【レビュー】IKEA のハンギングパラソルSEGLARO(セグラロー)を買ってみた

先日、IKEAをぶらついていると、ハンギングパラソルなるものを発見。お値段19,990円とお手頃価格だったので手を出してしまいました。せっかくなので設置に至るまでを記しておきます。検討中の方は参考にしてください。

商品について
正式名称は、ハンギングパラソルSEGLARO(セグラロー)。レジ前のアウトドア用品スペースに展示してあるパラソル群で一番大きな商品になります。シェード部分のサイズが330x240cmで4人分のスペースぐらい余裕で日陰をつくってくれそう。ちなみにコストコでも同様の商品ありましたが、こちらはお値段10万円越えでした。

パラソルは水平方向に360度回転するほか、支柱部分のハンドルで日差しの向きに合わせて垂直方向へも可動させることができます。製品はアルミニウム製でかなりしっかりしたつくり。とても2万円以下とは思えません。

なお、ワンサイズ小さいKARLSOなる商品もあります。こちらは9,990円

設置方法
それではさっそく設置してみましょう。組み立ては簡単です。付属の六角レンチで十字の脚を組み立て、上からパラソル本体を差し込むだけ。10分もあれば完了です。なお、本体は重量が結構あるので、設置は2人で行ったほうが吉。一人でもできましたが、本体を脚に差し込むのが結構大変でした。

一応、これで設置は完了ですが、この状態でパラソルを拡げると重みで倒れてしまいます。なので、実際はさらに転倒防止のためのウエイト(重石)が必要になります。※持ち家なら庭のコンクリートに杭などで固定するという方法もありか。IKEAでは床のコンクリにボルトで固定してました。

ウェイトについては、オプションでパラソル用の土台SVARTO(スヴァルト)なるものがあります。7,000円と本体と比べると微妙な価格。ホームセンターに売ってるコンクリート板でも代用できるみたいですが、そちらも1枚1,000円ぐらいするので、見栄えも考えてSVARTOを購入しました。

SVARTOに砂18kgを入れるとこんな感じ 

SVARTO自体はプラスチック製のパーツで、4つのパーツに砂を入れて使用します。「4つのパーツをすべて満たすには約64リットルの砂が必要となり、重さは合計で約90kgになります」ということで、1パーツあたり16リットルの計算。ホームセンターで砂を購入。砂袋1個が18kg。ん?砂1リットルって何キロですか?

とりあえず18kgの砂袋4袋を購入。1袋198円。で、1つのパーツに18kgの砂を入れると若干スペースがある感じなので、さらに1袋追加。ざっくり1パーツあたり20kgちょいの砂が必要でした。これで設置は完了です。

転倒対策は万全を
セグラローの傘の部分は全開するとかなりの面積になるので、風を受けると脚の部分にかなりの荷重がかかります。ウエイトは80キロになりますが、全開の状態で強風、突風が吹いたときに耐えられるかはあやしい。。。

設置場所が屋上や、風が強い場所であれば、追加で砂袋を載せたり、可能であれば杭を打っておいたほうがいいと思います。風の強い日は使用を控えましょう。転倒すれば重量あるのでかなりキケンです。

バルコニーに設置完了、デカいけど風がこわいかも

ハンドルを下げるとこの位置まで傾けることができる

総合評価(☆☆☆☆☆)
使い勝手はいいですね。東西南北に360度回転し、片手で角度調整もできるので、太陽の位置に合わせるのが簡単です。風でパラソルが回転することもありますが、付属のストッパーで回転位置を固定させることもできます。

バルコニー設置時の注意点としては、やはり強風対策。設置したのは7階ですが、やはり風が吹くと心配になります。パラソルのサイズが大きいほど風の影響は受けやすいので、もうワンサイズ小さいKARLSOでもよかったかなとも。戸建ての庭である程度広さがあるならSVARTOはオススメです。