【レビュー】Xiaomiの価格破壊端末Redmi Note 10 Proを買ってみた

春は買い物。あれこれと買ってますな。今回はスマホサブ機にXiaomiRedmi Note 10 Proをポチッてみました。日本では謹慎中のHUAWEIに変わって、高性能スマホを低価格で発売していることで最近浸透してきたXiaomiです。メイン機POCO X2(Redmi K30)からの買い換えを検討していました。

当然、先日発表された後継のK40が候補に上がるわけですが、価格高い割にスナドラ888のバッテリー持ちが悪いとの評判を耳にし手が出ず。そんなときにAliexpressのワールドプレミアでRedmi Note 10シリーズが安売りしてたので思わずポチりました。若干スペックは弱めですが、まあ、近々ソニー製1インチセンサーのIMX800を搭載したスマホが登場するらしいのでメイン機の買い替えは控えて、サブ機用に買ってみることに。

商品概要

メジャー機なので詳しい説明は省きます。購入のポイントとしては、ゲームはiPad mini使うのでSoCの性能はそんなにこだわらないけど、カメラはそこそこハイスペックなものが欲しい。ということで、電池の持ちが良さげなSnapdragon 732Gで、メインカメラにサムソン製の1 / 1.52インチ 1億万画素(108MP)センサー ISOCELL HM2を搭載したRedmi Note 10 Proをチョイスです。

ちなみに、カメラはそのほか、8MP超広角5MP2倍テレマクロ2MP深度センサー16MPセルフィーという構成です。メイン機POCO X2(Snapdragon 730G、IMX686)と比べると大差無いような気もしますが、9 in 1ピクセルビニング2倍テレマクロは気になるかな。

難点としては、コストダウンのため5GWiFi6USB 3.0光学式手ブレ補正4K 60fpsなどは未対応といったあたり。正直、5Gは必要ないけど、WiFi 6は対応してほしかったし、HM2なら4K 60fpsで撮影してみたかった。このへんがサブ機止まりの理由です。

価格は、Aliexpressのワールドプレミアセールでメモリ6GB、ストレージ128GBモデル29,716円DHL送料2,558円也。安いですね。ちなみに、Redmi Note 10 Pro については日本の技適を取得済みということで近いうちに日本国内でも発売される可能性が高いようです。

なお、グローバル版の対応バンドは、FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 20 / 28 / 32、TD-LTE:38 / 40 / 41です。ドコモ系ではプラチナバンドのBand 19に対応していないのが残念。au & 楽天モバイルについてもBand18が使えないので厳しいです。ソフトバンク系ならプラチナバンドのBand 8に対応しています。中華スマホはSoftbank回線と相性いいですね。日本国内版のバンド対応がどうなるか。Xiaomi端末は日本でも価格差そんなにないですし、セールもあるのでバンド対応するなら日本版を待つのがよいかもですね。

日本版発表

3月31日に日本国内での発売が正式発表されました。4月16日発売開始で、価格は消費税込み34,800円。税抜だと31,636円ということで本国とほぼ同じ価格ですね。ポイント等各種値引きを考えると日本のほうが安く買えるでしょう。

さらに日本版はグローバル版では非対応だったバンドB18B19にも対応しているので、Docomoauのプラチナバンドも使えます。Docomoau楽天モバイルで運用するなら国内版ですね。まあ、SoftbankユーザーでもAmazonなら配送も早いですし、わざわざ中国から買うメリット無いでしょう。→Amazonリンク

開封してみた

商品は、3月9日注文で16日に発送、27日に到着です。関税等追加費用はなし。

同梱品は、本体、クリアケース、USBケーブルと充電器(EUプラグ)、取扱説明書です。オマケでEU→JP変換プラグが付いてましたが、まあ使わんよな。

サイズ感はPOCO X2(写真右)とほぼ同じですね。重量は裸で194グラム、ケースつけると205グラムなり。裸で208グラムPOCO X2と比べるとわずか14グラムの差ですが、意外と軽く感じます。

出荷状態で保護フィルムが貼ってます。このあたりはうれしい。

右側面には、ボリュームキーと電源ボタンが。電源ボタンは指紋センサーを兼ねています。同じXiaomiなのでOSも含めた操作性はPOCO X2と同じ。

本体上部には、3.5mmオーディオ端子、スピーカー、マイク、赤外線リモコンです。

底面は、USB Type C端子とスピーカー、マイクがあります。この価格帯でステレオスピーカー搭載とはうれしい。画面横向きにして本体左右から音が出ます。僕は右耳難聴持ちなんで助かります。

トリプルスロットで、ナノSIM x 2とマイクロSDが同時使用可能。通話用Docomo SIM + データ用Softbank SIMみたいな使い方ができます。排他SIMやマイクロSDスロット省略する機種が多い中でうれしい。

やはりカメラの出っ張りは気になりますね。1円玉2枚分の厚さ。約3ミリです。センサーサイズが大きくなってるので仕方ないのか。

画面を上にして平らなとこに置くと傾きます。レンズ面が直接触れるし、やはりケースはあったほうがいいですね。

付属のクリアケースつけるとこんな感じ。フチのほうが気持ち高いのでテーブルに置くとレンズは触れません。とはいえ、レンズフィルムは欲しいかな。

ケースはキャップカバーが付いてます。正直ジャマだな。あと、ストラップホールが空いてないのはマイナス点。

ということで、別途NILLKINのケースを注文しました。レンズカバー付きなのはうれしい。アクセサリー関係では、急速充電器を買い足すのがオススメ。NILLKIN製ケースも含めたアクセサリー類のレビューはこちらに。

ディスプレイ

Redmi Note 10 Pro(左)のディスプレイはPOCO X2(右)と同じAMOLEDです。明るさ最大にして比べてみると輝度はN10Proのほうがだいぶ明るい。屋外での視認性も高くなっています。ちなみに、POCO X2のディスプレイは黄ばんだ感じが…。moto zのときも同じような経験ありましたが、有機EL液晶は経年劣化で白い部分が黄ばんでくる尿化と呼ばれる症状がでてくるようです。使い始めて1年ちょいですが、結構進んでますね。一方、Note 10 Proは鮮やかな白です。

リフレッシュレートは120Hzに対応していますが、一般的な用途であれば60Hzで問題ないかと。バッテリー節約したい人は、ディスプレイ設定で60Hzに変更しておくといいです。

アプリ関係

XiaomiのスマホはAndroid系のMIUIを採用しています。基本的な操作方法はAndroidですが、はじめての人には若干戸惑いあるかもしれませんね。

アプリ関係はXiaomiMIアプリがいくつか入っており、アンインストールはできません。ゲームなどは削除可能です。

総合評価☆☆☆☆☆

ここではカメラ機能を除いた全体的な使用感をいったん評価。完成度は高い。特に不満はないです。星5つ。お値段安い割に、安定感あります。ソツのない優等生端末って感じ。HUAWEIGoogleハミゴで選択肢に入らなくなった現在、Oneplusrealmeなど各社の春の新モデル群と比べても価格、機能の両面でXiaomiの端末が頭ひとつ抜け出た感あります。別記事で詳しく紹介しますが、Antutuベンチマーク(V9)も34万点台Antutuベンチマークの結果はこちら)で普段使いのスマホとしては十分すぎるスペックです。

不満点としては、強いてあげればWiFi6に対応してないとこぐらい。あと、カメラの出っ張りは気になるといえば気になるが、まあ許容範囲ですかね。

カメラ編に続きます。

Antutuベンチマークの結果はこちら。

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