【新製品】Xiaomi Mi MIX 3を発表


Xiaomi(シャオミ)の新型スマートフォン「Mi MIX 3」が発表されました。注目はなんと言ってもその価格。6GB RAM / 128GB ROMモデルが3299元(5万3000円)で、10GB RAM / 256G ROMモデルが3999元(6万5000円)です。

本体には6.4インチ / 1,080p 解像度の有機ELディスプレイを搭載し、本体対ディスプレイの面積比は93.4%に。背面には1,200万画素の広角/望遠デュアルカメラを、前面にも2,400万画素+200万画素のデュアルカメラを搭載。プロセッサはSnapdragon 845です。


Mi MIX 3は本体後部がスライドすることで、ノッチレスでフロントカメラが上部に現れるシステムを採用しています。先日発表されたOPPOのスマホと同じような感じですね。OPPOのFind Xは自動でしたが、こちらは手動のようです。その他の特徴としては、次世代通信規格「5G」対応モデルが2019年に欧州向けに投入されるようです。


残念なとこは、背面カメラがMi MIX 2SやMi 8と同じモジュールで、広角側はソニー IMX 363 / F1.8、望遠側はSamsung S5K3M3+ / F2.4です。前面カメラはソニー IMX 576による2,400万画素。暗所では画素4つを1つにして感光度を高める機能も備えるようです。

次のスマホは、HuaweiのMATE 20 Xかなと思っていましたが、Mi MIX 3の価格は非常に魅力的ですねえ。

【レビュー】ルノーの超軽量折りたたみ自転車 Ultra Light 7 を改造してみた


ルノーの超軽量折りたたみ自転車「Ultra Light 7」のパーツをいろいろ買ってみたのでレビューします。

輪行バッグ☆☆☆☆★
まずは、Amazonで購入した輪行バッグです。2,099円なり。14〜20インチ用ということで、ちょっと大きいかなと思いましたがちょうどよいサイズ感でした。本体が軽いので持ち運びも楽チンです。


収納バッグもついており、シートポストに固定することができます。バッグの折りたたみも簡単です。


難点としては、内部に自転車を固定するベルトがついていないとこと、あとベルトにショルダーパッドがついていれば良かったかなあぐらい。星4つ。


サドル☆☆☆☆☆
続いては、サドルです。ウルトラライトのサドルが硬かったので他社製に交換してみることに。Amazonで安くて評価が高いサドルをセレクトです。1,480円なり。オリジナルのサドルより気持ちクッションがやわらかいです。お尻の下に穴が空いているので、夏場は蒸れが軽減できそうです。値段も安かったので星5つ。



スマホホルダー☆☆☆☆☆
最後は、スマホホルダーハンドルバーエクステンダーです。こちらはAliexpressでの購入で、873円と908円でした。ウルトラセブンのハンドルにスマホを装着しようと考えていたのですが、すでにハンドルにはベルに反射板、ライトが付いていたので、まずはエクステンダーを取り付けスペースを確保します。


エクステンダーを取り付けることで、取り付けスペースが拡がります。


スマホホルダーは金属製で剛性もしっかりしています。


スマホを取り付けるとこんな感じになります。金属製のホルダーなのでガッチリ固定されます。


グーグルマップを起動したところ。視認性も良好です。


どちらの商品も、安価な割に剛性もしっかりしており、満足な出来です。ということで、星5つ。私はAliexpressで買いましたが、Amazonでも同じ商品が販売されているようです。




【レビュー】日本オリゴ フラクトオリゴ糖 きびブラウン を買ってみた


日本オリゴの「フラクトオリゴ糖 きびブラウン」 を買ってみたのでレビューします。ついでに、糖尿病と糖質の関係についてもメモしておきます。

商品概要
商品は、オリゴ糖と呼ばれる少糖類の甘味料です。原料に国産さとうきび糖を100%使用したさとうきびの風味を生かしたフラクトオリゴ糖です。

フラクトオリゴ糖は、摂取しても血糖値を上昇させず、インスリンの分泌も促しません。消化酵素によって消化されにくいため、体内に吸収されることもほとんどなく低カロリーです。糖尿病患者が摂取できる甘味料です。

ただし、今回購入したフラクトオリゴ糖は、100gあたり40gがフラクトオリゴ糖で、糖質(ブドウ糖、果糖、砂糖)も32.5g含まれているので摂りすぎには注意しないといけません。



使い勝手は
日本オリゴのフラクトオリゴ糖は、液体タイプで、ヨーグルトにかけたり、コーヒーに入れたりして使えます。市販の加糖ヨーグルトは甘味料に果糖ぶどう糖液糖を使っており血糖値を上昇させますが、無糖ヨーグルトにオリゴ糖をかけて食べれば血糖値の上昇をある程度抑えることができます。味はあっさりした黒糖といった感じで、クセもなく料理などにも問題なく使えると思います。

微糖ヨーグルトにも果糖ぶどう糖液糖が


糖質制限には
せっかくなので、糖質についても触れておきます。糖質には、単糖類、二糖類、少糖類、多糖類があります。糖尿病に関わる部分をまとめると、以下のとおりです。

単糖類
・ブドウ糖(グルコース)
・果糖(フルクトース)
→単糖類は、糖質の最小単位です。小腸で吸収されやすく、血糖値を上げるので、糖尿病患者は極力摂取を控えるようにします。

なかでも、ブドウ糖は小腸でダイレクトに吸収され、急激に血糖値を上げるので注意が必要です。コーラなど清涼飲料水には、果糖ぶどう糖液糖やぶどう糖果糖液糖が使われているので厳禁です。それ以外でも、果糖ぶどう糖液糖が使われているものは摂取を控えたほうがよいです。


果糖については、10%がブドウ糖に変換され吸収されますが、残りの90%は、果糖のまま吸収され、肝臓でそのまま直接代謝されます。ですから、ブドウ糖と比べると果糖は血糖値を上昇させず、インスリンの分泌もほとんど促しません。※ただし、肝臓で中性脂肪に変換されるというデメリットもあります。


なお、果物には果糖以外にもショ糖やブドウ糖が含まれています。例えばリンゴ1個(約240g)に含まれる糖質は、果糖18g、ブドウ糖6g、ショ糖9.6g、ソルビトール2gです。果糖が血糖値を上昇させにくいからといって、果物を大量に摂取するのは体によくないことがわかります。



ニ糖類
・ショ糖(スクロース※砂糖)=グルコース+フルクトース
・麦芽糖(マルトース)=グルコース+グルコース
・乳糖(ラクトース)=グルコース+ガラクトース

二糖類は小腸で、スクラーゼ、マルターゼ、ラクターゼといった酵素によってグルコースなどの単糖に分解されます。よって、糖尿病患者は砂糖や牛乳の摂取も控えたほうが良いことがわかります。


ちなみに、乳糖を分解する酵素であるラクターゼが少ない人は、小腸で乳糖が分解されない乳糖不耐性で下痢などを引き起こします。


少糖類
・オリゴ糖
→オリゴ糖は、難消化性で、甘みはありますが、小腸で吸収されにくいという特徴があります。血糖値を上げにくいので糖尿病患者が摂取しても体への影響が少ない甘みになります。


多糖類
・デンプン(アミロース)=グルコースが多数結合したもの。
→デンプンは唾液で二糖類の麦芽糖に分解されます。その後、小腸でマルターゼによってブドウ糖(グルコース)に分解・吸収されます。こちらも血糖値を急激に上げる原因になります。


ということで、糖尿病患者は、急激に血糖値を上昇させる単糖類(特にブドウ糖)と多糖類(特にデンプン)、二糖類の摂取を積極的に制限していかなくてはいけません。果糖ぶどう糖液糖を使ったコーラのような清涼飲料水や缶チューハイ、デンプンを多く含む米、麺類、パンなどを極力摂取を控える糖質制限食は有効であることがわかります。

一方で、難消化性の少糖類・オリゴ糖については、血糖値の上昇を引き起こしにくいので摂取しても問題ないことがわかります。よって、砂糖や果糖、ブドウ糖のような甘みをオリゴ糖に置き換えることで、糖尿病患者であっても甘いものを摂取できるようになります。


もう少し詳しく説明すると、ショ糖(砂糖)やデンプンのような糖質は人の消化酵素で分解される成分で、オリゴ糖はされない成分です。つまり糖質は「易消化性炭水化物」に、オリゴ糖は「難消化性炭水化物」に分類されるのです。オリゴ糖と糖質との違いは、その消化のされやすさにあります。ですから、糖質制限ダイエットにおいては、オリゴ糖は使用しても構わないということになります。

セイブルの作用
ちなみに、糖尿病治療薬のセイブルは、二糖類から単糖類への分解を抑制します。セイブルが阻害するのは、スクラーゼ、マルターゼ、ラクターゼ、イソマルターゼ、トレハラーゼといった消化酵素です。


ショ糖など二糖類や、炭水化物のような多糖類が唾液で消化された後の麦芽糖(二糖類)を単糖類に分解する酵素の働きを阻害してくれるので、砂糖や炭水化物をある程度は摂取しても食後急激に血糖値が上がることはありません。


一方で、清涼飲料水に使われている果糖ぶどう糖液糖のような単糖類には作用しないので、摂取してはいけないことがわかります。


総合評価☆☆☆★★
さて、評価ですが今回は厳しめの星3つ。砂糖の代わりとして使っても問題ありませんが、甘みの半分近くはブドウ糖などの糖質で、糖尿病の私にとっては注意して使わないといけないことがわかりました。とはいえ、サトウキビが原料だからか、人工甘味料のような変な甘みではないのがうれしいです。今後は、ヨーグルトやコーヒーなど、できるだけ無糖のものを選んで、このオリゴ糖を使うようにしてみたいと思います。

【レビュー】Aliexpressで通勤用トートバッグを買ってみた


Aliexpressで通勤用のトートバッグを購入したのでレビューしときます。自転車通勤でも困らないバックパックとしても使える便利なトートです。お値段は送料込で1,925円。

商品概要
写真のとおり、2wayのトートバッグです。サイズは、43 x 30 x 19cmです。A4サイズの書類もスッポリ入るサイズ感で使い勝手は良さそうです。カラーは、ピンク、ブルー、ブラック、ホワイト、グレイ、ローズレッドの6色ありますが、今回はグレーをセレクトしてみました。


特徴としては、サイドにUSB端子が付いており、モバイルバッテリーを繋げれば、下の写真のようにサイドポケットで携帯を充電できるようになっています。


使用感は
ノーブランドの中国製トートバッグということで品質が気になりましたが、パッと見た感じでは、特に問題は無さそうです。ショルダーストラップのパットがちょっと薄いのが気になります。


サイドには長財布がスッポリ入るポケットがあります。これは便利ですね。


A4サイズのノートパソコンも余裕で入ります。うれしい。


内側にもポケットがたくさんあるので小物を入れるのも問題なし。


背面のポケットには8インチのタブレットが収まります。


左側ポケットにはペットボトルも


個人的には、必要なものがすべて入るので文句なしの出来栄えです。あとは耐久性がどうかですね。お値段以上の価値はあると思います。

【総合評価☆☆☆☆★】
ということで、現時点での評価になりますが星4つ。希望としては、ショルダーストラップのパットがもう少し厚めが良かったのと、底敷にクッションが入っていれば完璧でした。とはいえ、安価な割に収納などよく考えられた商品だと思います。

【レビュー】血糖測定器「Cofoe Yili Blood Glucose Meter」を買ってみた


糖尿病の血糖値を測るために血糖測定器「Cofoe Yili 血糖値計」を買ってみたのでレビューします。ついでに、糖尿病のことについてもメモしておきます。


商品概要
商品はAliexpressで見つけた血糖測定器で、Cofoe Yiliというメーカーのものです。測定器とペンニードル(穿刺ペン)、ケースに、100個の穿刺針(ランセット)と測定用チップがついて2,178円(送料込)です。


日本国内で販売されている血糖測定器を見てみるとジョンソンアンドジョンソン(J&J)のものが5,000円で販売されていますが、センサーが医療機具扱いで入手しにくく、別売で50個で5千円とか高額なようです。それを考えるとセンサー100個同梱の中国製は激安ですね。

使い方
使い方は簡単です。はじめに、同梱の測定用チップを測定器にセットします。


付属の穿刺針をペンニードルにセットしたら、レバーを引いて、指の腹にペンニードルを当てボタンを押します。


ペンニードルの先から出た針が皮膚に刺さり、そこから僅かな出血があります。


測定用チップに血液を吸収させると、10秒で測定結果がモニターに表示されます。


注意点として、この測定器の表示数値は、日本やアメリカで使われている「mg/dL」ではなく、「mmol/L」が表示されます。なので、測定結果に18を掛けてやると、日本で使われるmg/dLに置き換えることができます。測定結果が8.1 mmol/Lなら、掛ける18で145.8mg/dLといった具合です。



正常血糖値
では、測定した血糖値を見ていきましょう。血糖値が正常かどうかを判断する目安の一つに、①空腹時血糖値、②食後120分血糖値というものがあります。空腹時血糖値は、その名のとおり食前のお腹が空いているときの血糖値です。

①の値が110mg/dL以下かつ②の値が140未満なら、とりあえず糖尿病の危険性は少ないです。①が126以上もしくは②が200以上なら糖尿病型ということになります(※中間は境界型と呼ばれています)。測定値が、この値を超えるようなら、病院で糖尿病の精密検査をしてもらったほうがよいでしょう。


上記の値が正常でも、人によっては食後血糖値が急激に上がった後でインシュリンが分泌され、血糖値がすぐに下がるタイプの人もいます。このタイプは一般的な検診では引っかかにくいのですが、「ジェットコースター血糖」「血糖値スパイク」などと呼ばれ、血糖の乱高下を繰り返すことで体に悪影響を与えることが指摘されています。食後すぐに眠くなるような人はこの「ジェットコースター血糖」の可能性が高いので注意してください。



糖尿病予防と対策
糖尿病患者としての経験から、糖尿病の予防と対策についても少し触れておきます。糖尿病の原因は、①遺伝②糖質過多な不規則な食生活です。


まず、家族に糖尿病の人がいる方は遺伝の可能性が高くハイリスクです。遺伝的にインシュリン抵抗性の低い人やインシュリン分泌量が少ない人は糖尿病を引き起こしやすくなります。


次に、食生活については、米や麺類など炭水化物をたくさん摂取する人、ジュースや缶コーヒーなど甘い飲み物をよく飲む人は、食後血糖が急激に上昇しやすいです。特にコーラなどに含まれる「ぶどう糖果糖液糖」は単糖類で、腸でダイレクトに吸収され血糖値を急激に上げるので気をつけてください。


食後の運動は体内の糖分を消費するので糖尿病の予防に効果があります。若いうちは内臓も十分に機能してインシュリンも活発に分泌されますが、加齢とともにインシュリン分泌量も減ってくるので、食後散歩をするなどしてください。運動ができない人はとにかく糖分の摂取を減らしましょう。



糖尿病の治療
糖尿病と診断されると治療がはじまります。膵臓にあるインシュリンを分泌する細胞は一度死ぬと再生されないので、基本的には生涯に渡って投薬治療をすることになります。私の場合は、35歳あたりで糖尿病と診断され、当初3ヶ月ほど、食前にインシュリン注射で血糖をコントロールし、以降は毎日、血糖をコントロールするための薬を服用しています。


服用しているのは、「ピオグリタゾン」「グリメピリド」「メトグルコ」の3種類。ピオグリタゾンは末梢の脂肪細胞や骨格筋細胞でのグルコース取り込みを促進し、グリメピリドは膵臓からのインシュリン分泌を促す、メトグルコは肝臓での糖新生を抑制するなど、それぞれの薬によって作用が異なります。


今回、血糖測定器で測定した血糖値をかかりつけの医師に伝え、相談したところ、食後血糖が高いことから「ピオグリタゾン」を「セイブル」に変更しました。「セイブル」は腸における糖の吸収をおだやかにする薬で、食後血糖の急上昇を抑える効果があります。


ひとくちに糖尿病といってもいろんなタイプがあります。健康診断の血液検査や血糖検査では、細かな血糖値の推移がわからないため、個人で血糖測定器を利用するのは有用だと思います。データを測定して医師に伝えることでより効果的な治療法を選択してもらえます。



治療をしないと
一度糖尿病になると、高血糖の状態が慢性的になり、様々な合併症を引き起こすことに繋がります。糖尿病の自覚症状としては、血行障害による手足の先のしびれ、肩こりなどがあります。高血糖による血行障害が持続すると、失明や腎臓病などを引き起こし、透析が必要になるケースもあります。検診等で糖尿病が疑われたときは放置せず、すぐに医師の診断を受けてください。



総合評価☆☆☆☆☆
ということで、今回購入した血糖測定器の総合評価は文句なしの星5つ。素人でも安価で手軽に血糖値が測定できるのはうれしいです。表示がmmol/dLなため再計算が面倒ですが、Aliexpressではmg/dL表記のものも販売されているようです。


また、血糖測定器はAmazonでも購入できるようです。健康診断の血糖値が正常でも、隠れ糖尿病の人も多いようなのでぜひ一度測定してみることをオススメします。