HEADWOLFから新発売された軽量8インチタブレットFpad3について、公式仕様ではサポートされていないau回線のプラチナバンドも掴むようです。手元にある各社SIMを試してみたので結果をご報告です。今回使用したのは、LINEモバイルのソフトバンクSIMとドコモSIM、そして、auローミングに対応した楽天モバイルSIMです。
【ソフトバンク回線】
まずは、中華スマホと相性のよいソフトバンク回線から見ていきましょう。ソフトバンクの主要周波数帯はBand 1/3/8の3種です。そのほか、11/28/41/42も利用されています。
LINEモバイルのソフトバンクSIMをセットしてみました。APN設定すれば問題なく使えます。プラチナバンドのBand 8を掴んでいます。元々、ソフトバンク回線は中華スマホと相性よいので、Fpad3でも大丈夫です。
岡山駅近くの商業施設内ではBand 41に繋がりますね。
速度も23Mbps出ています。
【ドコモ回線】
続いてはドコモ回線です。ドコモの主要周波数帯は、Band 1/3/19/21の4種です。そのほか、28/42も利用されています。
同じくLINEモバイルのドコモSIMをセットしてみました。プラチナバンドのBand19を掴んでいます。
Band 1も繋がりますね。
岡山駅構内では同じくプラチナバンドのBand28に繋がりました。ドコモ回線も特に問題なく使えるようですね。
MVNO回線だからか、ドコモ回線はソフトバンク回線と比べると全体的に速度が遅いですね。岡山駅近くでの結果です。
【楽天モバイル】
続いては楽天モバイル回線です。楽天モバイルの主要周波数帯は、Band 3の1種で、これに加えてauローミングの18/26も利用されています。
楽天モバイルSIMについても試してみました。こちらはAPN設定無しで接続されました。Band3に繋がります。
さらに、自宅で確認したところ、auローミングでプラチナバンドのBand18にも繋がっています。
メーカー公表のスペックではBand18は非対応ですが、auのプラチナバンド18も使えるようです。主要3社のプラチナバンドに対応するというのはかなりの利点ですね。
【まとめ】
中華タブレットの4G LTEモデムは、ソフトバンク回線しかプラチナバンドを掴まないイメージを持っていましたが、HEADWOLFの製品は日本市場向けのカスタマイズがしっかりしているのか、主要3回線のプラチナバンドをカバーしている点は評価が高いですね。
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