【商品概要】
中国のBroadlink社という会社が製造販売しているスマートリモコンです。以前紹介したXiaomiのMi Remoteと同じように各社の製品をスマホからリモート操作できます。Aliexpressでの購入で送料込みで2,204円なり。お安いですね。
ちなみに、全く同じ商品を日本ではリンクジャパンという会社がeRemote miniという名前で販売しています。6,976円、3倍以上のボッタクリ価格です。
【使い方】
さっそく使ってみましょう。はじめにBroadlinkのアプリ「e-Control」をスマホにインストールします。
アプリを開くとログイン画面が表示されるので、新規登録を選択し、メールアドレス、パスワード、名前を登録してログインします。
デバイス(RM mini 3)を登録します。スマホをつなげているルーター名が表示されるので、パスワードを入力すると完了です。Wi-Fiの5Gは認識されないようなので、2.4Ghzに繋げてから設定してください。
【機器登録】
ではエアコンを登録してみましょう。エアコンを選択すると、リモコンの電源スイッチを押すよう表示が出ます。RM mini 3に向けてリモコンのスイッチを押すとエアコンの機種コードが自動で認識されます。作成されるボタンは必要最低限です。この画面では追加やカスタマイズはできません。
エアコンを選択して
リモコンの電源をオン
リモコンが作成される
続いてテレビを登録してみます。こちらはプリセット登録されていないようで、1つ1つボタンを学習させないといけないので少し面倒です。基本的なボタン以外はMoreを押すと追加できますが、別ページに移らないといけないので使い勝手は悪いです。
リモコンはカスタムで作成することもできます。下の写真は、寝室にある家電を一括で登録したカスタマイズリモコンです。一画面でいろんな機器を登録・操作することができるのは便利ですね。
寝室の家電を一括表示
【リンクジャパンのeHome】
RM mini 3はリンクジャパンのeRemote miniという製品とハード的にはまったく同じものなので、同社製の「eHome」というアプリでも利用できます。Amazon Alexaで日本語の音声操作させるにはこのアプリが必要です。
ただし、リンクジャパンではアプリ側でMACアドレスを確認し、並行輸入品は使えないよう対策を取っているようです。これを回避するためには、スマホの言語を英語に変えた上でアプリをインストールするとうまくいくようです。いくつか方法があるようなのでAlexaでの操作を考えている方はリンク先の記事を参考にしてみてください。Google Homeは並行輸入品でも問題なく音声操作が使えるみたいです。
【Mi Remoteと比較】
以前紹介したXiaomiのMi Remoteとも比較しておきましょう。価格は同じぐらいです。ハード構成的にもほぼ同じ。ただ、本体サイズはRM mini3のほうがだいぶ小さいですね。
両者の大きな違いはアプリの使い勝手でしょうか。Mi Remoteはプリセットが多いのがうれしい。かなりマイナーなメーカーでもプリセットで入っているので、登録が楽チンです。あと、Xiaomiのスマート家電が同一アプリ上で操れるのも便利。ただ、画面表示が中国語(簡体字)で表示される箇所があるのは大きな弱点です。
RM mini 3は、なんと言っても画面を細かくカスタマイズできるのがいいですね。ただ、プリセットではエアコンのボタンは必要最低限しかなく、例えばMi Remoteの画面にはある風向きや風量調整、機能追加がRM mini 3では使えないのは困りものです。カスタマイズでゼロから作ればいけるんでしょうが、正直面倒くさいです。画面表示は、一部ヘンですが、日本語対応しているので使用上困ることはありません。
【総合評価☆☆☆☆☆】
一長一短ありますが、値段を考えると文句なしで星5つです。リモコン画面をカスタマイズできて、一画面ですべての家電が扱えるのは便利ですね。
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