最大4台のカメラバッテリーを急速充電できるバッテリーチャージャーXTAR SN4という商品を見つけたので買ってみました。さっそくレビューしていきましょう。
【商品概要】
商品は中国深センのXTARというメーカーのXTAR SN4というバッテリーチャージャー。最大4台のカメラバッテリーを45W急速充電できるという代物です。今回購入したのは初期SONY α7シリーズ用のFW50対応のもので、Amazonで5,699円なり。ほかにも、キヤノン、ニコン、パナソニックなど各社対応製品があります。
届いた商品はこんな感じ。本体のほかに2台のバッテリーを差し込むドックが2個、USB Type Cケーブル、ケースが付属します。ドックは別売りのものを買えば、SONYを2個、キヤノンを2個充電といった使い方もできるみたいです。
購入したのは旧α7シリーズで採用されているFW50用のチャージャーです。写真のような感じでドックを取り外しできます。本体の厚さは2.2cmぐらい。コンパクトですね。
本体側面にUSB Type Cケーブルの差し込み口があります。PD3.0とQC3.0に対応し、PD3.0使用時最大45Wの入力に対応しています。
もう少し詳しく見てみると、入力側のPD3.0は15V 3Aで最大45W、QV3.0では12V 1.5Aで18W。出力側は電圧8.4Vで、3A×1 / 2A×2 / 2A×1 / 1A×4 / 0.5A × 4となっています。
USBチャージャーは別売。普段スマホやPC充電に使っているBaseusのPD65W GaNチャージャーを用意です。PD45W対応のものならAnkerなど国内で入手できるものでも大丈夫です。
試しに空のバッテリー1台を装着してみました。電池マークのLEDが点滅し、充電が始まります。
USBメーターで測定。おおよそですが、入力側15V 0.75A(11.25W)でチャージされています。
XTAR SN4にバッテリーを2台差し込むと、電流が2倍の1.5A(22.5W)になりました。FW50だと元々の充電速度が遅いので、バッテリーの台数を増やしても同じ速度で充電できるみたいです。まだ試していませんが4台繋げても0.75A×4台で3Aに収まるので速度は同じかな。
販売サイトには1時間で充電完了となっていましたが、実測では約45分で2台のバッテリーが100%になりました。これは早いですね。
XTAR SN4の良いところは、PD3.0 / QC3.0対応ならモバイルバッテリーからも充電できるとこ。登山など電源の確保できない場所でも急速充電できます。
【比較】
α7本体にMicro USBケーブル差し込んでの従来の充電方法だと、5V 1.5A(7.5W)程度なので、XTAR SN4は3倍ぐらい早く充電できているみたいですね。
以前購入したDuraProのチャージャーと比較。こちらは、入力が5V 2Aで、出力は8.4V 0.6A×1 / 0.6V×2となっています。
【総合評価☆☆☆☆☆】
ということで評価へ。文句なしの星5つです。α7用のバッテリーFW50は容量少なくて、頻繁に充電するので、本体の充電機能や市販のチャージャーよりはるかに充電速度が出るのはうれしいですね。コンパクトで、ACアダプターもスマホやノートPC用のものと兼用できるので荷物も減らせるのもうれしい。
加えてモバイルバッテリーから急速充電できるのもポイント高いです。バッテリー切れになったらモバイルバッテリーに繋いでカバンの中に入れとけば45分でまた使えるようになります。難点はややお値段高めかなといったところぐらい。この充電速度は魅力的です。キヤノンLP-6用のドックも買い足す予定。
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