【レビュー】IKEAの昇降式デスクSKARSTA(スカルスタ)を買ってみた

IKEAで見つけた便利グッズを紹介。昇降式のデスク「SKARSTA」です。テーブルフォト用のちょっと大きめなデスクを探していたところたどり着いたのがこの商品です。ポイントはテーブルトップ下についたハンドルをぐるぐると回すとテーブルの高さが調整できるところ。最小70cmから最大120cmの範囲で自由に高さを調整できます。

組み立ててみる
SKARSTAには2種類あり、大きいほうのテーブルサイズが160x80cm、小さいほうは120x70cmです。今回は(大)を買ってみた。商品は組み立て式。テーブルトップと脚の2つの梱包からなります。脚のほうはコンパクトですが、テーブルトップは160x80cmあるので、車に収まるか買う前に確認が必要です。

組み立ては、付属のレンチと大きめのプラスドライバーが必要になります。30分ぐらいで簡単に組み立てできます。しいて注意する点としては、ハンドルの位置が左右どちらにでもつけれるので事前に確認しておくぐらい。取り付けた後、「あっ、こっちの位置じゃなかった」とならないようにご注意を。
昇降ハンドルは未使用時収納可

使い勝手はどうでしょう
まずは昇降機能から。最大で120cmまでテーブルトップを上昇させることができます。立った状態で各種作業ができます。写真のハンドルを手前に引き出して、回転させるとテーブルが上下に移動します。無段階で移動できるので、かなり細かく調整できる点がいい。

IKEAのサイトによると、昇降機能は最大120cmということですが、身長170cmの私の場合、立ち位置で作業するときのテーブル高(立った状態でひじが直角になる位置、へその位置ぐらい)が100cm程度です。180cm超の人でも余裕で使えるでしょう。

で、このテーブルの上に撮影ボックスを設置してカメラでブツ撮りをするわけですが、105cm程度に上昇させると撮影がしやすい。普通のテーブルでは腰をかがめた状態で長時間の撮影はけっこうな負担になっていましたが、これなら楽ちん、かなりいい感じ。

注意する点としては
テーブルの脚は金属製で重量もあるのでかなりしっかりした作りです。ただし、昇降式という構造上、脚が2つしかないので重量のあるものを載せるのには向きません。片側に体重をかけたりするとミシミシとなる感じ。

とくに高さを上げるとこの傾向は強まります。一番上まで上げた状態だとけっこうぐらつく感じなので要注意です。ま、よほど特殊な使い方をしない限り、普通に使うぶんには特に問題はないでしょう。

総合評価(☆☆☆☆☆)
ハンドルひとつで簡単に高さ調整ができるのはいいですね。160x80と大きさも十分。お値段もお手頃で、品質的にもけっこうしっかりしており、満足の一品です。文句なしの星5つ。


【レビュー】オーム電機のワイヤレスチャイムmonban OCH-M210ほかを買ってみた


パナソニックのワイヤレスドアモニターからの続きです。SDM310を買った流れで、オーム電機のワイヤレスチャイムmonban OCH-210も買ったわけです。

OCH-220の機能と使い勝手
まずは機能と使い勝手について簡単に。電池駆動のワイヤレスタイプ呼び鈴。設置は簡単。電池を入れて、チャイム(送信機)は玄関に両面テープで貼り付け、受信機を手元に置く。チャイムのボタンを押すと手元の受信機から音が鳴る。

呼び出し音は32種類から選択可能で、ピンポーンという音以外にメロディ31種類を搭載しています。で、正直、チャイム音は「シャランシャラン」と鐘みたいな変な音。シンプルにピンポーンという音が欲しかったけどなし。本体のつくりもちゃっちいのが残念だな。

しかし、それでも便利なのが押しボタン以外に人感センサーや扉開閉センサーなど追加で設置可能な点。最大4台まで登録できるので、押ボタン+人感センサー+扉開閉センサーx2といった運用もできる。受信機も複数台設置可能な点は便利。

パナソニックのドアモニターと連携
ここからが本番。パナソニックドアモニターSDM310OCH-210チャイムリンクとの連携については前回触れましたが、さらに発展系。monbanシリーズの赤外線人感センサーや扉開閉センサーと連携した防犯システムを取りつけてみました。

SDM310のチャイムリンクは登録したチャイム音を認識して自動でメール送信する仕組みです。ということは、monbanのセンサーでチャイムが鳴ればメールは送信される。ということで、とりあえずは赤外線センサーを設置です。

センサーはオプションで追加できます。赤外線センサーのOCH-M60が1,700円扉開閉センサーが1,500円とお手頃。チャイム同様、受信機に認識させて、設置するだけで完了。これで、センサーの範囲内に人が近付けばチャイムが鳴り、お知らせメールが送信されます。簡単。

センサー設置のメリット
センサー設置で、呼び鈴を押さなくても人が近付いただけでお知らせメールが届くようになりました。このメリットは、ずばり防犯対策。自宅の周りを不審者がうろつけば携帯に写真が届きます。玄関回りやクルマのいたずら、ストーカー対策にはかなり有効。2万円ちょいで設置できるのはかなりいい。

クルマへのいたずらで困っているなら、ドアホンとセンサーをクルマの近くに設置しておけばOK。電波さえ届けば電源不要なので設置個所が制限されず、手軽に取り付けできるのがいいです。

ただし、写真撮影については、ドアホンの前だけに限定されますし、撮影はピンポンピンポンと呼び鈴が鳴った後に始まるのでピンポンダッシュなどには対応しません。画質もはっきりとは映らない(画像サイズは320x240)のも弱点か。

留守中に宅急便のクルマがメール転送されてきた

総合評価(☆☆★★★)
ここではmonban単体としての評価。機能的には問題ないけど、どうにも呼び出し音がヘタレ過ぎです。言っちゃ悪いが結婚式の鐘みたいな変な音。なんでこんな音を選んだろ。センスを疑う。シンプルなインターホンの音で良かったのにな。。。つくりもちゃっちいんでmonbanの評価は星3つにしときます。

【レビュー】PanasonicのワイヤレスドアモニターVL-SDM310を買ってみた

事務所の呼び出し用インターホンを探していました。自分で取り付けできて、簡単かつ便利なのん。候補に挙がったのがパナソニック製品。なんでも留守中訪問者があったらメール転送ができるということで、宅急便がきたときなんか便利そう。ということでワイヤレスドアモニターVL-SDM310-Wを買ってみた。

取り付け方法は
仕組みは簡単。玄関ドアの上部にカメラをはめ込む。手元のモニターに無線で画像が転送される。ゆえに難しい工事は不要です。付属の六角レンチでカメラ部分のパーツをドアのサイズに合わせるだけなので、3分程度で簡単に取り付けできました。モニターはコンセントに挿すだけ。とりあえずはこれで使えるようになります。

ん?チャイムは?
おー、意外と簡単に取り付けできたね。ん?ん?ん?チャイムは、、、あっ、ねーや。そうです。このワイヤレスドアモニターは、名前のとおりドアモニター。マンション備え付けのチャイムが鳴ったら玄関の様子を確認する機器なのでした。ゆえにチャイムは別途必要だったのです。

パナソニックのドアモニター
ここで少し整理しておきましょう。パナソニックからはドアホンとして各種製品が出ています。ざっくりわけると、有線で工事が必要なタイプと、簡単工事のワイヤレスタイプ。

有線タイプは、上は6万円から、下は1万円を切るものまで各種ありますが、別途配線工事が必要になります。よって詳しくはここでは省略。

工事のいらない無線タイプは2種類。ワイヤレスドアホンと、このワイヤレスドアモニターです。

ワイヤレス2機種の違いは
2機種の違いは、チャイムのあるなし。そして取り付け場所。ドアホンは呼び鈴がついていますが、壁面への固定が必要。とはいっても、ネジで固定か、両面テープで貼り付けるだけなので有線タイプよりは楽ちん。一方、ドアモニターはドア上部に固定するだけで済むが、チャイムはなしとなります。

ドアモニターはさらに、3系統ありまして、録画機能のあるなし、加えてスマホ連携とチャイムリンク機能がついた最上位機種になります。最上位機種といっても価格は17,000円程度なので有線タイプと比べると安い。

スマホ連携のできるVL-SDM310
前置きが長くなりましたが、今回スマホ連携機能に釣られて購入した、いや購入してしまったSDM310。このままでは呼び鈴として使えない。ということで、別途、呼び鈴を購入する必要が。近所のホームセンターでオーム電機のワイヤレスチャイムOCH-210を買ってきた。

ワイヤレスチャイムを取り付け、一応設置完了。これで、チャイムが鳴るドアモニターで玄関の様子を確認応対という流れができるようになったわけですが、ここからが楽しくなるところ。

チャイムリンク機能
SDM310にはチャイムリンク機能なるものが搭載されています。簡単に説明すると、チャイムの音を認識してモニター画面が自動表示&録画開始されるというもの。チャイムリンクで登録できるのはパナソニック製品でなくても大丈夫。「ピンポーン」「ピンポンピンポン」の2種類の音なら登録できるようです。メロディ音とかは登録できないので要注意。

チャイム音の認識はモニター側で行います。OCH-210の受信機をモニター近くに置き、機器の指示通り登録を行います。ちょっと個性的なOCH-210のチャイム音でしたが無事登録完了です。これで、チャイムが鳴る自動でモニター表示と進化しました。

スマホ連携機能
SDM310で、若干不便なのが、モニターをコンセントに接続するため、コンセントのあるところでしか応答できないという点。そこで、SDM310をWI-FIルーターに接続し、スマホにアプリを入れておけば、WI-FI経由でiPhoneなどでも来客応答ができるようになります。これでトイレに籠ってるときなんかでもOK。ただし、あくまでWI-FIルーターの中でしか機能しないので、外出先などでは対応できません。

メールでお知らせ機能の設定
SDM310のキモ、メールでお知らせ機能について。これはなんとも便利な機能です。チャイムリンクで来客があった場合、メールで携帯なりパソコンなりで画像を転送してくれる機能です。

チャイムが鳴る自動でモニター表示メールで画像を転送となります。これにより、外出中でも来客が来たことがわかります。

設定は少しメールの知識が必要です。まずはメールサーバーの登録が必要。登録したメールサーバーからメールが送信されます。ここではyahooメールでの登録方法を例に説明。登録すべき情報は5種類。①送信元メールアドレスSMTPサーバーポート番号セキュリティの種類SMTP認証です。

①はyahooメールのアドレスxxx@yahoo.co.jpですね。②③④は、「設定・その他」→「POP/ IMAPアクセスとメール転送」→「ブラウザーアクセスとPOP/IMAPアクセス」の「設定情報」で確認できます。②はsmtp.mail.yahoo.co.jp、③は465、④はSSLとなります。⑤はyahooのIDとパスワードです。

これでサーバーの設定完了。注意するのは、これはあくまで送信元のメール設定だということ。設定したメールアドレスからお知らせメールが発信されるということで、受信メールは別途設定が必要になります。通知先メールアドレスで携帯のメアドなりPCのメアドなりを登録すれば完了です。

メールでお知らせ機能の使い勝手は?
長くなりましたが、これで設定完了。来客があれば、留守でも携帯メールにお知らせ画像が届くようになりました。ただし、チャイムを鳴らしてから録画開始までに若干のタイムラグがあるので、ピンポンダッシュの犯人とかは撮影できません。画像もそんなに鮮明ではないので、「あっ、クロネコさん来たのね」ぐらいの感じ。それでも十分役に立ちます。

なお、この機能はあくまでチャイムが鳴った場合のみ。不審者が玄関回りをうろついているなんて場合は機能しません。が、SDM310+OCH210の組み合わせでさらなるセキュリティ対策機能を追加できることを発見です。長くなったので、詳しくはOCH210編を買ってみたで紹介します。

総合評価(☆☆☆☆★)
ということで、VL-SDM310の評価を。取り付けは簡単。機能も文句なしです。有線機種に比べると若干反応が遅いかなという感じ。持ち家などで工事可であるなら有線タイプのほうがいいかもしれません。あと、詳しくはOCH210編で書きますが、不満というほどでもないですが、赤外線センサーやドアセンサーなど拡張機能(有線タイプには有)があれば便利だったなあ残念という感じ。全体的には満足しています。

【レビュー】夢のホームシアター、BenQのフルHDプロジェクターTH682STを買ってみた

コストコでブラブラしていたときに発見。BenQという台湾のメーカー製のプロジェクターです。幕張のコストコにて58,000円也。安い。フルHD、3000ルーメン超えでこの値段、国内メーカーなら軽く10万円超えです。値段に釣られて買っちゃったよーん。

プロジェクターの概要
プロジェクターのスペックについて。ルーメンは輝度すなわち明るさで、明るいほうが性能がいい。解像度はテレビとかと同じ。これも高いほうが高い。4Kプロジェクターなんてのも出てますが、さすがにポッと出の素人が買える値段ではないですが。ざっくり、スペックが高いほど、大きな画面でキレイに見れるわけです。

というわけで、このTH682STは現時点の家庭用プロジェクターとしてはかなり高スペック。最大画面サイズは300インチということで、メートルに換算すると、6.6m x 3.7mとな。買ってはみたものの、スクリーンってけっこう高くて、そんな金はない。

壁紙に照射
ということで、とりあえず部屋の壁(白っぽい)に映してみる。どこにでもあるザラザラの乳白色な壁紙だが特に問題はなさそう。イエーイ。ブルーレイに繋げる。大画面!ヨコ3m程度の大きさならクッキリ、ハッキリ映ってます。少々明るくても問題ない。

ちなみに、事務所の壁で横5mの大画面を堪能。これ、ほんとミニシアターだわ。ただし、明るさが足らないのか、昼間だとカーテンした程度では画像が若干ぼんやりした感じ。夜ならまったく問題ないよーです。

セッティングについて
プロジェクターはスピーカー内蔵なんで、白い壁とBDがあれば一応視聴は可能。ただし内蔵スピーカーだとせっかくの迫力ある映像がもったいない。ぜひ外部スピーカーに繋げたいところ。プロジェクターは音声出力として、イヤホン端子とRCAプラグ(いわゆる赤白のコード)がついているので外部スピーカーが接続可能。よく見たらHDMI出力もあるのでHDMIから音声出すこともできるみたいです。

弱点はあるのか?
値段を考えれば、不満なんてありはしない。この値段で大画面ホームシアターが堪能できるなんて、ステキや~ん。強いて上げれば、補正機能。仕事で使ってたSONYのプロジェクターだとオートフォーカスや、画面補正機能が充実してた印象。SONYではあった横の補正機能がBenQにはないようです。上下の台形補正は可能ですが、横の補正は無理なので機器の置き方で調整するしかない。スクリーンに対して置き場所が制限されるような場面にはこのプロジェクターは向かないかもしれないので注意が必要かも。

総合評価(☆☆☆☆☆)
使っていて不満に感じることはほとんどない。コスパ最高!HuluやNetflixのような見放題動画を大画面で堪能してますし、ゲームも大画面でやるとサイコー!これは絶対買ってよしこ。

【レビュー】世界最小の13インチフレームレスパソコン DELL XPS13を買ってみた


B5サイズノートパソコンを物色してたところ行きついたのがこのDELL XPS13です。これまでLenovoX1 Carbonを使っていたのですが、A4サイズで出張など持ち運びにやや不便。カメラバッグにちょうど入らない大きさなんだよ。もう1サイズ小さいB5サイズのノートパソコンを探していたのですが、あんまりB5パソって売れてない?レッツノートやサーフェスあたりは魅力的なんだけど、どうにも値段が高い。

っつーことでXPS13を買ってみたのでレビューしとく。コンパクトな筐体にCore i7256GB PCIe SSD8GBメモリ、そして13.3 インチ QHD+ (3200 x 1800) InfinityEdge タッチ ディスプレイと驕ったスペック。お値段は直販サイトで20万円を切ってます。

性能は?
さすが最新機種。スペック的にはなんの問題もなし。フォトショップ程度ならストレスなく使えます。待ってたんだよ、このサイズで高性能なノートPCを。デジカメで撮った動画の処理もこれなら楽勝です。さすがに4K編集はまだ厳しいけど。

残念無念
パソコンとしての性能面では特に不満はありませんが、ん?と思ったのは以下の点。検討中の方は参考に。

まず、重量。X1 Carbon(タッチパネルなし)に比べて、サイズは小さくなったんだけど、重いんだよね。タッチパネルだから重いのかなとも思ったけど、全体的にずっしり。1.29kgか、重い。これはかなりのマイナス。

そして、気に入らないのがバッテリーの持ち。メーカーHPには最大18時間なんて謳ってるけど、6-8時間程度じゃない?4Kディスプレイだから電池の持ちが悪いのか?これは期待はずれ。

もひとつ致命的なのが、ACアダプター。アダプター本体は確かにコンパクトなんですけど、その先のコンセント部がモーレツにカサ張るんですけど。。。なんでこんなゴツいコンセント採用したのよ。ACアダプターがコンパクトに収納できても、コンセントがこんなゴツいと意味ないよ。しかも、一般的な2つ穴じゃなくて3つ穴だから代わりがキカねー。これだけで☆2つ減点してもいいくらいのクソっぷり。B5ノートの意味がねー。

コンパクトなアダプター部分に比べてかさばる電源コンセント

総合評価(☆☆☆★★)
っつーことで、☆は3つ。B5なのに重いし、コンセントがカサ張るし、正直、携帯PCの意味がねー。画像処理とか用がないなら、いまだにX1 Carbon愛用してます。Lenovoさん、X1 CarbonのB5版出してくれと思う今日この頃。

ちなみに、嵩張るACアダプター問題は、サードパーティー製のアダプターでコンパクトなのを発見。じゃっかん怒りは収まった。
サードパーティー製アダプターのほうがコンパクト

【レビュー】R.F.ヤマカワのおしゃれ靴ベラを買ってみた


R.F.YAMAKAWA レオナルドデザインのおしゃれな靴べら。自分への引っ越し祝いに買ってみた。なんてステキな見た目や~ん。4,560円と、ちょい高ですが、買ってみた。

商品説明
さっと手にとれ、使用後もさっと戻せる台座付き、かがまず使えるロングタイプの靴べらです。台座と靴べらが一体化した、彫刻のような美しいフォルムはインテリアにこだわる方へのギフトにもぴったり。素材も3種類揃え、お部屋の雰囲気や質感のお好みにあわせてお選びいただけます。
~メーカーサイトより~

アルミ合金製のおしゃれな見た目。しかーしっ!くそ使いにくいです。なぜか?説明しましょう。

まず、このおしゃれな靴ベラ、ヘラが上を向いているのがそもそもおかしい。この構造のために靴を履くときに、ヘラをひっくり返すという無駄な動きが生じるのだ。もちろん、元にもどすためには再度ひっくり返すという動きも。

ヘラを掴む→ひっくり返して柄の部分を持つ→靴を履く→ひっくり返してヘラを掴む→元の場所に戻す。

あー、めんどくさい。しかも、ヘラが自立するよう柄の部分に重心があるから重いんだよ。しかも、倒れやすい。倒れると重い金属製だから、ガシャンとなって、あーーーーー床に傷がーーーーー!

総合評価(☆★★★★)
いらね、こんな靴ベラ、いらね。使わね。見た目おしゃれだし。玄関の飾り(オブジェ)として置いとくか。っつーことで、当然の星ひとつ。

【レビュー】ルノーの超軽量折りたたみ自転車 ULTRA LIGHT 7 を買ってみた


ルノーの折りたたみ自転車「RENAULT ULTRA LIGHT 7 ホワイト AL-FDB140」を買ってみました。使い勝手などご報告。

きっかけは、JALの機内誌で見かけたことなんですが、目を引いたのがその重量。ナント7.5キロとな。ふつう、この手の折りたたみ自転車は12キロ超えが標準で、例えばカーボン製の軽量スポーツサイクルでも10キロ切れば優秀って感じなんですが、なんとアルミ合金製で7.5キロ。「絶対、この機内誌誤植だよ」とか思いつつも、Amazonで確認してみるとやはり7.5キロです。

マジかよ。と思いながらポチってしまった。お値段、50,127円と今日びの折りたたみ自転車としてはやや高級路線です。しかし、マンション6階の玄関前に置いとける小型&軽量自転車を探していた私にとっては、本当にそんだけ軽いならこの価格は許容範囲。

Amazon注文の翌日には商品到着です。以前、某自転車店でスポーツサイクル買ったときは現品のくせに調整に2週間かかりますとかだったことをちょっと思い出した。

商品は段ボール箱に梱包されて到着です。箱を持ち上げた時点ですでにカルい!自転車は折りたたまれた状態で、なぜか右側のべダルだけ外した状態。付属の六角レンチで簡単に取付できます。組み立ては簡単。フレーム真ん中を拡げて、レバーで固定。ハンドルとサドルを伸ばしてロックで完成っす。

軽さはどの程度?
いや~、ちょー軽いです。ここまで軽くなるもんなんですね。極限までムダを省いたフレーム構造。小型のタイヤ、サドルとハンドルも軽量パーツを使うことで、明らかに別次元いや異次元の軽さです。草食系男子でも片手で楽に持ち上げられるでしょう。肉食女子でも大丈夫です。

軽いということは、どれだけ便利なのか。まず、エレベーターやマンションでの取り回しが楽ちん。段差などでもヒョイって持ち上げられるのはいいですね。

このサイズならマンション廊下に置いても邪魔にならない

そして、乗車時もメリットがあります。車体が軽いと漕ぐのがラクですね。一般的な折りたたみ自転車と比べると5キロ、ママチャリと比べると10キロぐらいの重量差がありますがこれは大きい。爽快な漕ぎ心地です。

クルマのおともに
折りたたみは、フレーム中央のレバーロックを解除して車体を半分にして、ハンドル・サドルを下げるだけ。3分あればできます。完全に折りたたむとかなりコンパクトで、イケアのブルーバッグ(L)にスッポリおさまる。輪行バッグみたいな感じで、肩から下げて電車内に持ち込むこともできます。飛行機の手荷物で預けることもできそうなサイズ。

イケアのショッピングバッグに収まる

クルマに載せるのも簡単です。スポーツサイクルでは、前輪を外した上で、後部座席をフラットにして詰め込むか、もしくはルーフキャリアのような機材が必要でしたが、ULTRA LIGHT 7なら折りたたまずともコンパクトな車体をそのままトランクに載せられる。

助手席でもオッケー

ハンドルとサドルを収納するだけでもかなりコンパクトになります。後部トランクに常駐せておいてもいいぐらい邪魔にならない。もちろん軽いんだから載せ降ろしもラクチンです。

たたまなくてもトランクにすっぽり収納できる

マイナス点は?
「すげーや、私も買う」と衝動に駆られたあなたに知っておいてもらいたいこと。それは、この自転車が軽さを追及したスペシャルモデルだということ。弱点も多々あるのでご注意を。

ひとつめ。上り坂は厳しいです。一般的なママチャリ同様、一枚ギアでギアチェンジができません。そして平地でスイスイ進めるようなギア比になってるので、変速機付きの自転車みたいに上り坂は軽いギアになんてことは無理っす。坂道の多い地域にお住まいの方は要注意。なお車体は軽いんで歩いて押すのはそんなに苦になりません。

つぎ。タイヤのサイズは14インチと、子供用自転車なみの大きさ。凸凹道や悪路走行には向きません。雨の日なんかはスリップしやすそうなんで気を付けましょう。泥よけついてないので、水たまりで水跳ねて服も汚れるし。それから、マウンテンバイクみたいにサスペンションないし、サドルも堅いのでちょっとした段差も厳しい。長時間の乗車はお尻へのダメージ大です。基本、街中の平らな舗装された道を走るための自転車と考えてください。あと、タイヤが小さすぎてイオンの駐輪場でタイヤロックができないなんてことも。

そのほか、気を付ける点としては、折りたたみ自転車全般に言えることですが、軽量化のため余分なパーツを省いているので、追加でいろいろ必要になります。ライトはなし、前後とも反射板のみ。追加で前照灯は必須です。カゴもないので、取り付けるかリュックにするか。軽いということは盗むのも簡単、カギも用意しておきたいです。そんなとこかな。

総合評価(☆☆☆☆☆)
いろいろとマイナスポイントはありますが、そんなことは気にならないほどの軽さ。超軽さ。軽い。軽いんです。軽さは正義。街乗り中心のあなたや、車に載せておきたいあなたにはオススメの一品です。

改造編はこちら。