2016年に購入してカレコレ5年ほど使っているDELLのB5サイズノートPC XPS13です。そろそろ買いかえたいのですが、スマホへの比重が多くなり、PC使う頻度がかなり少なく、買いかえモチベーションがない。XPS13で特に困ることもないのでダラダラと使い続けています。とはいえ、内蔵SSDの容量が256GBで9割以上使ってる状態なので、1TBに換装してみることにしました。
【SSDクローナー】
XPS13ですが、以前にバッテリー交換(というか取り外し)したことあるので、換装自体はさほど難易度高くないです。問題はSSD内のデータ引き継ぎ。デスクトップPCからデータ移行ソフトを使って旧SSDから新SSDにデータを移せばいいのですが、デスクトップPCに接続するためのM.2 SSDケースが別途必要になります。と思ったら、1台でハードディスクの中身を移せるHDDデュプリケーターのSSD版を見つけたので、チャレンジしてみることに。
製品は、Blueendlessという聞いたことないメーカーのものですが、値段の安さに釣られてポチ。Amazonで4,980円なり。なお、今回購入したのはSATA版のSSD用ですが、高速のNVMe版は倍ぐらいのお値段。結構するんですね。Aliexpressでも探してみましたが、品切れ。値段はさほど変わりませんでした。
【Blueendless DB280S】
ということで届きました。BlueendlessのSSDクローナー。型番はDB280S。SはSATAのエスみたいで、NVMe用のDB280N(12,800円)という製品もあります。同梱品は、本体、ACアダプター、USB A to Cケーブル、A to C変換アダプター、説明書。
本体は金属製でけっこうしっかりした作りです。背面にDC電源ポートとUSB Type Cポートがあります。PCに接続すればドライブとして認識されるみたいです。
【換装作業】
ということでXPS13からSSDを取り出します。取り外し方は、m.2 スロットに固定されているプラスネジを外してSSDを引き抜くだけ。簡単ですね。XPS13背面パネルの開き方は過去記事へ。
Amazonから調達したシリコンパワーの1TB SATA SSDです。11,980円。XPS13購入当時は高くて手が出ませんでしたが、ずいぶんと安くなりましたね。
右側にコピー元の256GB SSDを、左側にコピー先の1TB SSDを挿し込みます。オフラインクローンの方法は、COPYボタンを3秒長押し→LED点滅→COPYボタンを短押しでスタートです。
コピーが始まると25%のLEDが点滅します。50%→75%と順にLEDが点滅し、100%が点滅したらコピー完了。データ容量230GBのコピーが約8分で終わりました。早っ。
クローンが終わったら、新SSDをXPS13にセットしてできあがり。交換作業は30分程度で完了しました。
【領域の割り当て】
PC起動して確認してみましょう。旧ドライブの256GBがCドライブとして複製されていますが、残り約700GBは未割り当てのままです。
未割り当ての領域をDドライブとして認識させるため、Windowsスタートボタン右クリック→ディスクの管理を起動します。
ディスクの管理で、未割り当ての領域を新しいシンプルボリュームとして指定しDドライブに割り当てたら、フォーマットされて完了です。
無事、Dドライブ(715GB)が作成され、利用できるようになりました。1TBの単独ドライブにする場合は、EaseUS Partition Masterのような専用ソフトでパーティションを結合します。
【SSD交換の効果は】
SSD交換で容量問題は解決しましたが、速度は改善されたでしょうか。最新SSDの性能やいかに。
Crystal Disk Markで速度を測定してみました。換装前の256GB SSDはこんな感じ。2015年製造のLITEON(台湾)製品です。
換装したシリコンパワー1TB SSDの結果はこんな感じ。SATAドライブで帯域上限に近いためか、読み込み速度はさほど上がっていませんが、書き込み速度がかなり早くなってますね。
【総合評価☆☆☆☆☆】
ということで、ここではBlueendlessのSSDクローナーを評価です。想像以上に簡単にクローンできて便利。メーカー品と比べると値段も手頃でオススメです。安価なM.2 SSDリーダー買って、一旦PCハードディスクに移すという方法もありますが、HDD書き込みにけっこう時間かかるので、デュプリケーター使ったほうが手間はかからないですね。まあ、一度使ったらしばらく使うことも無いですが、オークションに出せばいいかな。SSDも昔と比べるとかなり安くなってますし、性能も上がっているので、旧PC持て余している人は交換オススメです。
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