【レビュー】Android 8inchタブ本命 iPlay 50 mini

ALLDOCUBEから新しい8インチタブレットiPlay 50 miniが登場しました。フルHDパネル&4G LTE搭載で、約1.5万円という魅力的な価格帯です。iPad miniとほぼ同じの軽量コンパクトなサイズ感で、スペック的にSoCがUnisoc T606でメモリ4GBってとこに目をつぶれば本命です。

実機レビュー】Android 8 inchタブ本命 iPlay 50 mini到着


スペック

主なスペックは写真のような感じです。廉価版8インチタブでは珍しいフルHD対応の8.4inch 1920×1200(270ppi)IPSパネルを搭載。Widevine L1対応でアマプラなどフルHD画質で試聴できます。重量292グラム、LTEやGPS搭載など、廉価版8 inchタブレットの不満点をほぼほぼ解消しています。

気になるのは、SoCがUnisoc T606と今どきのスマホと比べてやや非力な点、RAM4GB(+仮想メモリ最大8GB)、ストレージ64GBといったあたりですかね。

Unisoc T606はベンチマークスコアでSnapdragon 460と同等ということで、ひと昔前のSnapdragon 820程度の性能はあるみたいです。ただ、Snapdragon 820と比べるとGPU性能は低めなのでゲームとかは厳しいかな。まあ、一般的な用途であれば問題ないでしょう。

価格は、Aliexpressで本体+USBケーブルのモデルが1.5万円。専用ケース、キーボード、タッチペンなど付属のフルセットモデルが1.9万円。ただし、キーボードは10インチ用のものをセットにしているようで、本体との一体感はありません。今ならフルセットモデルがプロモコード使うと1.5万円で買えます(※5/11現在)。安いな…。

なお、日本のAmazon公式ストアからも7月28日に販売開始されました。7月27日から8月2日まで、クーポンとプロモーションコード「PAKP7VKU」利用で12,600円です。安いな…。

スペック


詳細スペックを見ていきましょう。Androidのバージョンは13。RAMは4GBですが拡張でストレージの一部をRAM(+8GB)として使えます。ストレージは64GB(UFS2.1)で、外部メディアとしてMicro SD(最大512GB)が使えます。

画面の輝度は320ニット。iPad miniなど今どきのタブレットが500 nitあるので、やや暗いかなという印象。室内で使うぶんには問題ないですが、晴れた日に屋外で使うのは厳しいですかね。

LTE通信については、Band 1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41をサポート。一般的な中華スマホ同様にプラチナバンドをサポートするソフトバンクSIMと相性がよいです。ドコモauはプラチナバンド(19/18/26)が使えないので、地下街や建物の中などでは繋がりにくくなります。楽天も使えますが、こちらはそもそもプラチナバンドがない上、auローミングでもプラチナバンドが非対応。

センサー類は、加速度センサーとGPSセンサーのみ。ちょっとさみしいですね。スピーカーはモノラルです。指紋認証などセンサー類は搭載されていません。

外部端子は3.5mmオーディオジャックが付いてます。バッテリー容量は4,000mAh。軽量タブなのでこのぐらいの容量なのは仕方ないかな。充電速度は10W(5V 2A)で急速充電には非対応。値段が値段なので全体的にコストカットしている感は否めません。

他機種との比較

現行他社製品と比較してみましょう。ざっくり調べた感じでは以下の機種が比較対象になりますかね。

まずは、iPad mini 6thから。サイズ感・重量はほぼ同じ。基本性能はかなり高いですが、それに比例して値段も超高い(※WiFiモデル8.5万円)&iOSというのが難点ですね。iPad 5thを持ってるので、6thはいらないかな。資金が青天井で、iOSで問題ないならiPad 6thをチョイスでよいと思います。

Androidの高性能8 inchタブレットといえば、Lenovo LEGION Y700が候補に上がりますが、こちらはお値段高めであることに加えて、重量が375グラムとやや重いのが候補から外れたポイント。300グラム超えると電子書籍読むときなど長時間片手で持つのは厳しい。移動中にWebや電子書籍を閲覧する用途だと今使っているiPad mini(約300g)ぐらいの重量がちょうどいいです。

なお、7月22日に中国本土でLegion Y700 2023モデルが新発売されました。詳しくはこちら。

タフネスタブレットに分類されるOUKITEL RT3(538g)やulefone Armor Pad(560g)あたりはさすがに重すぎで論外。Headwolf FPad 2(370g)やBlackview Tab 6(365g)、Nokia T10(372g)はやや重めなのに加えて画面解像度が800dpiと貧相な点がマイナスですね。

Helio G99版

ということで、現時点では非常に魅力的なiPlay 50 miniですが、SNSでは、より高性能なSoCのHelio G99を載せたiPlay 50 mini Proが登場するのではという噂も。10インチモデルのiPlay 50ではProモデルとしてHelio G99を搭載したiPlay 50 Proが発売されているので近いうちに出てきそうな気もしますね。G99でRAM8GB、ストレージ128GBなら文句なしです。欲を言えば5G LTE対応のDimensity版とか出て欲しい。ちなみに、10インチ版のiPlay 50が昨年11月中旬に発売で、2ヶ月後の1月中旬にiPlay 50 Proが発売されています。iPlay 50 mini Proは7月中旬に発売されるのか?

ALLDOCUBEのウェブサイトG99版の登場を匂わす写真がアップされていますね。RAM8GB、ストレージ128GBとなっています。

購入

G99版も気になりますが、お手頃価格なことに加えて、待望のフルHDディスプレイ搭載軽量8インチタブレットということでポチッてみました。いろんなバンドルモデルがあるようですが、よく調べたところ、キーボードは10インチ用のものみたいですし、ペンも使わないので、ケースのみ付属のモデルをチョイス。クーポン使って1.4万円です(※5月17日注文)。6月3日到着予定。届いたら詳しくレビューします。 

【実機レビュー】Android 8 inchタブ本命 iPlay 50 mini到着



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