンネル数は少なくなっています。


2019年7月時点でプレイバック再生ができる日本のテレビ局は、①NHK大阪②関西テレビ③NHK東京④日テレ⑤テレ朝⑥TBS⑦サンテレビ⑧読売テレビーの8チャンネルです。キー局では、なぜかフジテレビがありません(代わりに大阪ローカルの関テレが入っています)。


台湾の日本チャンネル(緯来日本台)でも日本の番組が視聴できます。


「ロンドンハーツ」は、台湾でのタイトル名「男女糾察隊」です。



Peach VOD
「Peach VOD」はアダルト視聴用のアプリです。「E MOVIE」のアダルトビデオが統合された感じです。ネットビデオ中心の「E MOVIE」のタイトルに加えて、パッケージ版のAVが加わっています。視聴時パスワードの入力を求められますが、「E MOVIE」と同じ6868でログインできます。


※関連記事
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【新製品】EVPADタブレットの新製品「Tablet i8」


購入方法(Amazonへのリンク)
購入については以前はAliexpressなど海外サイトでの購入が一般的でしたが、現在は日本国内に代理店があるため、Amazonで購入するのが保証・返品などの点で安心です。ただし、商品の性質上、出品停止になることが多い(特にUBOXが)ので、最新の商品リンクを別ページにまとめておきます。UBOX & EVBOX商品リンクのまとめはコチラです。

・エアマウス
※付属のリモコンは赤外線でショボいので、同時購入をオススメ

【新製品】2019夏、8インチタブレットを比較してみた

2019年夏、現行8インチタブレットを比較してみます。比較対象は、メジャーどころで8インチ前後のタブレット。世間ではあまり人気がないのか、国産8インチは壊滅状態ですが、10インチを持ち歩くのは面倒だけど、スマホでは小さすぎて的な使いやすさはあります。


iPad mini(5th)
ベンチマークは「iPad mini第5世代」です。画面サイズは7.9インチで、6コアのA12チップを搭載しています。メモリ3GBで、ストレージ64GB(最大256GB)。メモリが若干少ないかなという気もしますが、スペック的には申し分ありません。


長所は、抜群の安定感と充実したアクセサリ群。8インチタブでアップルペンシルが使える点もメリットですね。

短所はやはりお値段。廉価版iPadとはいえ、64GBのLTEモデルで6万円超え。アップルペンシルも買い足せば7万円オーバーです。今どきのタブレットとしては画面ベゼル幅が広いのもちょっとダサいですね。




Huawei MediaPad M6
続いてはファーウェイの「メディアパッドM6」です。画面サイズはiPad miniより少し大きめな8.4インチ。プロセッサは最新のKirin 980で、メモリ4GB、ストレージ64 / 128GBです。こちらもスペックはまったく問題なし。


長所は価格。LTEモデルで4万2000円(中国現地価格、128GBモデル)という価格はコスパ高いですね。ベゼル幅が狭いデザインも好感度高いです。後述の機種と比べるとディスプレイの解像度が高い(WQXGA 2560×1600)点もメリットです。

短所は、やはり米国のHuawei制裁の影響で日本国内で販売されていない(2019年7月現在)点です。スマホ、タブレットはバッテリーがヘタったとき国内サポートを使うことになるので、日本国内で購入したいですね。あと、8インチモデルは、ペンシル非対応で、キーボードのオプションもありません。iPad miniと比べるとアクセサリがイマイチなところが痛いです。




Huawei honor waterplay 8
同じくHuawei製品ですが、こちらはIP67防塵防水の「honor waterplay 8」です。スペックは、Kirin659でメモリ4GB、ストレージ64GB。SoCがM6よりは劣りますが、なんと言っても防塵防水対応なのはうれしい。日本では「MediaPad M3 Lite WP」という防水タイプのタブレットが発売されていますが、海外では8インチの防水タブレットも出てるんですね。さすがHuaweiです。価格はLTEモデルで約3.1万円(AliExpress)です。


ウィークポイントはLTEモデルのカラーがゴールドなとこ。あと、ディスプレイも1920*1200で、M6よりはスペックダウンです。




Lenovo Tab 4 8 Plus
レノボの「Tab 4 8 Plus」は廉価な8インチタブレットです。Qualcommの8コアプロセッサAPQ8053を搭載しています。メモリが4GB、ストレージが64GBで、ディスプレイは8.0インチ(1920x1200)のIPSパネルを採用しています。


SoCがCortex A-53ベースなほかディスプレイなど含めてスペック的には前述の2機種と比べるとやや劣りますが、価格は31,212円(LTEレノボ直販モデル)で、コスパはかなり高いです。ゲーム用途でなければこの機種でも十分でではないでしょうか。

ちなみに、このTab 4ですが、すでに後継機のTab 5 10が今年4月に発表されています。発売は9月からとのことですが、7月時点で8インチモデルは発表されていません。レノボの8インチタブは終了なのでしょうか気になります。




 【Xiaomi Mi pad 4
日本では取り扱いがありませんが、シャオミの「Mi Pad 4」も選択肢に入るでしょうか。こちらのスペックは、8インチディスプレイ(1920*1200)で、メモリが4GB、ストレージが64GB(3GB+32GBモデルもあり)です。SoCはクアルコムのSnapdragon 660なので、Tab 4 Plus同様に3Dゲームは厳しいかなというレベル。


Tab 4 Plusを上回るスペックでお値段24,000円(4GB+64GB LTEモデル)とさらに安いのはうれしいです。ただし、難点は日本国内で販売されていないため、個人輸入か並行輸入を利用しないといけないところ。バッテリーの劣化時などサポートがありません。また、中国モデルのためGoogle関係のアプリは後から入れないといけないあたりも注意が必要です。

なお、Mi Pad 4は2018年モデルなので、この夏に「Mi Pad 5」が登場する可能性があります。




ちなみに各タブレットの重量は、下記のとおり。
iPad mini=300g
MediaPad M6=320g
honor waterproof 8=309g
Tab 4=300g
Mi pad 4=320g


7インチのhonor 8 x
ついでに、2018モデルの7インチスマホ「honor 8 x」についても。今年は新モデル発売はないようです。ファブレット人気イマイチなんですかねえ。となると、「Mate 30 X」に期待ですが、日本では発売されないんだろうな…。



 【まとめ
ということで、現在使用している「MediaPad M3」からの買い替えとなると…予算の都合でM6、Mi Pad 4あたりが魅力的ですが、どちらも国内販売がないんですよね…。唯一の防水8インチタブレットのhonor wpも気になるところ。でも、Tab 4、Mi Pad 4はもう少しするとニューモデルが発表されるようなのでしばらくはM3でガマンするかというのが結論でした。

【新製品】カビ対策にダイキンの除湿乾燥機「カライエ」


今年は長雨で湿気、カビに悩まされている方も多いと思います。この時期は、以前紹介した三菱電機の24時間使える水捨て不要な除湿機「MJ-P180NX」のレビューのアクセスも多いです。今日は、そんな湿気、カビ対策に最適なルームドライヤー「カライエ」の紹介です。


ルームドライヤーとは
ルームドライヤーは言葉そのまま、部屋を乾燥させる便利な機械です。室内の湿気を屋外に排出してくれます。除湿機を壁に貼り付けるたイメージです。

カライエの仕組み

換気扇との違いは、「湿気」をダイレクトに排出してくれる点です。換気扇は、屋内の空気を外部に排出しますが、出ていった空気は部屋の隙間から入ってくるので、梅雨の時期など屋外の湿度が高い場合は除湿効果が低いのが弱点でした。ルームドライヤーは「湿気」だけを排出してくれるので、部屋の空気がどんどん乾燥していきます。

エアコンとの違いは、エアコンがコンプレッサー式なのに対して、カライエは除湿機で使われるデシカント式という方式を採用することで、冬場でも除湿効果が得られる点です。構造が単純なので費用、電気代ともにエアコンよりは安く済みます。


カライエの長所と短所
簡単に言えば、除湿機を壁に貼り付けたイメージの「カライエ」ですが、最大のメリットは水捨てが不要という点です。一般的な除湿機は日に一度の水捨てが日課になります。また、三菱電機のMJ-P180NXのような24時間排水可能な除湿機も、排水口が無ければ使えないという弱点があります。「カライエ」ならファンを使って屋外に湿気を排出するので水捨ての手間はなくなります。


弱点は1つ。換気扇同様に取り付け工事が必要な点です。このため、賃貸マンションなどでは使えません。持ち家であれば、湿気、カビ対策に非常に有効なので、検討する価値はあると思います。


取り付け場所
設置箇所は、湿気が高く、カビが発生している部屋ですね。日当たりの悪い部屋、風呂、トイレなど水回りなどがカビが発生しやすいです。また、建物の北側や、コンクリート打ち放しの建物など、冬場外気と室内の温度差が大きく、『結露』が発生しやすい部屋にも効果的です。


価格は、Amazonで58,000円で販売していますが、別途取付工事が必要になります。ヨドバシとかで買ったほうがいいと思います。

ちなみに、賃貸等で取付工事が不可な方には排水機能のついた連続運転可能な除湿機がオススメです。詳しいレビューはこちらに掲載しているので、購入検討の参考にしてください。

【レビュー】Aliexpressショッピングのまとめ(返金手続き編)

買い物編発送編からの続きです。

AliExpressで商品を購入したにもかかわらず、運悪く注文したものと異なるものや不良品が届いたときは返金手続きをとることで、返品・返金ができます。ここでは、返品・返金方法について紹介していきます。


店舗へ連絡
まずは、商品に不具合があった、届かなかったら購入した店舗へ連絡します。通常はこの段階で店舗が返金や再送の手配をしてくれます。店舗へ連絡しても解決しない場合はAliexpressに「紛争の申し立て」を行います。


紛争開始(Open Dispute)
破損した商品が届いたケースを例に説明していきます。返金手続きの流れはこんな感じです。

はじめに「購入履歴」から該当する商品を開くと「Open Dispute」という項目が表示されるので、それをタップします。「Open Dispute」は直訳すると「紛争開始」ですがまあ「返金申請」のほうが感覚的には近いかな?


壊れた商品を返品して返金なので、「Refund & Return Items(返金と商品の返送)」を選択します。商品が届かなかった場合は「Refund Only(返金)」を選びます。


続いて、「Dispute Reason(返品の理由)」を選択します。上から、「個人的理由」「発送方法が指定したものと異なった」「商品が違う」「品質の問題」「破損した商品」「数量不足」「偽造品、偽ブランド」「付属品の問題」です。


破損した商品が届いたので「Damaged goods」を選択。続けて返金額を日本円で入力します。全額返金なので購入金額の763円を入力します。返金額は最大で商品購入代金までです。返送費用は補償されません。

続けて返金理由を英語で記入します。ここは簡単に「It arrived damaged」で大丈夫です。あとは、破損した商品の写真を撮影、アップロードして「SUBMIT」でとりあえず最初の手続きは完了です。商品未着のケースなどはこの後、販売店が承認したあとにクレジットカードに返金が行われます。返金は承認から最大で20日程度を要します。



実際の流れ
ここからは、過去に実際にあった返品・返金の事例を紹介していきます。シルバーのカメラ用ストラップホルダーを購入したのにブラックの商品が届いたケースです。

4月27日に返品・返金を申請。購入金額2,312円の全額返金を申請しました。


証拠写真として届いた商品の写真を2枚をアップロード。


 4月28日、販売店より「商品ページの写真はブラックだから返金は0円」と返信が。5月3日、商品ページのスクリーンショットをアップロードし、「カラーはシルバーだった」「全額返金しろ」と反論。


同日、AliExpressから、①693円の返金+商品はそのまま受け取り、もしくは②返品+全額返金の仲裁案が出たので、5月8日、②返品&返金を希望する旨を連絡。5月14日に指定の返品先に郵便局から商品を発送。


6月14日に返金処理が開始され、6月24日、2,314円が無事返金されました。返金までに約2ヶ月を要しました。


ようやく全額返金されましたが、返送料金はこちらの負担です。この点は少し納得いかないですね。色違いの商品受け取った上で、693円の返金受け取ったほうが返送手続き等考えたらラクだったかもです。

こんな感じで、AliExpressや販売店とのやり取りは基本英語で行います。手続き自体は簡単なので、英語のできない人でもGoogle翻訳使いながらであればナントカなると思います。

【レビュー】S922X搭載Android STB「GT-KING」を買ってみた


Amlogicの最新SoC S922Xを搭載したAndroidセットトップボックス(STB)、「Beelink GT-KING」が発売されていたので買ってみました。さっそくレビューします。


商品概要
商品は、Beelink社製のAndroid STB(セットトップボックス)です。Amlogicの最新SoC S922Xを搭載しているのが最大の特徴。メモリ4GB、ストレージ64GBと、Android STBとしては充実したハードウェア構成です。OSはノーマルAndroid 9.0。AliExpressでの購入で、価格は11,208円+送料1,254円(DHL発送)でした。



Amlogic S922Xとは
スマホ向けのSoCとしては、クアルコム(SnapDragon)やサムソン(Exynos)、ハイシリコン(HUAWEI Kirin)が有名ですが、Amlogicは、Mediatekなどとともに低〜中価格帯のスマホやSTBに多く採用されているSoCです。

ちなみに、「SoC」はSystem on a Chipの略で、まあ簡単にいえばパソコンでいうところのCPUとメモリを実装したマザーボードみたいなもの。

S922Xは昨年発表された最新のSoCで、CPUにARM設計の「4つのCortex-A73コア」と「2つのCortex-A53コア」との計6コア(ヘキサコア)構成です。グラフィックには強力なMali-G52 MP4 GPUを使用します。SnapDragon 855などスマホの上位機種に搭載されているSoCには敵いませんが、Android STBで主流の4コアA-53のSoCと比べるとずいぶん性能は向上しています。


ROCKCHIPの最新SoC、RK3399との比較はこんな感じです。ハードデコード、エンコードの性能などS922Xが優れているのがわかります。



開封してみた
商品は深センからの発送で、7月16日の夜8時に注文して、17日発送、22日昼に到着です。さすがDHLは早いですね。


ということでさっそく開封です。同梱品は、本体のほかACアダプター、HDMIケーブル(1m)、リモコン、説明書。説明書はいちおう日本語もありますが、インターフェイスの解説なので、あまり意味なし。


リモコンは音声操作対応のボイスリモコンになっています。Googleアシスタントなどに使えます。電池ボックスの中にUSBレシーバーが入っており、電池は単四2個が別途必要です。


インターフェイスは、USBが3.0×2と2.0×1で、USB2.0を付属のエアマウス用に使っても、ハブなしで外部記憶装置を2台接続できます。そのほか、マイクロSDカードスロット、ギガビットLAN端子、HDMI出力×1、3.5mmオーディオ出力端子、光デジタル音声出力(SPDIF)を備えています。



テレビに接続
取り付けは簡単です。LANケーブルを繋げて(WIFIも可)、HDMIケーブルでテレビと接続。あとは付属のエアマウスレシーバーをUSB2.0端子に挿し込んで起動するだけです。


起動時のホーム画面はこんな感じ。エアマウスはちょっとクセがあるので慣れが必要ですが、慣れればサクサク使えます。左下のアイコンはメモリ使用量を示し、クリックするとメモリ開放します。メモリ4GBあるので、使わなくても困ることないけど。



この手の機器では珍しくHDMI CECに対応しているので、テレビのリモコンでも操作できます。とはいえ、専用リモコンある方が便利です。付属のリモコンは必要最低限のボタンしかないので、MX3などテンキー、キーボード付きのリモコンを別途購入したほうが便利です(→キーボード付リモコンMX3レビュー)。



ノーマルOSとTV OSの違い
ここで、以前も紹介しましたが、ノーマルAndroid OSAndroid TV OSの違いについて簡単に説明しておきます。どちらもAndroidベースですが、使えるアプリは異なります。Android TV OSが使えるのはTV OS対応のアプリのみです。よって、ノーマルAndroidよりは使えるアプリの数はかなり少なくなります。

一方、GT-KINGのようなノーマルAndroid OSのテレビボックスは、スマホ用のAndroidアプリが使えるのが利点ですが、一方で、一部アプリに機能制限があったり、インストールできなかったり、場合によっては操作できなかったりするので注意が必要です。

例えば、AmazonプライムビデオNETFLIXのような動画視聴アプリは解像度がSD画質(640*480)に制限されます。テレビで見るにはかなり物足りないですね。いくつかアプリを試してみたところこんな感じ。

Sony TV SideView
Panasonic Media Access
MLPlayer DTV
✕ソニーとパナソニックのレコーダー動画視聴アプリは使えませんでした。アルファシステムズのもダメ。HDMI出力に制限がかかっているようです。

YouTube
◯こちらは問題なし。4K動画もきれいに出力されます。画面キャプチャはできませんが、視聴は大丈夫です。4K動画探してて見つけた倉木麻衣のPVがステキ。



TVer
Abema TV
◯TVer、Abemaとも問題なく視聴できます。



Kindle
◯当初、ダウンロードができず、読めませんでしたが、再度アプリを入れてみたところダウンロードできるようになってました。大画面で電子書籍が読めます。Amazonミュージックで音楽流しながら、大画面テレビで読書なんて使い方も可能です。左右キーでページ送りできます。


楽天マガジン
◯楽天マガジンも問題なく読めます。大画面でグラビア雑誌とか見れていい感じです。初期設定ではページめくりができないので、設定で「クリックで改ページ」しておけば、ページの端をクリックすると改ページできます。


Amazon Music
◯問題なく使えます。



みんなのゴルフ
△問題なくプレイできます。大画面で遊べるのはいいですね。と思ったら、ガチャが操作できません。プレイ自体は問題ないのにこれは痛い。。。



荒野行動、PUBG
◯パソコンみたいに、キーボード+マウスの組み合わせでプレイできます。前後左右がALTキー+W・A・S・Dというあたりがややこしい。スマホに慣れていると操作が難しいです。ゲームコントローラーならオクトパスというアプリを別途入れて設定することで使えるようです。この手のゲームはハード性能的にきついかなと思いましたが、特に動作が重くなるようなことはないです。


ハード性能
最新のAmlogic S922Xを搭載したハードの性能はどうでしょうか。Antutuベンチマークを試したところ、スコアは『125,961』です。NvidiaのSHIELDには及びませんが、中華製Android BOXの中ではトップのスコアです。


スマホと比べると、Kirin 710を搭載したHuaweiMate 20 Liteよりちょい低いぐらいの性能。メモリの容量も4GBあるので、いまのところハードスペックで不満を感じる場面はないです。



KODIでDVD再生
KODI(GT-KINGに標準で搭載されているのはQODI)で過去にリッピングしたDVDを再生してみましたが、特に問題なく再生できました。


メニュー画面からの音声・字幕選択も問題なし。


ブルーレイデータも問題なく再生できます。画面キャプチャ(PrintScreen)は不可でした。



TVチューナー接続
ピクセラのワイヤレスTVチューナー PIX-BR310Lが転がってたのでつなげてみました。結論から先にいうと問題なく使えました。ソニーやパナなどこの手のアプリはHDMI出力すると使えないことが多いのですが、Station TVなら大丈夫です。なぜかStation TV2は画面がグリーンになって使えないです。

あれこれ弄っているうちに問題点が見つかりました。

①付属リモコンのUSBレシーバーは、Station TVアプリ側でなぜかオーディオUSB機器として認識され、起動できない→リモコンをMX3に変えたところ、正常に動作するようになりました。リモコンのUSBレシーバーで相性があるようです。

②有線LANを接続するとアプリが使えないようです。→こちらは有線LANを外してWI-FI経由で接続すると使えるようになりました。



総合評価☆☆☆☆☆】
現在所有の「Fire TV Box」「Mi BOX」「UBOX」などとの比較になりますが、利点としては、やはりSoCの性能が向上したことでサクサク動作するのがうれしいです。動画再生+ゲームで遊べて、これでお値段1万円ちょいなら十分元が取れます。アプリの起動も早いのでストレス知らず。Kindleなど各種Androidアプリが大画面で使えるのも高評価なポイントですね。

難点は、GT-KINGの問題というわけではないですが、動画視聴系のアプリで制限が多いとこ。著作権管理の関係だと思いますが、プライムビデオとかさすがにSD画質では見る気になりません。Android TV使えってことなんでしょうけど…。

ということで、我が家的にはリビングテレビからMi BOX引退してGT-KINGが代わりの地位を占めることになりました。各アプリの使い分けはこんな感じ。

Fire TV 4K
Amazonプライムビデオ、NETFLIXなどなど。

GT-KING
YouTube、TVer、Abema TV、HDD動画視聴などなど


購入方法(Amazonへのリンク)
購入については以前はAliexpressなど海外サイトでの購入が一般的でしたが、現在は日本国内に代理店があるため、Amazonで購入するのが保証・返品などの点で安心です。ただし、商品の性質上、出品停止になることが多い(特にUBOXが)ので、最新の商品リンクを別ページにまとめておきます。UBOX & EVBOX商品リンクのまとめはコチラです。

Android TV


Amazon Fire TV


中華系TV BOX


・エアマウス
※付属のリモコンは赤外線でショボいので、同時購入をオススメ