Google Adsenseで、ある日突然、シンガポールへの税務情報提出を求められたので、必要な書類の入手方法など手続きについてまとめておきます。日本国内でGoogleアドセンスの支払いを受けるため、Googleのアジア本部があるシンガポールに対して、税金支払義務を免除してもらうための手続きになります。書類提出が遅れると予定期日に支払いを受け取れなくなる可能性もあるので、手続きがまだの人はお早めに。
①用意する書類
免税措置を受けるためには、税法上の居住地の証明書という書類の提出が必要になります。アドセンス支払いを受ける人が日本国内に居住することを証明するための手続きです。書類は、居住地を管轄する税務署に請求します。請求に必要な書類等は以下のとおりです。
- 交付請求書(2部)
- 返送用封筒(84円切手貼付)
- 写真付身分証明書(免許証、マイナカードなど)
- 住民票(※税務情報未登録の場合のみ)
②請求方法
下記書類をダウンロード、入力し2部印刷します。
居住者証明書交付請求書・居住者証明書(租税条約等締結国用)入力用(PDF/204KB)
手書きする場合はこちらです。
居住者証明書交付請求書・居住者証明書(租税条約等締結国用)印刷用(PDF/204KB)
入力例はこちらを参考にしてください。
記入したら2部印刷して、返送用の封筒(切手貼付)と合わせて税務署へ提出します。提出時、マイナカードや運転免許証など顔写真入りの身分証明書の提示を求められます。就労経験のない学生や専業主婦の人のなど、所管税務署に納税情報が登録されていない場合は、別途住民票の提出を求められることがあります。
書類提出後、2〜3日して郵送で書類が届きます。返送用の封筒を提出しなかった場合は、書類が準備できたら電話連絡があるので、所管の税務署へ直接取りに行きます。
③税務情報の提出
税法上の居住地の証明書が届いたら、Googleに書類を提出します。書類をスキャナで読み込むか、スマホカメラなどで撮影してデータをアップロードします。
税務情報の追加をクリック。
フォームを開始するをクリック。
業種は、個人の運営者です。
シンガポールに恒久的施設を所有していますか?
→いいえ
海外ベンダー登録制度に基づいて、シンガポールの物品サービス税(GST)に登録されていますか?
→いいえ
課税免除→はい
税務上の居住国→日本
税務上の居住地の証明書を選択し、書類をアップロードします。
アップロードが完了したら、ステータスが審査中に変わります。
合わせて、シンガポールの税務情報が承認済みになります。以上で手続きが完了になります。
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