【レビュー】タイガーの土鍋圧力IHジャー炊飯ジャー JKX-Gを買ってみた


ストウブの鍋レビューのついでに、炊飯ジャーのレポートもしときます。購入してから1年経過していますが、タイガーの土鍋圧力IH炊飯ジャー JKX-Gです。現行モデルはJKX-V2型(型番JKX-V103)になっていますね。5.5号炊きでお値段は4万円程度。タイガーのラインナップ的には中級機といった感じでしょうか。

商品概要
最大の特徴は本物の土からつくった本土鍋。こいつをIH圧力使った加圧炊飯してくれます。IH圧力と書きましたが、要はIHヒーター+圧力鍋みたいな感じ。火力の強いIHと、圧力鍋の炊き上がりのいいとこ取りみたいな感じです。


使い勝手は
炊飯には、極め炊き、早炊きなどのモードがあります。基本、スイッチ押すだけなんで特に問題はなし。2合程度炊くぐらいなら、普通の炊飯器と大差ないかなという感じはしますが、4〜5合などある程度量を炊くと違いを実感できます。このあたりIH&圧力の効果かな。

土鍋の釜はそれなりに重いですが、ご飯のこびりつきなどなく、メンテナンスは楽ちんです。

玄米ごはんにはオススメ
使いはじめ当初は正直、魅力に欠ける商品だなと思っていたのですが、玄米ごはんを炊き始めてから評価がガラリと変わりました。玄米ごはんとは、名前のとおり精米する前の玄米を炊くのですが、普通の炊飯器だと炊き上がりがイマイチだったのが、圧力炊飯器だと不思議とおいしく炊けるんですね。

玄米ごはんのメリット
玄米ごはんのメリットとしては、栄養価が高い上、GI値(グリセミック指数)が低いため、食後の血糖値上昇が白米ごはんより穏やかになるということです。これにより、ダイエットや糖尿病予防の効果も出てきます。もちろん糖尿病患者の食事療法にも効果ありです。

炊き上がった玄米ごはんの食感はさすがに白米より劣りますが、慣れれば毎日これでもいいかなって感じ。チャーハンやチキンライスにすればまったく違和感ないので、最近は米屋で玄米のまま買ってきて、毎日玄米ごはんを食べています。米とぎが必要ないので水でさっと洗うだけですぐ準備できるのもうれしい。炊きあがりに時間はかかりますがオススメです。

ダメなとこ
1年使って不満な点もいくつか。一番気になっているのが、フタについた蒸気が水滴になって釜の中にポタポタと落ちる点。釜の左奥にビチョビチョスポットができてしまう。。。

以前使っていた炊飯器だと背面に露受けの皿みたいなのがついていてそこに水滴が収まっていたのですが、この炊飯器にはその機能がついてない。圧力炊飯器だからつけられないのかな?

あと、おこげができるのですが、おこげに魅力を感じない自分にとっては正直付かないようにしてほしいんだが、調整方法がよくわからない。→火加減調整で変更できました。

あと買う前は知らなかったのですが、この手の圧力炊飯器は2年程度でパッキンの交換が必要になるらしいです。

総合評価☆☆☆☆★
総合評価としては、どうにも露が垂れるのが気になるので星1つマイナスして星4つ。炊きあがり&味には満足しています。玄米ごはんはオススメです。

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