以前紹介したガラスへの映り込みを防ぐ「忍者フード」のスマホ版が出てたので買ってみました。このスマホ版忍者フード持参で岡山県立博物館で開催中の「国宝山鳥毛」のお見送り展示へ行ってみたのでレビューします。
【商品概要】
まずはスマホ版忍者フードについて。商品は忍者フードのMサイズ(小)にスマホ用のアダプターが付属しています。スマホカメラのレンズに合わせて写真のとおり2種類のクリップが付属しています。スマホに装着して撮影すると映り込みが防げるという便利な一品。
このクリップと金属製のアダプターで忍者フードを挟み込んで固定できます。スマホのカメラによっては本体とクリップの間にすき間ができますが、すき間をふさぐフェルトとゴムテープがついてます。
【山鳥毛お見送り展示へ】
岡山県立博物館で「国宝山鳥毛」のお見送り展示がはじまったので、忍者フード持参で撮影に行きました。展示初日でしたが、午後からだったのが幸いしたのか、お客さんはまばら。長船刀剣博物館で見学したときは最終日の日曜で1時間以上の大行列でしたが、そのような混雑はなくゆっくり見学です。
訪れたのは午後3時過ぎ。山鳥毛の前は2,3人並んでる程度で、混んできたかなという4時過ぎでも3-4組です。博物館のスタッフさんの話では午前中は結構な来客だったようです。年配の方は午前中に訪れる人多いみたいなので、午後遅めのほうが空いてるかも。平日の3時頃がオススメですね。
午後4時、お客さんはまばら
博物館内展示スペースは撮影禁止ですが、山鳥毛の展示してあるコーナーは撮影オッケーです。みなさんスマホや一眼レフで撮影してました。まずは、CPLフィルターを装着して撮影。アダプターは前面に52mmのフィルターネジが切ってあるので各種フィルターが装着できます。PLフィルター使えばある程度映り込み消えるかなと思いましたが、うーん、いまいちですね。
ガラス中央に映り込みが
ということで、忍者フードを装着。見事に映り込みが消えます。これはイイ!ただし、展示ガラスにピタ付けすると刀身がギリ収まる距離感。nova 3の画角が35mm換算で27mmなので、全体を収めようと思ったら24mmぐらい広角のほうが良さそうです。
スマホ版忍者フード着けて撮影
刀を見るときは、中腰、あるいは展示ケース前のコンクリートに手をついてご覧ください。そのときに刃紋がよく見えるように、照明の位置をあわせています。
山鳥毛は、メラメラと炎のように暴れる独特の刃紋が魅力的ですね。長船での展示後、「刀剣乱舞」というアニメ(ゲーム?)のキャラクターにも採用されたようで、この日はお客さんも若い女性が多かったです。
BRUTUS 2/1号より
入館料は大人450円。2階では備前焼の特別展示もあり。見応え十分。お客さん少ないのでゆっくり見学できて楽しめました。
博物館入り口近くには「山鳥毛」共同オーナーの申込み窓口も。目標金額は達成しましたが、引き続き募集中です。
帰り道に、鶴見橋近くの「カフェキツネ」でカフェラテ。おいしかったけど、1杯580円は高いな…。
ちなみに、雑誌「BRUTUS 2月1日号」は刀剣乱舞を特集してます。
5周年で刀剣乱舞を特集
【アクセス】
岡山県立博物館は後楽園の敷地内にあります。「県立美術館」とは別物ですのでお間違えないように。岡山駅からは、後楽園行きのバス、もしくは路面電車城下駅から徒歩10分程度です。敷地内に無料駐輪場もあります。
博物館内は無料コインロッカーありますが、一般的な小さいサイズのみです。大きな荷物がある場合は入館前に後楽園入口横のコインロッカーに預けると便利。
混雑状況ですが、平日の午後はガラガラでした。県立博物館のTwitterを見るとやはり開館直後が混雑するようです。2月15日(土)の状況では10時の開館直後が20分待ち。11時がもっとも混雑して30分待ち。午後は5分程度の待ち時間で見れたようです。
県立博物館Twitterより
なお、岡山後楽園のチケットを見せると入館料が20%割引になります。後楽園も観覧する人は先に後楽園へ行くか、チケットだけ買っとくとお得です。
後楽園閉園アナウンスはブルゾンちえみ
【総合評価☆☆☆☆☆】
450円でたっぷり山鳥毛堪能できました。長船のときは人多すぎで落ち着いて見れませんでしたが、今回はかなりまったり見ることができてよかった。近所なのでまた行ってみよう。なお、山鳥毛展示は2月29日(土)迄で、月曜日が休館日(※2/24(月)は祝日のため開館で翌25日(火)が休館)ですが、終了直前は混雑が予想されるのでお早めに行くことをオススメします。平日の午後3時頃が満喫できてオススメ。※新型コロナウイルスの影響で2/28以後休館になる可能性があります。最新の情報は博物館に確認ください。
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