【レビュー】日本一のだがし売場に電車でGo!

岡山県の瀬戸内市にある駄菓子のテーマパーク「日本一のだがし売場」に電車を使って行ってきました。

岡山の3大テーマパークといえば、ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランドおかやまフォレストパークドイツの森、そして、今回紹介する日本一のだがし売場です。

いずれの施設も僻地にあるため、ほとんどの人は車で訪れます。公共交通機関を使ってとなると、かなり敷居が高くなりますが、今回は電車とバスで訪れてみることにします。スタートはJR岡山駅です。この日は金曜日で、かなりの好天でした。暑い…。

12時24分岡山駅発、赤穂線普通電車の播州赤穂駅行きです。

赤穂線は3、4番線ホームから発車します。岡山駅は構造が簡単なので迷うことはないでしょう。

山陽本線の電車も同じホームに止まるので間違えないようご注意ください。

なお、田舎の電車は手動でドアを開け閉めする車輌があります。ドアが閉まっていたら、扉横のボタンを押して、自分でドアを開けましょう。

日本一のだがし売場、最寄りのJR長船駅です。岡山駅から電車で30分。12時54分到着です。瀬戸内市の長船町に位置します。

跨線橋を渡って反対側のホームに駅舎があります。

無人駅で、改札に駅員さんはいません。自動改札は無いので、Suicaなどタッチするのを忘れないように。

長船駅もしくは1つ手前の邑久駅からコミュニティバスを使えば、日本一のだがし売場へ行けます。

1台のバスが2駅の間を往復しているので、本数は長船駅邑久駅ともに1日4本です。12時台を除いて、1時間に1本のペースで走っています。

長船駅のバス停は駅を出て右側奥にあります。案内表示が無いのでわかりにくいですね。タクシー乗り場もこちらです。

市営バスというか、乗り合いタクシーぽいですね。白いワンボックスカーで8人乗りです。料金は100円で、前払い制です。アクリルの料金箱に入れるタイプなので、小銭を用意しておきましょう。

なお、土日祝はバスの運行が無いのでタクシー利用になります。長船駅邑久駅から片道15分、料金は2千円ぐらいです。

長閑な田んぼの田舎道を30分ほど走ります。地域住民向けのコミュニティバスなので、集落を点々と走っていきます。

13時51分到着です。岡山駅から約1時間半の道のりでした。

帰りの便をチェックして買い物しましょう。日本一のだがし売場周辺は何も無いので、バスを逃すと、時間潰すの大変です。

日本一のだがし売場

簡単に日本一のだがし売場を紹介しておきましょう。日本一のだがし売場は地元の菓子卸業者が運営するお菓子のテーマパークです。売れ残った菓子類を、倉庫の一角を使って定期的に安価に販売していたのが始まりでした。

子供向けに、昔ながらの駄菓子の扱いも始めたところ、SNSなどのクチコミで評判が広がり、今では県外からも大勢の観光客が訪れる観光名所になっています。とにかく取り扱い量が多いです。

入場

コロナ禍では入場制限があり、事前予約の手続きが必要でしたが、現在は制限も緩和され、お盆など繁忙期を除けば、予約なしで簡単に入場できます。

せっかくなので、店内も紹介していきましょう。それでは、さっそく入場です。

店内入ってすぐの、レジ前のコーナーは、季節商品が中心で、アウトレット品を中心にオトクなお菓子が、ずらりと並んでいます。コンビニとかと比べると半額程度の値段で売られていますね。

海外でも人気のハイチュウ、色んな種類があります。

ロッテキシリトール(ピンクグレープフルーツ味)が60円は安いな。

お買い得キャンディコーナーです。

榮太樓の抹茶と辻利のほうじ茶の飴。おすすめです。

アルフォート(バナナ)は60円。これはいつ来ても買ってしまいますね。

じゃがチョコグランデは100円。チョコたっぷりかかっていて、おいしい。

カルビーサワークリームオニオンポテトチップスは80円です

巨大なサクマいちごみるく飴を見つけた。

アイスクリームに。

ラムネなんかも扱っています。

焼き菓子コーナー

焼き菓子・スナックコーナーです。おせんべいとか中心にラインナップされています。

西日本ではメジャーな、おにぎりせんべい。関東では売られていないのか知名度が低いです。

中部地方より東では販売されていないカールも置いてます。

激辛菓子コーナー。

植垣米菓鶯ボール。お目当てのワサビ鉄火は売り切れでした。

店内には、だがし神社なんてのもあります。

ボンタンアメ都こんぶの御朱印帳も販売しています。

昭和な駄菓子屋さんも。アニメ「だがしかし」に出てくる駄菓子屋『シカダ駄菓子』を再現しています。

縁日コーナーです。かき氷のシロップや金魚すくいのポイなんかも扱っています。

昔の玩具も見つけました。火薬で音を鳴らす鉄砲のオモチャです。昔、持ってたな。

ゴムで飛ばすスチロール製のグライダー。

竹とんぼやベーゴマ、オハジキなんかも売ってました。

スーパーボールのくじ引きを見つけました。1セットで3千円です。

雑貨コーナーには、お菓子メーカーとコラボした文房具など各種グッズが置いてます。

ボンタンアメサクマドロップスのお香もありますね。

駄菓子コーナー

駄菓子コーナーには、1個10円から買える各種駄菓子が売ってます。

小学生の時によく買っていた懐かしのお菓子たち。今でも10円で買えるのか。

懐かしいマルカワマーブルフウセンガムです。

箱ごと大人買いもできます。

ブラックサンダーも各種置いてます。

昔の子どもは、駄菓子屋で串かつとか酢イカとか買っていましたね。

イカ焼きとか、酒のツマミですよね。

お酒もいろいろ売っていました。ボンタンアメ味です。

この日は平日でしたが、夏休みで学生や親子連れのお客さんが多かったですね。

安売り商品を中心に、買い物カゴ1杯に買ってしまいました。

支払いは現金のみです。クレジットカードやQRコード決済には対応しません。ご注意を。

店内にはセブン銀行のATMがあります。

バスが来るまで時間があったので、ほうじ茶アイスをいただきました。想像していたより、ちょっと甘いな。

帰路

帰りは16時51分発の長船駅行きのバスです。同じルートを辿って帰ります。長船駅周辺は平日夕方、渋滞することが多いので、予定の時間に駅に到着できない場合もあるようです。ご注意を。赤穂線の岡山駅方面行は30分に1本の割合で出ています。

ほとんどのお客さんは車で来ていましたが、公共交通機関でも問題なく来れました。滞在時間は2時間見ておけば十分ですかね。周辺には、このほかにも、備前長船刀剣博物館や備前中南米美術館など観光施設があります。冬場は日生の牡蠣お好み焼き(カキオコ)も人気です。


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