久しぶりにミラーレスのSONY α7で撮影したのですが、老眼でLCD画面が見づらいのなんの。フィールドモニター買ったほうがええかなとか思ってたところ、使わなくなったスマホがモニター代わりに使えたら便利よなと思案。小型キャプチャーカードと組み合わせることでうまいこといきそうなのでチャレンジしてみます。
【用意するもの】
必要なものはこんな感じ。写真左から、①Androidスマホ(POCO F3)②ミニ自由雲台③スマホホルダー④USB Cキャプチャーカード、あと写真には無いけど⑤micro HDMI to HDMI変換ケーブルです。スマホ乗せるだけなので安いので問題無いです。
カメラはSONY α7Rでマウントアダプター介してCONTAXの85mm f1.8を付けています。
キャプチャーカードはHagibisのHDMI to USB Cタイプのやつ。USB C接続でコンパクトなのがポイント。Aliexessで2,500円ぐらいで売ってます。同じメーカーでUSB C to HDMIのものもあるので間違えないようご注意を。
あとはUSB CameraというAndroid用のキャプチャーアプリ。私は有料のプロ版持ってますが、無料のノーマル版でも問題なく使えます。
【装着してみた】
こんな感じですね。α7のmicro HDMI端子から変換ケーブル経由でキャプチャーカードを繋いで、キャプチャーカードのUSBケーブルをスマホのType Cポートへ。
micro HDMI変換ケーブルは一番短いのでいいですね。持て余し気味。細くて短いのを探してみます。
スマホに繋げたらUSB Cameraを立ち上げて、デバイスにHagibisのキャプチャーカードを指定するとα7の画面が表示されます。UVCに対応しているので設定で特に困ることはないでしょう。スマホで画面比率が横長なため両端黒くなりますが、カメラ本体の小さなLCDよりは断然見やすいです。
フォーカス前の状態。
ピーキングは表示されませんが、画面大きいのでピントは掴みやすいです。
カメラ本体の拡大表示機能も使えます。見やすい。
設定画面も表示されます。
【専用モニターと比較】
Feelworldあたりのフィールドモニターと比べると、スマホのほうが、コンパクト、高画質、安価といったあたりがメリットですかね。
①コンパクト スマホが200グラム程度で、外部バッテリーも必要ないのでかなりコンパクトです。
②高画質 安価なフィールドモニターは1280 x 800が多いですが、スマホなら1980 x 1080なので解像度的にはメリットあるでしょう。
③安価 手元のスマホを再利用するとしたら、追加費用は3〜4千円程度で済みます。
④キャプチャ対応 一般的なスマホの場合、USBが2.0のため1080P 30fpsではありますがキャプチャーもできます。
デメリットとしては、厳密な色管理には対応していないとか、AVIの24fpsと60fpsしかダメとか、HDMIパススルーが無いあたりですかね。まあ、老眼対策でピント合わせに使うだけなのでこのあたりの機能は必要ないですが。
【総合評価☆☆☆☆☆】
てな感じで、意外と使えます。評価は星5つ付けてよいでしょう。キャプチャーカード自体はかなりコンパクトなので、邪魔になりません。どちらかというとケーブルのほうが邪魔ですね。コンパクトなやつを探してみます。使ってないスマホがあるなら安価かつ手軽に導入できるので老眼でお困りの方には特におすすめです。
【コンパクトに】
もう少しコンパクトにするためいくつかアクセサリー類を買い足してみました。
SmallRigの極細HDMIケーブル。35cmと短い上にケーブルが細くて取り回しやすい製品です。HDMI端子もコンパクトなのがいいですね。
Minifocusというメーカーのスマホホルダーとケーブルクランプ、ケーブルクランプ付プレート。
ホルダーはアルミ合金製でしっかりしてます。スマホホルダーの裏側に1/4インチのネジ穴があるので、ケーブルクランプを取り付けてケーブルを固定します。
カメラに装着するとこんな感じです。スマホも小さめのmoto zに変えたのでかなり軽量コンパクトになりましたね。
今回は使いませんでしたが、プレートだとこんな感じでケーブルを固定できます。プレートはアルカスイス互換です。ケーブルが長ければ、このプレートでカメラ本体に固定しておいたほうが安心ですね。
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