【レビュー】チームラボ岡山福岡醤油に行ってみた



チームラボ☆が岡山に登場しました。自宅から徒歩10分程の場所だったのでオープン翌日に訪問です。

展示概要

おなじみチームラボ☆。岡山版の正式名称は、Teamlab: Tea Time in the Soy Sauce Storehouseです。会場は後楽園近く、北区弓之町の旧福岡醤油の地下展示スペースです。明治時代から醤油の樽を貯蔵していた地下倉庫で、現在はギャラリーとして使われている空間を利用しておなじみの光のアートを展示しています。

一昨年に石川財団が岡山にチームラボを誘致計画中と発表しており、てっきり、後楽園あたりで高知や高松でやってたような期間限定の屋外展示をするのかと思ったら、醤油蔵跡地を利用するとは目の付け所がアートですね。

会場案内

会場は写真の元醤油醸造所。地下空間は近年、岡山芸術交流などアートイベントで利用されています。石川財団で土地建物を取得したみたいですね。

明治時代からある、岡山市中心部では貴重な建物です。弓之町一帯は岡山空襲の被害を免れたため、このような明治〜大正時代の建築物がいくつか残っています。

裏から見るときれいに改修されていますね。岡山ではよく見かける焼杉(焼板)の外壁です。害虫予防効果があるようです。

後楽園へは徒歩5分程度の場所なので、わかりやすいかと。岡山駅から後楽園行きのバスを使うのが便利。駅から歩けば15分程度の距離です。

入場してみた

入り口はこんな感じ。引き戸を開けて中には入ります。予約とかは特に必要ないです。

窓口でチケットを購入します。時間制なので一番近い15時15分を案内されました。お茶付きで1,000円なり。注意点としては現金は使えませんPAYPAYやクレカ、Suicaなど電子マネーの決済のみです。

1階のスペースは岡山芸術交流のパネル展示が。ミュージアムグッズもエコバッグなど少しだけありました。時間潰すには持て余しますね。

時間が来たらかんたんな説明のあと、地下の展示会場へ案内されます。会場までは暗いので女性は歩きやすい靴のほうがいいかも。小さなお子さんは怖がって泣く可能性ありです。

中はこんな感じ。一面に水が張ってあり、ランプがプカプカ浮いてます。幻想的ですね。写真撮影はオッケーです。

冷たいお茶が出てきます。水割りとか出てきてもよさそうな雰囲気。チームラボお台場EN TEAに似てますね。飲み終わったら適当に出ていく感じになります。

周辺案内

ついでに周辺施設も簡単に紹介しておきます。後楽園から近いのでいろいろあって散歩が楽しい場所です。なぜか岡山にカフェキツネが。そういえばここも現金決済不可でしたね。

後楽園方面へ向かう鶴見橋。映画でーれーガールズのロケ地になってましたね。足立梨花が歩いてたあの橋です。

橋の手前にあるカフェモヤウでお茶。のんびりできるいいお店です。ランチもオススメ。

近隣には県立美術館オリエント美術館(改修中)など文化施設がいくつかあります。最近オープンしたRSKメディアセンター玄関前には岡本太郎さんの陶板作品「躍進」が。山陽新幹線開通を記念して岡山駅構内に設置されたもので、岡山駅橋上化のタイミングで表舞台から姿を消しました。RSKメディアセンター完成のタイミングで修復後、こちらに移設。もともと山陽放送が当時の国鉄に贈呈したものらしいです。どうでもいいことですが、さすがに工事用のコーンはセンス無さすぎ…。

総合評価☆☆☆☆☆

ここではチームラボ☆展示の評価を。展示は1つだけで小ぶりな作品ではありますが、チームラボの雰囲気は十分味わえます。正味30分程度で、期待を膨らませていくとやや物足りなさはありますが、明治時代からある歴史建造物とのコラボレーションです。後楽園観光や周辺散策と合わせればまあ満足できるかな。地元贔屓&開店祝いで星5つ。

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