【新製品】中華DOOGEEのMoto Zライクなタフネススマホ「S90」


Aliexpressで暇つぶしに各社スマホを眺めていたらキレッキレにおもしろい商品を見つけたのでご紹介です。以前、当ブログでも紹介した中国のタフネススマホメーカーDOOGEE社の新製品です。その名も「DOOGEE S90」。写真のとおり、いろんなモジュールを合体できるスマホです。


商品概要
ということで、まずはスマホ本体の商品概要から。いわゆるタフネススマホなどラグドフォンを製造販売している中国DOOGEE社の製品です。Android8.1で、SoCは中国の中堅メーカーがよく使うMediatekのHelio P60、メモリが6GB、ストレージが128GBとなかなかのスペックです。本体価格は、Aliexpressのメーカー直売店で32,147円なり(送料込)。メーカーホームページの価格は281.24ドル。


Helio P60は、スナドラ660にやや届かないぐらいの性能。一般的な用途であれば問題のないレベルですが、3Dゲームをするにはちょい厳しいレベルといったあたりでしょうか。


LCDは6.18インチで、リアにサムソン製の16MP+8MP、フロントにSONY製の8MPのカメラを。顔認証や指紋認証もついてます。もちろんDOOGEEの十八番、IP68、 IP69K、MIL-STD-810G 防塵防滴や5,050mAhの大容量バッテリーも搭載しています。防水性能は1.5mの水中に2週間漬けておいても大丈夫と、かなりの高性能です。



上位機種 S90 PRO
上位機種の「DOOGEE S90 PRO」も発表されているようで、こちらはAndroid9.0で、SoCに8コアのHelio P70が採用されています。価格は299.99ドルです。


メーカーホームページの情報を見る限りは、SoCがP60からP70へとアップグレードされました。P60から13%の性能向上を果たしているとか。SoC性能の向上に伴い、バッテリー、カメラの性能も上がっているようです。



モジュール
S90の最大の特徴は、モトローラMoto Zシリーズの Modsのようにモジュールを追加できる点です。用意されているのは写真のとおりで、左から①ゲームパッド②大容量バッテリー③ウォーキートーキー④ナイトビジョンカメラーの計4つです。これらをS90と『合体』させて使えるわけですね。なお、5G通信モジュールの発売も計画されているようです。


Moto Z同様に、本体背面に接点があります。動画を見た感じでは、マグネットで取り付けできるようです。


ちなみに、S90本体+上記4モジュール+無線充電器+専用ケースのセットが52,575円です。



ゲームパッド G1
「G1」はブルートゥースで接続するタイプのゲームパッドです。単体でも発売しており、価格は送料込みで49.99ドル。S90本体からは給電されないようで、USBケーブルで充電して使うようです。このゲームパッド自体は他の機種でも使えるようで、S90専用のモジュールとは異なるようです。



大容量バッテリー
外部バッテリーモジュールは5,000mAhの大容量。本体と合わせて計100,500mAhとなります。



ウォーキートーキー
400-480MHzの周波数に対応したデジタル無線機モジュールです。49ドル。



ナイトビジョンカメラ
ナイトビジョンカメラモジュールは、SONY製のセンサーIMX291を採用。画素数200万画素、画角131度で、受光感度が12倍になり、1,945×1,109画素の画像が撮影できます。59ドル。




動画もいくつか貼っておきます。参考まで。




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